30代白髪対策「タイプ別！白髪を隠しやすいヘアカラー」３選

ある日鏡を見ていたらキラッと光る白髪を発見！　よく見てみたらほかにもちらほら…。人には話しにくい30代の白髪悩みはそう、突然やってくるものです。暗い白髪染めは絶対イヤだし、なんとかおしゃれに乗り切りたいという大人女子のみなさんに白髪のカモフラワザをご紹介！　表参道の人気ヘアサロン「アンベリール」の鈴木富美子さんがレクチャー。

あなたの白髪タイプは？ チェックリスト

まずは自分の白髪の出方をよくチェックしてみて。タイプ別におすすめの目立たなくさせる方法があるので、しっかり把握することが、白髪悩みを解決する第１歩です。
次のA、B、Cの中から自分がどのタイプに該当するかを診断してみてください。

Aに該当する人
分け目やトップに多い→表面にキラリ型
Bに該当する人
生え際やこめかみに多い→顔周りにちらほら型
Cに該当する人
後頭部や内側に出てくる→全体にパラッと型

それでは、それぞれのタイプ別のおすすめヘアカラーをご紹介します。

1.表面にキラリ型　の場合

全体をハイトーンに染めて白髪をなじませる

いちばん目立ちやすく、人にも気づかれてしまう表面の白髪。このタイプは全体をハイトーンカラーに染めて白髪をなじませてしまうのが得策です。次に生えてくる根元の白髪も表面だと目立ってしまうタイプだけに、白髪の白を明るいメッシュ代わりに利用してしまいましょう。
こちらはシルバーとナチュラルブラウンをミックスした髪色。白髪は黒髪よりも淡い色がきれいにのるのできれいなハイトーンカラーが作りやすく、さらにおしゃれ感も両立します。

2.顔周りにちらほら型　の場合

細かくメッシュを入れて、白髪を目立ちにくくぼかす

鏡を見るとどうしても自分が気になってしまうのが顔周り白髪さん。髪型としては前髪を作って隠すのが鉄板ですが、ヘアカラーでのカモフラ技も併用しましょう。細かいハイライトを入れることで白髪が目立ちにくく、ぼかしてくれます。
こちらは5㎜の太さで毛束を細かく取り出し、14レベルのいちばん明るいカラー剤をオン。全体はナチュラルブラウンでカラーリング。ハイライトを入れておくことで根元の白髪がのびてきた時に目立つのも軽減してくれます。

3.全体にパラッと型　の場合

全体を柔らかいトーンにし、インナーカラーもプラス

１カ所に集中せず全体にパラパラ出るタイプは、自分ではあまり気づかず一見目立たないものの、近い距離だと「結構多いね」という残念な印象になりがち。このタイプは全体を柔らかい色で染めてなじませておき、さらにインナーカラーで目線を白髪から逃がすのがおすすめです。
まず耳後ろやサイド、前髪の内側の毛束を取り出してブリーチします。その後、全体にカッパー系の柔らかいオレンジブラウンをオン。肌ツヤもよく見せる色なので華やぎもアップします。

教えてくれたのは…EMBELLIR鈴木富美子さん

表参道の美容室「アンベリール」主宰。毛髪診断士の資格をもち、デザインのみならず美しい大人の髪作りをサポートしてくれます。ヘアメイクアーティストとしても活躍。

【SALON INFO】
EMBELLIR　アンベリール
東京都渋谷区神宮前4-2-22 アビターレ2F 03-6447-4263
EMBELLIR fleur　アンベリール フルー
東京都渋谷区神宮前6-2-9 ミナガワビル4F 03-6433-5657
https://www.embellir.jp.net/

さらに白髪をカバーできる髪型や、ヘアアレンジなども続々紹介していきます！

撮影／齋藤裕也（t.cube）　ヘアメーク／鈴木富美子（EMBELLIR）　モデル／木村なつ子（39歳・医者）、西浦詩織（31歳・ヴァイオリン奏者）、秋元茉里（30歳・フルート奏者）　取材／薄葉亜希子　構成／ガヤ美（CLASSY. ONLINE編集室）