忙しい日に！アイロンで巻かない「簡単ヘアアレンジ」｜①シンプルまとめ髪をキレイに！

通勤の日や、寝坊した日など、朝からアイロンで髪を巻いている暇がない！という方も多いのでは？今回は、CLASSY.ONLINEでも人気の「アイロンで巻く必要がない」「アイロンで巻かなくてもキマる」というヘアアレンジをご紹介します。
まずはポニーテールとハーフアップ、２つのシンプルなアレンジから。アイロンで巻かなくてもキレイに見せるヒントがたっぷりです。

?アイロンで巻かないアレンジのポイント?

【アイロンで巻かないシンプルヘアアレンジ①】ボブ～ミディアムの人は「ハーフアップ」がオススメ

慣れれば１分もかからずできてしまう、超シンプルなハーフアップ。顔周りの髪をすっきりと後ろにまとめているので、清潔感もあり顔にパラパラと髪が落ちることなく、機能性も抜群。仕事も忙しい方や、通勤の日などに最適なヘアアレンジです。ボブのレングスでもできるのが嬉しい。

アイロンで巻かない「ハーフアップ」の作り方

トップの髪を、目の高さよりも高い位置で結びます。顔周りには後れ毛を残さず、ぴしっとタイトに束ねましょう。毛先が落ちる向きを、下に向けて毛先が暴れないようにすることも大切です。

トップは指で軽く引き出して高さを出します。シルエットが美しく見え、ペタンとつぶれて見えないようになります。引き出す際は、結び目がゆるまないように、必ず逆の手で押さえることが肝心です。

仕上げに、ゴムに少量の毛束を巻き付け、結び目をしっかりと隠します。この時、毛束はポニーテールになっている内側の部分から取るようにすると、きれいに隠せます。

こんな人が向いています
鎖骨くらいのレングスの、ミディアムボブ。アイロンで巻かなくてもハーフアップがキレイに決まる、ちょうどいい長さです。

【アイロンで巻かないシンプルヘアアレンジ②】ロングの人は「ポニーテール」がオススメ

髪が長い人は、毛先がキレイにまとまる「ポニーテール」がオススメです。顔周りに後れ毛を残さないヘアアレンジのすっきり感と、タイトなポニーテールがグッドバランス。アイロンで巻いてない分、ボリュームも出すぎないのもちょうどいいんです。

アイロンで巻かない「ポニーテール」の作り方

毛束をタイトに集めて、目の高さの位置で結びます。シリコンゴムでなく、布ゴムを使う方が、ロングの場合はキレイにまとめやすいです。

結んだゴムを手で押さえながら、軽く表面に溝をつけるように手グシを通します。ぺたんとしすぎるとあまりにも寂しく見えるのをカバーします。

さらに、ボリュームがないと絶壁に見えやすい後頭部付近は、指で軽く引き出して、フォルムを大きくしてバランスを取りましょう。

ポニーテールの内側から少量の毛束を取り、ぐるぐると結び目に巻き付けて隠します。レングスが長い場合は、毛束を平べったく巻き付けるのがポイントです。

こんな人が向いています
鎖骨以上の長さのロングヘアに最適なヘアアレンジ。くせが強い場合にはスタイリング剤でオイルを使うなどの工夫を。

今回のヘアを解説してくれたのは…
ヘアメイクアーティスト
鈴木富美子さん（ヘアサロンEMBELLIR・代表）
スタッフ全員が毛髪診断士の資格を取得している、髪の美しさにこだわるヘアサロン「アンベリール」代表。大人らしい上品なヘアアレンジが得意で、着物やウェディングのアレンジ本を多数出版。20代～50代以上まで、幅広い層の女性たちからの厚い支持を受けている。サロンではオリジナルのヘアアクセサリーの販売や、ヘアセットのオーダーも可能。

EMBELLIR　アンベリール
東京都渋谷区神宮前4-2-22 アビターレ2F
☎03-6447-4263　営業平日11：00〜20：00 / 土日祝 10：00〜19：00（火曜定休）
https://www.embellir.jp.net/
Instagram→@embellirhairstyle  @embelliromotesando

いかがでしたか？CLASSY.ONLINEでは、他にもたくさんのヘアアレンジを更新しています。「くせ毛や多毛で参考にならなかった」「やっぱりアイロンで巻いて華やかに見せたい！」そんな声に応えるものも、きっと見つかります。ぜひ探してみてくださいね。

撮影／奥村浩毅　ヘアメーク／鈴木富美子（EMBELLIR）　モデル／井上友美さん（30歳・外資金融勤務）、稲田梨乃さん（27歳・商社勤務）<ともにCLASSY.LEADERS>　編集／ガヤ美（CLASSY.ONLINE編集室）