毎日を心地よく過ごすには、気分のアガる色を身につけるのが何よりも効果的。優しいブルーとピンク。そんな大人がときめくベイビーカラーをさりげなく取り入れるコツとは?ニュアンス配色の名手・スタイリスト乾千恵さんに、素材選び&配色ワザを教えてもらいました。
「ベイビーカラー」コーデのポイントは?
“ベーシックカラーとの配色”パステルを上品なムードに落ち着けて
優しげなベージュや白、知的なネイビーetc.…次は見慣れたベーシックカラーに溶け込ませて、「ベイビーカラーを際立たせて楽しんでほしい」と乾さん。
カジュアル⇔エレガントな“素材感”使い分けてコーデに奥行きを
乾さんが大事にしているのは「淡いパステルカラーを〝可愛い〟と感じたときの気持ち」。無難なコンサバ素材より、サテンやカシミヤなどムードのある素材で気分をアゲて
冬に重宝するのはふんわり心地いいピンクニット
[上]大人が投資すべきは「上質なカシミヤ100%ならではの、高級感のあるピンク」。ニット¥54,00(ヴィンス/ヴィンス表参道店)[下]ワンピースやふんわりスカートに重ねてゆるっと着るのが素敵。ニット¥17,000(CELFORD/CELFORDルミネ新宿1店)
カジュアルorキレイめ。ピンク選びの秘訣は素材にあり
[右]カジュアルなTシャツなら、気負わず楽しめる。Tシャツ¥6,000(フルーツ オブ ザ ルーム フォーRHC/RHC ロンハーマン)[左]今年らしさを叶えるツヤ感のあるサテンスカート。ピンクも自ずと大人っぽく。スカート¥16,000(マイストラーダ)
“理想はベイビーカラーのように――。まわりを優しく和ませる、フェミニンな女性でありたい”
昔からニュアンスカラーが大好き。スタイリングも、全身黒でカッコよくというより、柔らかい色でフェミニンな女性像を作りたい。年齢を重ねると、その人の佇まいや人格がより服に表れると思うようになりました。だからこそ、選ぶ色はビビッドカラーより断然パステルカラー。この秋なら、優しいベイビーピンクとブルーが気になります。この甘く可愛らしい色を大人っぽく着るなら、ワントーンorベーシックカラーで馴染ませるのがいい。そしてベロアやサテンの光沢、モヘアのふんわり感…など、ムードのある素材感も大事。纏ったときに“心がときめく”かどうか、それが配色と素材選びのコツなのかもしれません。
教えてくれたのは…
スタイリスト・乾 千恵さん
CLASSY.やSTORYなど多くの女性誌で活躍。大人がときめくスタイリングにファン多数。撮影時には淡いブルーが印象的なMARIHAの天然石リングを着用。「気分をアゲてくれるお守り的存在」として最近仲間入りしたそう。
撮影/谷田政史(CaNN)〈人物〉、佐藤 彩〈静物〉 モデル/オードリー亜谷香 ヘア/EIJI KADOTA(SIGNO)メーク/Ryota Nakamura(3rd) スタイリング/乾 千恵 取材/横山理恵
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