マスク時代の「日焼け対策」【脂性肌さんの場合】

マスクで隠れるからと手抜きをするのは、もうやめましょう。夏は自分の肌質に合ったマスクありきのベース作りをマスターすべきとき!肌質別の基本のベース作りから、マスク荒れの悩みの解決法を、詳細なプロセスとアイテム選びでご紹介します。

脂性肌さんのありがちなお悩みは?

・ドロドロに崩れる
・テカりが気になる
・洗顔後の肌がつっぱらない
・触ったとき脂っぽい
・毛穴がでこぼこしがち

深刻なドロドロ崩れをマットな質感のアイテムでカバー

マスクで崩れる部分を見極めて面ではなくポイントでベースを作る

「元からメークが崩れやすい脂性

「元からメークが崩れやすい脂性肌。春夏にマスクをするともっと崩れるからと、ベース作りを全顔で徹底的にやる人が多いようです。でも、この考え方が一番の間違い!顔にはメークが崩れやすい部分と崩れにくい部分があるので、全部同じベースにすると崩れがより目立ってしまいます。まずは、マスクをすることでどの部分が崩れやすいか見極めることが大切。そして崩れる部分には原因に合わせて、皮脂吸着効果があるものやカバー力のあるもの、肌の凹凸をなめらかにするものなどポイント使いするのが効果的です。いくつか原因が合わさった部分には、薄く重ね塗りをするといいでしょう。こうすることで時間が経つと肌によりなじんでいき、崩れが目立ちにくいベースになります」

1.化粧崩れ防止

皮脂カバーするものを薄く塗り重ねて

UVカットベースは全顔に塗りますが、毛穴をカバーするベースは凹凸の気になる部分のみ、ファンデーションは影になるフェイスラインを除いて塗るなど、アイテムごとに塗り分けて。

2.赤味が出る

ビタミンCとカラー下地で炎症ケア

炎症などの肌トラブルから守ってくれるビタミンCでケアし、赤味を抑えるグリーンのカラー下地で色を補整すると自然な仕上がりに。

3.ニキビ隠し

硬めのテクスチャーをピンポイントでON

マスクの蒸れにより、できやすいニキビ。マスクの内側にできたニキビは、擦れに強い硬めのテクスチャーのコンシーラーでカバーするのが賢い方法。

4.毛穴開き

サラッとする下地で凹凸をフラットに

マスクによる蒸れで大きく開いてしまった毛穴は、パテのようなクリームで凹凸をカバー。上にのせるファンデーションがなめらかに塗れます。

5.メーク直し

潔く一度落としてから塗り直し!

マスク蒸れで崩れたメークを上手く修復するのは不可能。オフなしは厚塗りの原因にもなるので、一旦乳液で全部オフして塗り直すのがベスト!

教えてくれたのはこの人

ヘア&メークアップアーティスト 輝・ナディアさん

定番から新製品まで、あらゆる化

定番から新製品まで、あらゆる化粧品の情報を網羅!繊細なテクニックで誰でも可愛く仕上げてくれる美人ヘアメーク。

撮影/当瀬真衣(TRIVAL)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉ヘアメーク/輝・ナディア(ThreePEACE)取材/よしだなお 再構成/Bravoworks.Inc

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