腸の働きを整え、免疫力を上げることで知られる今話題の健康法、「腸活」。でも「そもそも腸活って何?」と思っている人も多いはず。CLASSY.ONLINEでは腸活の第一人者、小林メディカルクリニック東京小林暁子院長監修のもと、初心者さんにも分かるように「腸活」をわかりやすく解説していきます!健康と美に手を抜きたくないアラサー世代に知ってほしい腸活の知識を短期連載にて紹介。第3回目は腸活を妨げてしまう6つのNG習慣をピックアップ。早速実生活に取り入れて腸活の効率を上げましょう!
モデル加治ひとみさんは8年の腸活を経て体脂肪10%台を実現!
CLASSY.本誌をはじめ、多くの女性誌に登場するモデルの加治ひとみさん。撮影現場でスタッフが思わずため息をついてしまうほど引き締まったウエストは腸活8年が築いた賜物!現場ではいつも腸活に効果のある食材やエクササイズの話で盛り上がります。
①コーヒーを飲んで1日を始める
「朝起きたらまずコーヒー」というコーヒー派の皆さん必見!寝ている間に水分が失われた体には水で水分補給を。コーヒーは利尿作用を促すため、体内の水分を出そうとしてしまいます。コーヒーを飲むのはコップ1杯の水を飲んでからにしましょう。
②仕事前は朝食をパス!
忙しい朝はつい朝ごはんとランチをドッキングしがち。ステイホームが続いたことで朝ごはんを食べる習慣にシフトしている人も多いはず。朝食をとらないとお通じも悪くなってしまいます。晩御飯を遅くしてしまうと、朝お腹も空きにくいので、晩御飯をとる時間は意識しましょう。
③ついついチョコレートをつまむ
糖分が多いチョコレートを食べるとミネラル分を余計に吸収しようとするため、腸の動きが鈍くなりがち。もしチョコレートが食べたいなら、食物繊維が豊富なカカオが高配合されているものを選んで。腸活オタクの加治ひとみさんは高カカオのチョコレートで美肌を実感したそう。
④トイレを我慢する癖がある
仕事中だとなかなか行きにくいのがランチ後のトイレタイム。お通じを我慢するのは腸内環境にもよくありません。また肌荒れを招く原因にも。できるだけトイレに行けるような環境を作りましょう。
⑤椅子に座るとすぐ脚を組みがち
脚を組むことで骨盤周りの筋肉が弱くなり、排便力が落ちる原因につながります。デスクワーク中はついつい脚を組んでしまいがちですが、気をつけましょう。座るときのコツは深めに座り、両ひざをつけること。肛門付近の筋肉を締める感覚を意識して。
⑥寝る直前までスマホをいじっている
就寝前のスマホタイムは交感神経が優位となり体が休まらず、寝ている間の腸の働きが悪くなってしまいます。睡眠の質を上げるためにも、腸の働きを良くするためにも、寝る直前はスマホから離れましょう。
記事を監修した腸活のプロフェッショナルとは?
【小林暁子先生】
小林メディカルクリニック東京院長・医学博士。20年以上で計25,000人以上の腸を改善してきた腸活のプロフェッショナル。内科、皮膚科、アレルギー科のほか、健美腸外来、女性外来、漢方外来など全身の不調に対応する。CLASSY.を始め雑誌やメディアで活躍するモデルの加治ひとみさんが信頼をおく腸活のパートナーでもあり、テレビ出演や講演でも活躍。「女性の自律神経の乱れは腸で整える」(PHP研究所)、「医者が教える最高の美肌術」(アスコム)など腸活や美肌に関する書籍も多数出版。
【小林メディカルクリニック東京】
港区赤坂2-3-5赤坂スターゲートプラザ2F ☎︎03-3589-3717 http://www.kobayashimed.com
無意識のうちにしがちな習慣も実は腸にとって負担をかけていることも。少しずつ直していくことが、腸活を続ける秘訣です。
参考文献/「腸が変われば、人生が変わる 美腸の教科書」小野 咲著・小林暁子監修(主婦の友社)
取材/角田枝里香 構成/CLASSY.ONLINE編集室