ふさふさ眉全盛の今。もともと生えない、または昔抜きすぎて生えてこなくなってしまったなどの薄眉さんにとっては困難な時代。でも大丈夫!「薄眉こそコツさえつかめばどんなデザインにもできます!」と力強いお言葉。美眉のプロ玉村麻衣子さんが、元からナチュふさ眉に見える描き方を伝授します。
”元からふさふさ”に見せるアイテムとテクニックを公開!
CASE1 薄い&半分ない!
すっぴん眉
セルフメーク眉
完成!
影を描いた中に毛を1本1本 描き足すことで、空気感のある 「リアルなふさ眉」に
眉尻が消えやすいパウダー使いをやめ、影色リキッド+植毛極細ペンシルで描くとこんなリアルな毛感が実現。(西脇仁美さん・35歳・医療系PR)
【使ったのはコレ】
自眉が薄い人用に開発されたイプサの「クリエイティブ アイブロウ エレメンツ」(3本セット売り¥5,000)をフル活用。〈右から〉髪の毛&眉毛を描くペンシルと色を合わせたダークブラウン。アイブロウマスカラ 03 BR、毛に近い太さの極細芯。アイブロウペンシル03 DBR、通常のリキッドと違い、いかにも〝描きました〞にならない影色が薄眉さんに◎。アイブロウリキッドライナー 03 GY(すべてイプサ)
1、極薄発色の影色リキッドペンでなりたい眉をざっくり描く
リキッドペンで毛がある部分は眉に沿って、ない部分は描く。下辺は目頭と目尻を結ぶ線と、眉山~眉尻は目尻のフレームと平行に。
2、極細ペンシルで毛のない部分に1本1本描き足していく
ペンシルで周りの毛と同じ向きに細く、毛と毛の隙間をつぶさずに描く。黒目の上のみ色を重ねると自然な立体感が出る。
3、眉頭だけスクリューブラシで鼻方向にぼかす
眉頭がくっきりしているとのっぺり〝描いた感〞が出てしまうので、必ずぼかす。地面と平行に鼻方向に横にぼかして。
4、眉マスカラの余分な液を手の甲で一度取る
描いたところと自眉をぼかしてつなげる眉マスカラはマスト。余分な液が地肌につかないよう、必ず手の甲で一度オフ。
5、眉マスカラを毛のあるところにジグザグづけする
マスカラを毛のある部分からジグザグにブラシを動かしてつける。眉毛がなくなる境目までつけ同色で描いた毛とつなぐ。
6、コームですかさずとかしてダマを取り、なじませる
眉マスカラが乾く前に、コームでさっと全体をとかす。ダマ防止とともに、全体をより自然になじませる効果も。
CASE2 細い&生えない!
すっぴん眉
セルフメーク
完成!
毛がない人は、しっかり色が のって境目をぼかしやすい チップタイプでふわ眉に
毛がない部分が多いのでいつもペンシルでムラづきして、海苔眉に。自然なつきでモチもいいチップタイプが◎。(本間彩加さん・32歳・IT関係)
【使ったのはコレ】
〈右から〉「毛のない部分を自然に描くには、密着度の高いチップタイプのこのパウダーがベスト!」チップオン アイブロー オリーブブラウン¥1,200(エテュセ)、「色にこだわり、チップと同色の眉マスカラを使用。毛のあるところとないところを自然になじませるのが目的」キスミー ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ 04 ¥800(伊勢半)
1、チップの密着パウダーで毛のない部分を足す
毛のある部分から外側へチップで眉中~眉尻を描く。チップの太さで中心をまず描き、その上下をぼかすように肉づけしていく。
2、眉頭を描いてスクリューブラシでぼかす
チップに色を足さずに眉頭を小鼻のへこみの真上くらいまで描く。その後スクリューブラシを鼻方向に動かして、ぼかす。
3、チップと同色の眉マスカラでなじませる
毛がある部分に下から上にジグザグ眉マスカラをつける。すぐにコームで毛流れに沿ってとかし、ムラづきやダマを防ぐ。
CASE3 細い&まばら!
すっぴん眉
セルフメーク
完成!
チップでぼかし、肌に 溶け込むナチュ眉に。眉頭と 眉の上辺の抜け感が大切
普段は全体に濃く描いてパール系白アイシャドウで薄めるといったNG眉! チップ使いでぼかせばもっと自然に。(堤奈緒さん・29歳・住宅メーカー勤務)
【使ったのはコレ】
〈右から〉両端にペンシルとスクリューブラシ、中央にパウダーチップを内蔵した優秀3wayは玉村さんもおすすめの1本。サナ エクセル パウダー&ペンシル アイブロウ EX PD01 ¥1,450(常盤薬品工業)、髪色に合っていながら、毛感を柔らかく見せてくれる赤みブラウンの眉マスカラ。フーミー マルチマスカラ レッドブラウン¥1,500(Clue)
1、眉の下側と眉尻のアウトラインを描く
ペンシルで、眉の下ラインを眉頭手前から眉尻まで、眉山から眉尻までのアウトラインを描き、毛がまばらな部分を埋める。
2、ペンシルに内蔵されたチップでぼかす
スクリューブラシで全体をぼかすと消えすぎてしまうのでチップで色づけしながら輪郭をぼかし、全体にも色づける。
3、チップに色を足さず淡づけで眉頭をオン
チップに色を足さず余った色で、眉頭の下~斜め外側に向かって眉頭を描く。その後スクリューで鼻方向にぼかす。
4、眉マスカラをジグザグ塗りして全体をなじませる
一度しごいて余分な液を取った眉マスカラを下から上へジグザグ塗りして、コームで毛流れに沿ってとかし完成。
CASE4 薄い&ムラがある!
すっぴん眉
セルフメーク
完成!
繊細な細毛になじむのは パウダーで描く柔らか眉。 眉マスカラで毛感を出して
毛はあるけれど細い上、欠けていたり左右の差が大きい眉。薄さを生かしてパウダーで全体を描き形を整えるとGOOD!(内田智子さん・34歳・秘書)
【使ったのはコレ】
〈右から〉上品なツヤと自眉のようなボリュームが叶う。ボリューム アイブロウ マスカラ 02 ¥3,000(SUQQU)、見る角度により色が微妙に変化する3Dパウダー配合で、自然な立体感! KISS ME P.N.Y.スージー パウダーアイブロウ エキスパートSP 02 ¥1,300(伊勢半)
1、薄く全体にある細い毛をパウダーで補強
パレットの下2色を混ぜて元からある眉をなぞるように埋める。ブラシで小刻みに毛と毛の間を埋めていく。
2、黒目の上だけ同じ色を重ねて、立体グラデに
1と同じ色をブラシに取り直して、黒目の上にもう一度のせる。眉中を濃くすると眉がのっぺりするのを防げる。
3、眉頭を描き、スクリューで鼻方向にぼかす
同色のパウダーで、両眉欠けている眉頭を、眉の下辺から斜め外側に描き、スクリューブラシで鼻方向にぼかす。
4、眉頭の毛をマスカラで立たせて、毛がある風に
眉マスカラで全体をとかして整えてから、眉頭を下から上に。描いた部分と毛をなじませつつ毛を起こして強調。
■教えてくれたのは…
玉村麻衣子さん 美眉アドバイザー
骨格・筋肉に基づく眉理論を軸にトレンド眉から物真似眉まで、分析力と似合わせ技が秀逸。@maiko_tamamuraの#玉村まゆげ研究所も必見。
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