結婚式は、一生に一度の大切なイベント。自分と彼の大切な人たちが集まる場だからこそ、妥協せず最高の式にしたいと気が入ります。だけど予算が限られているものだから、お金のかけどころとそうでないところを見極めましょう。気になる結婚式のお金事情を、先輩花嫁やウェディングプランナーさんにお伺いしました!
お金の分かれ目①【ドレス】
ドレスは賢くマイベストを吟味!
憧れの純白ウェディングドレス。一生に一着だからこそ金額にかかわらず納得のいくものを選びたい!先輩花嫁にドレスのこだわりや賢く選ぶアイデアを教えてもらいました。
こだわり派はトゥー・レ・ドゥー銀座でセミオーダー【75万円】
「披露宴のテーマは『唯一無二』。ウェディングドレスにもオリジナリティを出したくて、セミオーダーメイドで作成しました。シルクサテンオーガンジーの生地を重ねて、透け感を出しつつ、ビッグボリュームで華やかに。世界に一つだけの、こだわりが詰まった存在感のあるプリンセスドレスに仕上げていただきました」宇川美有紀さん(31歳・メーカー)
コペンハーゲンからJK+ワンピを取り寄せ!【60万円】
「セシリー・バンセンのドレスワンピとジャケットをデンマークからオーダーしました。入場時はワンピースのみ、再入場時にはジャケットを羽織ってお色直し風に。安くはありませんが式後も私服として愛用できるので、長く使える点ではドレスをレンタルするよりお得だと思います」橘 彩さん(30歳・スタイリスト/PR)
韓国でキラキラドレスを買い付け【25万円】
「韓国の試着はヘアセット付き。ドレスに合わせて小物もチェンジしてくれます。ティアラとヴェールはドレスを買うとついてくるので、体験含めて日本よりもお得!」中村真優さん(28歳・広告関係)
1着でもアクセ&ヘアを変えてイメチェン!【34万円】
「挙式→披露宴でレースを付け替えて印象をチェンジ。お色直しの時間がもったいなく、気に入ったドレスを長く着たいと伝えたところ、ブライダルショップの方に提案してもらいました」佐野佳織さん(30歳・エンタメ)
お金の分かれ目②【装花】
値上がり幅1位は装花!HIGH&LOWで見比べ
会場の雰囲気を大きく左右する装花。もちろん、お金をかけるほど華やかに。だけど、華やかだからお金がかかるとは限らない!お花以外のアイテムもうまく取り入れた2つの例をご紹介。
\ウェディングプランナー・suzukaさんに聞いた後悔しないお金のかけ方/
コロナ禍以降、ゲストと過ごす時間そのものにお金をかける傾向に。例えば「ゲストを身近に感じられるソファスタイルにしたい」「料理をグレードアップしておもてなしがしたい」など。〝結婚式=感謝を伝えるセレモニー〟と考えているからこそのご相談、ご要望が増えています。そのため金額をかける項目はゲストへのおもてなしを優先し、その次にお互いの譲れない点を確認するのがおすすめ。ウェディングフェアで見積もりをもらう時には「ここからどのくらい上がりますか?」と最終額の想像がつく聞き方ができるとベター。持込み料やBGM使用料は式場によって変動するのでリストをもらうと安心です。もし現金が足りない時はウェディングローンも検討してみて。ご祝儀で返済ができるため利子も低く、式後1週間以内に返される方がほとんどです。無理は禁物ですが、こだわりを諦めないための選択肢として考えてみるのも手。ご両親からの援助有無の確認もお忘れなく。
CLASSY.世代ウェディングプランナー・suzuka
出会ったお客様は約600組。ファッショナブルで温かい式の提案が得意。ブライダル企業に勤め、関東・関西を中心に12式場を担当。SNS総フォロワー数5万人超の人気プランナー。Instagram:@suuuzukaa
撮影/河野望 取材/飯室紗季 編集/越知恭子 再構成/Bravoworks,Inc.
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