FPパートナー 推しとお金に関する最新意識調査結果を発表
【2025年、推しへの“無限の愛”と“有限のお金”のバランスが決定】推し活における財布の平均上限予算は「年間18万6,479円」!?幸福への投資は9割が「黒字」と“高コスパ”な結果に
無料FP相談サービス「マネードクター」を運営する株式会社FPパートナー(本社:東京都文京区、代表取締役社長:黒木 勉、証券コード:7388、以下「当社」)は、世の中のさまざまなお金に関する最新動向として、現在推し活をしている20~59歳の男女1,500名を対象に、「推し活に関する意識調査」を実施し、本調査に関するレポートを公開します。
【調査サマリー】
1.1人あたりが応援する“平均推し数”は「18.7人」。推しに対する平均投資額は「年間12万841円」と判明
2.推しへの“無限の愛”と“有限のお金”のバランスが決定。推し活に使用できる平均上限予算は「年間18万6,479円」、最大「500万円」の回答も
3.全体の9割以上が推し活の投資額に対して幸福リターンのほうが「大きい」“黒字”であると回答
4.推し活で買って後悔した購入品1位が「公式グッズ」!? 3位には「非公式グッズ」もランクイン。過去最大の一回消費額は平均「6万8,474円」
5.全体の3人に1人以上が「推し活用の貯金」をしていると回答。推しを守るための資金捻出方法1位は「ポイ活」!? 一方で、“ライブ参戦数”は最後まで死守
【調査結果】
1.1人あたりが応援する“平均推し数”は「18.7人」。推しに対する平均投資額は「年間12万841円」と判明
全国20~59歳の男女1,500名に対して、現在、推しの対象となる人・キャラクターが何人いるか聞くと、平均の“推し数”は「18.7人」という回答となりました。性別ごとに結果を見ると、男性平均が「29.4人」、女性平均が「7.9人」と、男女間に20人以上の差が生じるなど、“推し方”の傾向に違いが見られました。
“推し数”をランキング形式で見ると、推しの対象が「1人」と回答した方が最も多い483名で1位に。以降は、2位「2人(244名)」、3位「3人(206名)」、4位「5人(129名)」、5位「4人(78名)」と、全体的には、推しの人数が少ない人の方が多い傾向にありますが、推しが「5人」いる人の割合は、意外にも「4人」いる人の割合を上回り、全体で4位に位置しています。
また、現在推し活に使用している年間の金額を聞くと、平均の投資額は「年間12万841円」、男性平均が「年間12万4,938円」、女性平均が「年間11万6,550円」となり、男女問わず、月あたり1万円前後の投資額であることがうかがえます。



2.推しへの“無限の愛”と“有限のお金”のバランスが決定。推し活に使用できる平均上限予算は「年間18万6,479円」、最大「500万円」の回答も
自身が推しのために使用することができる年間の上限金額を聞くと、全体では「年間18万6,479円」という結果になり、最大金額としては「500万円」という回答もありました。性別ごとに結果を見ると、男性平均が「年間22万6,489円」、女性平均が「年間14万6,133円」となり、個人が設定している上限金額として、男女間に8万円のギャップがあることがうかがえます。

3.全体の9割以上が推し活の投資額に対して幸福リターンのほうが「大きい」“黒字”であると回答
現在推し活をしている人に、推しへの投資額に対して得られている幸福のほうが大きい(求めている価値に対して黒字である)と感じるか聞くと、「幸福のほうが大きいと感じる(46.9%)」、「どちらかといえば大きいと感じる(46.0%)」をあわせた、「黒字」と考えている回答が全体の9割以上(92.9%)にのぼりました。

4.推し活で買って後悔した購入品1位が「公式グッズ」!? 3位には「非公式グッズ」もランクイン。過去最大の一回消費額は平均「6万8,474円」
推し活において過去に費用をかけたもの・ことで「よかった」と思うもの、「後悔した(求めていた価値に対して赤字だったと感じた)」ものを聞くと、よかったものの上位は、1位「公式グッズ(71.4%)」、2位「チケット代・イベント費用(64.1%)」、3位「映像ソフト(CD/DVD/Blu-ray)(41.0%)」という結果になりました。
一方、後悔したものにおいても、1位「公式グッズ(25.5%)」がランクインするなど、よかったもの・後悔したもの双方のランキングで1位となり、多種多様な公式グッズも、ファンにとっての評価は内容・クオリティ次第であるというシビアな現実が浮き彫りになりました。さらに、3位に「非公式グッズ(10.3%)」がランクインし、非公式とわかっていても買ってしまうファンの複雑な心理も明らかになりました。
また、推し活における今までで最も高額な一回の消費額を聞くと、平均「6万8,474円」、男性平均が「8万4,646円」、女性平均が「5万1,633円」となりました。最大では「800万円」という回答もあがるなど、近年拡大する「推し活市場」において、その投資内容もさまざまな形があることが見受けられます。


5.全体の3人に1人以上が「推し活用の貯金」をしていると回答。推しを守るための資金捻出方法1位は「ポイ活」!? 一方で、“ライブ参戦数”は最後まで死守
現在推し活のための貯金をしているか聞くと、全体の3割以上(35.3%)が「推し活のための貯金をしている」と回答。加えて、推しを守るための資金捻出の手段について聞くと、「節約」をしている人が62.7%、「投資」をしている人が34.5%、「副業・アルバイト」をしている人が21.6%となり、その具体的な方法では、1位から順に「ポイントを貯めて使う(64.7%)」、2位「セール・割引を活用する(50.7%)」、「外食を減らして自炊する(41.6%)」となりました。
一方で、「イベント参加回数やチケット数を制限する(15.3%)」は最下位となり、最も重要な“ライブ参戦”は最後まで死守していることがわかりました。


【総括】
この度は、全国20~59歳の推し活を楽しんでいる方々に対する意識調査を通して、“お金の使い方”に対するさまざまな実態が浮き彫りとなりました。
平均の“推し数”では全体「18.7人」となる一方で、性別間で平均値に20人以上の差が生じるなど、“推し方”の傾向に違いが見られました。推しに対する平均の投資額は「年間12万841円」、推しのために使用することができる平均の上限金額は「年間18万6,479円」と、推し活における一般的な「予算」はひと月あたり1万円前後であり、ひと月あたり5,000円程度を補助的な予算として確保しているというリアルな実態も明らかになりました。
また、「公式グッズ」という、満足と不満足が共存する、ファンにとってよりシビアな投資への反応が明確になりながらも、推しへの投資額に対して得られている幸福(求めている価値に対してリターンがあるか)に関する質問では、全体の9割以上が「黒字」と考えていることがわかり、「推し活市場」が拡大し続けている要因がうかがえました。
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【調査概要】
調査期間:2025年11月21日~11月24日
調査テーマ:推し活に関する意識調査
調査対象者:推し活をしている20~59歳の男女1,500名
調査方法:インターネット調査
※データを引用・使用される際は、「株式会社FPパートナー」を出典元として明記くださいますよう、お願いいたします。
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株式会社FPパートナーについて
【会社概要】
社名: 株式会社FPパートナー
本社所在地: 東京都文京区後楽1-5-3 後楽国際ビルディング 5F
代表者: 代表取締役社長 黒木勉
事業内容: 保険代理業、金融商品仲介業、金融商品に関するファイナンシャル・プランニング業務
設立: 2009年12月
「FPパートナー」 https://fpp.jp/
「マネードクター」 https://fp-moneydoctor.com/