連載「アラサー女子の巻き返し美容」も大人気の美容家・石井美保さん。44歳とは信じられない(というか年齢関係なく美しすぎる!)美しさの秘訣は、食が基本でした。普段の食生活に取り入れたい石井美保さんのスープレシピを、目的別にご紹介します。
美肌になれる“ビタミン”スープ❶キャベツのポタージュ
「疲れたとき、肌荒れが気になるときの特効薬として、このスープをよく作ります。とろみのあるポタージュにすることで、満足感が得られます」(石井さん)
材料(2人分)
キャベツ…1/6個 玉ねぎ…1/4個
ベーコン…1枚 クミンシード…小さじ1
EXV. オリーブオイル…大さじ1 野菜ブイヨン…150ml
無調整豆乳…200ml 塩・黒こしょう…各適量
【作り方】
①キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切りにする。ベーコンは細かく切る。
②鍋にオリーブオイルとクミンシードを入れて弱火にかけ、香りが立ってきたら1を入れて炒める。全体に火が通ったら野菜ブイヨンを入れて、キャベツがやわらかくなるまで煮る。
③2の粗熱が取れたら、滑らかになるまでミキサーにかける。鍋に戻し、豆乳を加えて塩・こしょうで味を調える。
美肌になれる“ビタミン”スープ❷アボカドの冷たいスープ
「乾燥肌に悩んだ20代。今はそれが改善されています。その理由の1つが、アボカドを食べ続けていること。不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸、リノレン酸が豊富で、肌を乾燥から守ってくれるセラミドを作ります。また、皮膚の健康を維持するビタミンB₂、ビタミンB₃、老化防止に役立つビタミンEやビタミンA・Cも。体脂肪率を下げる効果もあるそうですよ」(石井さん)
材料(2人分)
アボカド…1個 玉ねぎ…1/2個
EXV.オリーブオイル…大さじ1
野菜ブイヨン…250ml プレーンヨーグルト…100g
レモン汁…少量 塩・黒こしょう…各適量
【作り方】
①鍋にオイルを入れて火にかけ、薄切りにした玉ねぎをよく炒める。野菜ブイヨンを加えてやわらかくなるまで煮たら、そのまま冷やしておく。
②アボカドは半分に切って皮と種を取り、ざく切りにしてレモン汁をふりかけておく。
③粗熱が取れた1と、2、プレーンヨーグルトをミキサーに入れ、なめらかになるまで回す。塩・こしょうで味を調え、冷蔵庫で冷やす。食べるときにお好みでオリーブオイル(分量外)をかける。
美肌になれる“ビタミン”スープ❸ヴィシソワーズ
「じゃがいもは炭水化物、食物繊維、カリウムなどの栄養素が多く、満腹感も得られます。疲労時や食欲不振のときに向いています」(レシピ監修 釜津田健シェフ)
材料(2人分)
美肌ブイヨン…50ml(冷蔵庫で冷やしておく)
ジャガイモ…100g 玉ねぎ…100g
ポワロー(長ねぎで代用可)…100g
バター…20g ローリエ…1枚
水…250ml 牛乳…250ml
生クリーム…30~50ml
塩…2~4g 白こしょう…少々
【作り方】
①玉ねぎ、じゃがいも、ポワロー(長ねぎ)は薄くスライスする。
②鍋にバターを入れて、弱火で玉ねぎとポワロー(長ねぎ)を、色づかない程度に炒める
③2の鍋にじゃがいもを入れて2~3分炒めたら、水とローリエを加えて蓋をし、やわらかくなるまで弱火で蒸し煮にする。
④3の粗熱が取れたらローリエを取り除き、ミキサーにかけてしっかりピューレ状にする。ミキサーがうまく回らない場合は、分量の牛乳を少々加える。
⑤ピューレ状になったものをボウルに入れ、氷を入れたボウルにのせてしっかり冷ます。
⑥5が冷えたら牛乳と生クリームを加え、塩と白こしょうで味を調える。お好みでリーペリンソース(ウスターソース可)や、タバスコを数滴入れてもよい。
➆冷蔵庫で冷やしたブイヨンはゼラチン質でジュレになっています。6で完成したヴィシソワーズを器に盛り付けた後、ジュレ状になった美肌ブイヨンを上に飾る。
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石井美保さんプロフィール
【石井美保】1976年生まれ。美容家、美肌サロン主宰、Riche代表。「こすらない洗顔」や「肌アイロン」の美容法を提唱し、レタッチ要らずの美肌の持ち主。確かな技術と知識、説得力のある言葉で、幅広い世代からの支持を集め、多くのメディアに出演。
撮影/吉澤健太 再構成/CLASSY.ONLINE編集室
本記事は『石井美保のBeauty Soup』掲載情報を抜粋しています