美容皮膚科医が教える「マスク時代、肌にやってはいけないこと」6つ

コロナ禍でマスクはもはや顔の一部。でも、だからと言ってマスクは夏の紫外線までブロックしてくれるわけではありません。この時代ならではの美白ケアをご紹介します。

マスクだって油断大敵!〝隠れ日焼け〞のリスクにご用心

withコロナの日常で気をつけるべきポイント6つ

マスクをしても日焼けリスクは充分あります

美容皮膚科医/下島久美子先生

「みなさんが思っている以上に紫外線は手強く、マスクをしていても肌に確実に届きます。紫外線の種類はUVAとUVB、UVCの3つがあり、私たちの肌に悪影響を及ぼすのは、主にUVAとUVB。とくにUVAは、地上に降り注ぐ紫外線の約9割を占めていて、波長が長く、家の中や車の窓のガラスも、マスクも透過して肌に到達します。だから、UVケアをしないと肌は知らず知らずのうちに黒くなり、シワやたるみの原因になってしまいます。ちなみにUVBは、波長が短く、屋外での日焼けの主な原因に。つまり、屋外ではもちろん、屋内でも、マスクをしていても、美肌を意識するのであれば、紫外線対策が必要。日々の洗顔と保湿で肌表面の角質が整い、紫外線やアレルギー物質などから肌を守るバリア機能が整うので、まずは基本のケアをしっかりと行いましょう。また、遮光効果の高いSPF50++++の日焼け止めをつけること。マスクがこすれることで、肝斑が出てくる人もいるので、ファンデとお粉も施して、マスク摩擦を緩和させましょう」

教えてくれたのは「美容皮膚科医 下島久美子先生」

美肌ケアはもちろん、痩身治療に

美肌ケアはもちろん、痩身治療にも定評のあるKUMIKO CLINICの院長。美容悩みに的確に応えてくれます。
https://kumiko.clinic

イラスト/菜々子 取材/棚田トモコ 再構成/Bravoworks.Inc

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表紙モデル:山本美月

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