2022.8.21
[Alexandros]川上洋平さんをゲストに迎え、“ボーダーレスなファッション”について考える短期連載企画も3回目。年齢も、性別も、世代も超えて、ずっと愛し続けられる“ボーダーレス”なアイテムこそ、今私たちが欲しいもの。パートナーとシェアしたり、年齢を重ねて子どもに引き継いだり。時を超えて愛したい、名品たちの魅力に迫ります。
イタリア語で「編まれた」の意味を持つイントレチャートは、Bottega Venetaの象徴。2018年にクリエイティブ・ディレクターに就任したダニエル・リーによってモダンに再解釈され、ブランドのアイコンとして再び脚光を浴びました。中でも2019年プレ・フォールコレクションで発表された、ぷっくりとしたイントレチャートが印象的な “ザ・カセット”は瞬く間に新時代のアイコンバッグに。
着こなしの差し色にしたくて選んだ
クラスプのキウイを愛用中(川上さん)
有末さんボッテガは大好きで、自分的推しブランド。イントレチャートのバッグも2つ持ってます。川上さんはボッテガ、どんなアイテムをお持ちですか?
川上さん1番愛用しているのは3年前に購入したクラッチバッグの「クラスプ」ですね。あとはAirPods Proケースも持っています。
有末さんAirPods Proのケース! 持っている方を最近見かけることが多くて、可愛いと思っていました。(Instagramの写真を見ながら)川上さん愛用の「クラスプ」は色も素敵ですね。
川上さんとにかく“キウイ”っていう色に惹かれて。それまでは黒のクラッチを使っていたから、「差し色になるものが欲しいな」と思って選びました。これが初ボッテガだったかな。
有末さんもしかしたらクラッチって男性の方が身近なアイテムなのかもしれないですね。セカバン文化的な(笑)。
川上さん確かに、そうかもしれない(笑)。
有末さんボッテガはカラバリが豊富だから、お店に入った瞬間、気分が上がるところも好き。私はカセットシリーズだと、「パデッド テック カセット」の黒と、「パデッド カセット」のモスグリーンを持っているので、次はパッと目を引くカラーものも狙っています。
「パデッド テック カセット」の黒は
リアルにシェアできる名品(有末さん)
川上さんバッグや小物はもちろんですが、ボッテガは服も可愛いですよね。
有末さん私も最近はラグジュアリーブランドの洋服にも注目しています。長く大切に着る、という視点で投資してもいいのかなって。でもシェアするなら、やっぱりバッグがよさそう。私、「パデッド テック カセット」の黒は購入まで1年悩んだのですが、リアルにパートナーとシェアできるし、素材的にも扱いやすいし、本当に使える名品でした!
川上さん僕も「クラスプ」を買うときに、ライトベージュとキウイで悩みました。でも柔らかい印象にしたくてキウイを選んで、同じ色でブーツも買いました。衣装で黒を着ることが多いので、足元に色を取り入れたくて。
有末さん私もボッテガのブーツ、冬に買いました! 若い時はブランドものってバッグから入るけど、大人になるにつれていい靴も揃えたくなり、ブーツやローファーを憧れブランドにグレードアップしています。
川上さんわかります。小物から入ったボッテガでしたが、洋服にも気になるものが多いです。
有末さんコーデの話になりますが、今回の川上さんの衣装は全身黒。男性のオールブラックってすごく素敵だなって思いました。
川上さん有末さんのスタイリングもカッコよかったです。僕は男女問わず、白×ブルーデニムに勝る着こなしはないんじゃないかと思っていて。サンダルでもコンバースでも合うし。また同じことを言いますが(笑)、真似したいスタイリングでした。時代問わず、僕の中のボーダレスファッションです。
有末さん全身黒と白×デニムは、スイッチして着ても違和感がないですしね。シンプルなものだから、着こなし方やアイテム選びでその人の個性が出せるのもいいなと思います。
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