『スッキリ』などテレビ出演でも話題、著書も大ヒット中の美容家・石井美保さん。連載「アラサー女子の巻き返し美容」にも大きな反響をいただいています。44歳とは信じられない(というか年齢関係なく美しすぎる!)石井さんは乳液を必ず毎朝付けると言います。その秘密を聞いてきました。
「乳液を省くと、肌の老化が早まる⁉」
乳液の必要性を感じず、スキンケアのステップから省いていませんか?
特にアラサー世代の間では、毎日のケアをオールインワンで済ませたり、化粧水+クリームの簡単ステップで終わらせている人が多いように感じます。私自身も、乳液を使わない時期があったのですが、20代前半で乳液先行のスキンケアを提唱しているアルビオンにハマり、その重要性を実感。乳液を省くと肌が硬くなったり、くすみが目立つことに気付いたのです。
乳液は水分と油分をバランスよく肌内部に送り込めるもの。きちんと取り入れることで、潤いやハリをもたらし、弾力のあるやわらかな肌に導いてくれます。事実、乳液先行型のアルビオンやデコルテでスキンケアをしている人は、いつまでも肌がキレイなんですよね。
もし化粧水だけで潤わないと感じているなら、クリームや美容液を見直すより先に、乳液を使うことが美肌への近道です。使っているスキンケアラインに乳液がない場合は、別ブランドの乳液でもいいので取り入れてみてください。
「化粧水・乳液・クリームのベーシックケアが、10年後の美肌を育みます」
美肌を目指してつい、美容液に投資しがちですが、美容液はたるみを取りたい、シワを改善したい、シミを目立たなくしたいなど、困っていることがなければ省いてもいいステップ。特にアラサー世代にとってはマストなものではありません。
それ以前に、化粧水・乳液・クリームの3ステップで、肌の中に潤いを閉じ込めておく方が大事。今のうちからこの基本のケアを徹底していれば、10年後、高額な美容液を使わなくてもいい肌でいられるはず。
50代でも毛穴レスのみずみずしい肌をお持ちのサロンのお客様は、きちんとベーシックケアを続けていらっしゃる方ばかり。しかも決して高いアイテムを使っているわけじゃないんです。高級美容液で一発逆転を狙うよりも、日々の基本的なスキンケアを地道に続けていくことが、未来の肌に繋がります。
石井さんおすすめ乳液はこちら
上・ミノン
「チューブタイプと軽やかなテクスチャーで使いやすい上に、気負わず使えるプライスもうれしいミノン。マスク生活で肌がたるみやすい今、エイジングラインの乳液を選ぶのもおすすめ」1本で乳液+クリームの効果を期待できる。ミノン アミノモイスト エイジングケア ミルククリーム100g ¥2,300(第一三共ヘルスケア お客様相談室)
中・FEMMUE
「角層に馴染んで肌の奥まで潤いが届くリポソーム構造を採用した乳液。みずみずしい質感でベタつかないので、乳液初心者さんに一押し。パッケージもおしゃれで気分が上がります」ローズとジャスミンの香りで気分もリラックス。FEMMUE フラワー エッセンシャル モイスチャライザー 50mL ¥6,800(コスメキッチン)
下・ヒルドイド
「デビュー以来、美容ジャーナリストの間で話題のカルテ ヒルドイド。保湿力に優れていて、肌の潤いももっちり感もアップ。季節の変わり目でゆらぎがちな肌にも使っています」まろやかで優しい使い心地の高保湿乳液。荒れがちな肌もなめらかに。カルテ ヒルドイド モイスチュア エマルジョン 120mL ¥1,800(コーセーマルホファーマ)
PROFILE
【石井美保】1976年生まれ。美容家、美肌サロン主宰、Riche代表。「こすらない洗顔」や「肌アイロン」の美容法を提唱し、レタッチ要らずの美肌の持ち主。確かな技術と知識、説得力のある言葉で、幅広い世代からの支持を集め、多くのメディアに出演。近著に『一週間であなたの肌は変わります』(講談社)はアマゾン実用書売り上げNo.1を記録する大ヒット!
次回は11月15日配信予定!お楽しみに!
第一三共ヘルスケア お客様相談室 0120-337-336コスメキッチン 03-5774-5565コーセーマルホファーマ 0120-008-873
ブラウス¥49,000(MAISON PERE/KOH’S LICK CURRO)スカート、ピアスはスタイリスト私物
撮影/中島 洸(まきうらオフィス) ヘア・メーク/輝・ナディア<Three PEACE> スタイリング:青木宏予 取材/坂本結香 構成/CLASSY.編集部