コロナ禍で、価値観も考え方も大きく変わった私たち。ファッションにおいても、選ぶ服の基準は以前とだいぶ変わりました。そして、ようやく元の日常に近づきつつある今、あらためて本当に必要な、価値のある服を見直してみませんか?オシャレ気分を上げるには、最旬のトレンドも取り入れたいけれど、自分に似合うお気に入りの服や、着回せる服も揃えておきたい。賢くお買物するために、長く愛用できる服、ヘビロテしたい服、2つの目線でこの冬投資するべきワードローブを厳選しました。
1.必要なのは…今後の私の核となるアウター
いちばん面積が大きく印象の強いアウターは、冬スタイリングのセンスのバロメーター。大人にはきちんと高見えする上質なコートが必要です。3年後の自分にもぴったり似合うよう、なりたい自分に合わせた一枚をチョイスして。
エレガントに舞うさくら色コートが大人の装いを華やか&リッチに格上げ
一枚仕立てのリッチなコクーンシルエットコート。甘すぎない絶妙な淡ピンクは、グレー、ベージュ、モノトーンなど、あらゆるベーシックカラーとキレイになじみます。コート¥286,000(ebure/ebure GINZA SIX店)ニット¥19,000(ノーク バイ ザ ライン/ノーク)デニムパンツ¥24,200(リーバイス® オーソライズドビンテージ/リーバイ・ストラウス ジャパン)バッグ¥379,500パンプス¥116,600(ともにロジェ ヴィヴィエ/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)バッグにつけたスカーフ¥17,600(マニプリ)ピアス¥7,150ネックレス¥11,000〈ともにイン ムード〉バングル¥11,550〈エイチアッシュ〉(すべてフォーティーン ショールーム)リング¥12,100(シンパシー オブ ソウル スタイル/フラッパーズ)
2.必要なのは…トレンドに左右されない大人の可愛い
いくつになっても可愛いものが好き♥そんな女心をくすぐるプリンセス気分なチュールスカート、実はトレンドに左右されないから投資して間違いない。甘い服にあえて相反するゴツいブーツを合わせる、小物合わせで今年らしさを出して。
強めのブーツと肌見せでチュールスカートをモードに引き寄せて
ハッとする印象的な後ろ姿、コンバットブーツのインパクト、意外性のある組合せが旬の洒落感に導くカギに。スカート¥55,000(ツル バイ マリコ オイカワ)ニット¥30,800(DESPRÉS)キャミソール¥11,550(スリードッツ/スリードッツ青山店)バッグ¥205,700(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン)ブーツ¥143,000(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス) ネックレス¥13,500イヤリング¥9,180(ともにアビステ)バングル¥30,800(シンパシー オブ ソウル スタイル/フラッパーズ)
撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK) モデル/松島 花 ヘア/Dai Michishita メーク/YUKA HIRAC(VOW-VOW) スタイリング/大野千歩 取材/宮沢裕貴子 再構成/Bravoworks.Inc