アラサー読者のNGコーデを、スタイリストが改善!【カラーニットが浮きがち】

誰もが一度は思う、「もしもスタイリストさんに私服をコーディネートしてもらえたら…」。今回は真冬のオシャレに悩むリーダーズが、リアル私物を持ち込んで荒木さんを直撃! 表紙スタイリングも務める師匠に、手取り足取り教えてもらいました。

お悩み「気分を変えようと買ったカラーニットのコーデがわからない(涙)」

荒木さん「白シャツで正統派な雰囲気をプラスして今年らしいニット×パンツに」

自分の〝好き〞は維持しつつアップデートされたベーシックを楽しもう!

相談者は… 井上友美さん(32歳・金融関連)

井上 基本的に普段はベーシックカラーを選ぶことがほとんどで、こういう色物のアイテムはあまり着ないんです。でも気分転換してみたい気持ちもあって、ブルーのニットに挑戦してみようと!
荒木 いいね! ちなみに色物ってたくさんあると思うけど、どうして井上さんはブルーを選んだのかな?
井上 ブルーなら甘すぎないし、自分でも着られそうだと思って選びました。私、甘い雰囲気のアイテムは苦手で…。
荒木 井上さんの私物をいくつか見せてもらったけど、ベーシックなものが多いよね。あと比較的辛口というか。
井上 そうなんです! 例えばこういうざっくりニットってロングスカートに合わせる着こなしもよく見かけるんですが、私はふんわりしたシルエットや甘めな着こなしはあまりしないんです。だから結局このカラーニットもスキニー合わせになってしまうんですよね。
荒木 そうか、着こなし的にざっくりニットにロングスカートも可愛いけど、苦手なら別の方法を考えよう! 同じスキニーだけど、井上さんのキャラクター的にレザーのレギンスにしてみるとか。絶対好きだと思うよ。私も辛口アイテムが好きだから、気持ちはよく分かる(笑)。
井上 レザーのレギンス、ちょうど欲しかったんですよ〜!
荒木 ただ存在感のあるカラーニットにレザーレギンスだけだとハード見えしてしまうから、白シャツを挟んでみるとかね! やっぱりハードすぎると、メンズから引かれるじゃん(笑)。ニットからシャツがのぞくだけで、正統派な雰囲気が加わって、ぐっと好印象。
井上 カラーニットにも挑戦できるし、〝アップデートされたベーシック〞という感じがしてワクワクします!

教えてくれたのは…

スタイリスト荒木里実さん 大人

スタイリスト荒木里実さん
大人のカッコよさを引き出すコーデといえばこの方! 辛口アイテムを軸に、女らしさを加えたスタイリングが大人気。

撮影/木村 敦 ヘアメーク/廣瀬浩介 スタイリング/荒木里実 取材/広田香奈 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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