『スッキリ』などテレビ出演でも話題、著書も大ヒット中の美容家・石井美保さん。連載「アラサー女子の巻き返し美容」にも大きな反響をいただいています。44歳とは信じられない(というか年齢関係なく美しすぎる!)石井さんはなぜたるみとは無縁なのか…。その秘密を聞いてきました。
「移動中や一人のとき、私はマスクの中で常に笑っています」!
私は元々、口角が下がり気味で、「笑って!」と言われても、うまく笑顔が作れないタイプでした。カメラを向けられても口はへの字のまま。だから幼少期は写真が嫌いでしたね。
メディアに出始めた頃も、自分は笑っているつもりなのに、毎回と言っていいほどフォトグラファーさんから「もっと笑って!」と言われ続けました。鍼の先生に相談したところ、「口角を引っ張る筋肉がほとんどない」と言われ、毎日ちょっとずつ口角を上げる訓練を始めたんです。
私が推奨しているのは“にっこり固め”。鏡の前でにっと全力で笑ったら、両手で顔の両サイドを押さえて、その表情を2分キープ。このとき目にシワが出ないように笑うことがポイントです。にこっと笑っても顔の表情筋は2、30%しか動いていないと言われています。だから“にっこり固め”で口角を上げる筋肉を毎日刺激することは、リフトアップやたるみ改善にも効果大。特別なマッサージをしなくてもシャープな輪郭が手に入ります。
さらにマスク生活の今、移動中や一人のときは、マスクの中で笑うようにすることもマイルール。目が笑っていなければ、意外と変じゃないんです(笑)。身体と同じように顔の筋肉にも刺激を与えることが必要。昨日より今日、今日より明日を意識して、日常でできることを取り入れることが、くっきりとしたフェイスラインを作る近道です。
「マスクの中で口が半開きだと、フェイスラインがたるみます!」
フェイスラインのたるみや二重アゴが気になる人は、舌の位置を意識してみてください。無意識に舌の先が前歯の裏側を押していませんか? その位置に舌があるとフェイスラインのたるみが加速します!
舌の正常な位置は、上顎に沿いながらくぼみの部分を押している状態。そうするだけでもフェイスラインが引き締まるんです。また今の時期、マスクの中で口が半開きになっている人も多いのでは? 口が開きっぱなし&舌は宙ぶらりんの状態もNGです!
マスクの中は口を閉じてにっこり固め、舌は上顎にキープ。アラサーのたるみは、これさえ意識すれば、高い美容液要らずで巻き戻せます!
いつかマスクを外して過ごせる時代が来たときに、「マスク無しじゃ、生きられない!」とならないように、この時期だからこそのケアでシャープなフェイスラインを手に入れましょう。
次回は11月1日配信予定!お楽しみに!
撮影/中島 洸(まきうらオフィス) ヘア・メーク/輝・ナディア<Three PEACE> スタイリング:青木宏予 取材/坂本結香 構成/CLASSY.編集部
PROFILE
【石井美保】1976年生まれ。美容家、美肌サロン主宰、Riche代表。「こすらない洗顔」や「肌アイロン」の美容法を提唱し、レタッチ要らずの美肌の持ち主。確かな技術と知識、説得力のある言葉で、幅広い世代からの支持を集め、多くのメディアに出演。近著に『一週間であなたの肌は変わります』(講談社)はアマゾン実用書売り上げNo.1を記録する大ヒット!
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