オシャレしてるのに、何かが惜しくて、ひっそり変なあだ名をつけられ社内で噂されてしまう人…。そんな残念なアラサーOL、あなたの会社にもいませんか?第1回はとある大手金融関連会社に勤めるF子さんの証言をご紹介します。
今回の証言者は…
大手金融関連会社の本社勤務・F子さん(30)
通勤服の規則が厳しく、基本はセミフォーマル指定。外出時は原則ジャケット着用。派手なカラーもの・柄・ワイドパンツ・長い丈のスカートはNG。靴の色も、黒・ベージュ系以外はNG…と縛りが多い。「とにかく地味がよしとされる中でもオシャレのやり方は色々とあるはずなのに、様子のおかしい人が多いんです」
Case①今日も順調に濁ってる。ついたあだ名は「沼」!?
「同期の彼女は甘めなファッションが好きで、パステルカラーが大好物。でも根が真面目だから、会社の服装規定に合わせて”地味にしなきゃ”と考えているみたいで。ある日のコーディネートがダスティブルーのブラウス×ダスティグリーンのスカートだった。もう、ぱっと見”沼”かと。藻が生えたどぶ沼みたいな配色にどん引き…。せめてブラウスのブルーだけでも、アイスブルーみたいなキレイな色だったら救いがあったのに!誰もツッコミを入れられないのがまた辛いところです」
こうすれば「沼」にならなかった!!正解コーデは
厳しめオフィスもOK!寒色系パステルはクリアなキレイ色をチョイス
※すべて『CLASSY.』2020年 6・7月合併号掲載
Case②オシャレなはずのグレートーンが…ねずみ男ならぬ「ねずみ女」!?
「これも、根が真面目で地味色しか選ばない人ゆえに起こる悲劇。グレーのワントーンコーデが完全に”ねずみ”なんです。会社のフロアの絨毯の色と合わせてる!?ってくらいのグレー。その人はインパクトの強いアイテムが好きだから、ひとクセあるデザインのプリーツスカートを着たりしているんだけど、それもきちんとグレーを探してくるんですよね…。よく見つけてきたなと感心しちゃうくらい。冬はタイツもグレー、ブーツもグレーで、まるでオフィスになじむミリタリー服!?と思っています」
こうすれば「ねずみ女」にならなかった!!正解コーデは
白を挟んだり、ハンサムなアイテムを選んでグレーをこなれさせて!
イラスト/小松亜紗美(Studio CUBE.) 取材/野田春香 構成/CLASSY.編集部
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