SNSやテレビ番組でたびたび話題になる、お店やストリートなどの出会いスポット。CLASSY.でも過去に何度か取材しましたが、読者からの感想には「行ったのに出会えなかった」という声も…。そこで、新人コンビ・編集K&ライターHが、話題のスポットで出会える服をリサーチしてきました。
まずは男性読者とメンタリスト・DaiGoさんへの取材から、シーン別に声を掛けられにくい服&掛けられやすい服を調査。そして2パターンの服を着て、同じ時間に同じ出会いスポットへ繰り出し、出会いの可能性を比較してみました。すると服を変えるだけで、男性へのアピール力がガラッと変わることが明らかに…!
Ⅰ〝バーで隣の席の人に声を掛けられやすい服〟服を調べてみた
まずは男性読者にアンケート。彼らが「声を掛けにくい」と答えた服は、隙がなさそうに見えるジャケパンセットアップ。たしかに、気が強そうで話しかけづらいです。
次に、メンタリストDaiGoさんに「バーでも男性が声を掛けにくい服」を伺いました。場所柄、いるだけで威圧感が出てしまいかねないバーでは、手首や足首などの華奢さをアピールできる服が正解です。
それぞれの服で出会いスポットに行ってみました
①「声を掛けにくい服」を着て出会いを待ってみた
地味カラーのジャケット&パンツのセットアップ。オフィスにいれば普通に思えるものの、賑やかなバーでは少し浮いている印象。今回は、この服を着てコリドー街のバーで3時間過ごしてみました。
まず1軒目。案内された席は、後ろも横も男性客に囲まれた場所。至近距離にもかかわらず、食事をしている間、話しかける素振りはなし。
2軒目へ移動。店内からテラス席まで、知り合ったばかりと思しき男女グループでがやがやと賑わっているお店へ入店した。
通されたカウンター席の隣は、またしても男性2人組。しかし声を掛けられることはなく、この日は出会いがないまま終了。
結果:●人が溢れる時間帯にもかかわらず全く声を掛けられなかった
②別の日の同じ時間。今度は「声を掛けやすい服」で実験
か弱そうな印象のシフォン素材とふんわりスカートの組合せ。女性らしさを示すデコルテ&手首足首も欠かさずアピール。
席に案内されるやいなや、隣にいた男性グループから「一緒にワインを飲みませんか?」とのお誘いが。さっそく同席。
自己紹介にて有名商社マンと名乗る4人組。小一時間ほど一緒に飲んだところで、上段と同じく2軒目に移動する。
空席がなく困っていたところ、駐在帰りのサラリーマン3人組から相席のオファーが。好意に甘え食事もご馳走に。
結果:●連続してエリートサラリーマンから声が掛かった
Ⅱ〝スタンディングバーで声を掛けられやすい服〟を調べてみた
夜ごと会社帰りの男女が集まるスタンディングバー。アンケートによると、照明の暗い店内では、ダークトーンやボディラインの出ない服は、男性の目に留まることすらないようです。
逆に、声を掛けやすい服は視線を奪う「赤い色」を使ったもの。人混みの中でも存在感ばっちりです。
それぞれの服で出会いスポットに行ってみました
①まずは暗い色の服でスタンディングバーへGO
モード風オシャレに見えないこともない、黒をベースにしたほぼモノトーンコーディネート。店内や道の暗闇に紛れがち。
カウンターからも道からも声を掛けられやすいという、立ち飲みテーブルへ。のはずが、誰かと目が合うこともなく終了。
出会いを求める男女が集まると有名な店へ移動。既に盛り上がっている男女グループを眺めながら、まずは女同士で乾杯。
いかにも怪しげな色黒系男性集団から誘いが。いきなりシャンパンを飲まされる。追加の酒が注文されたあたりで撤退した。
結果:●通りを行く人からは目も留められない ●声を掛けてきた人が酔い潰そうとしてきた
②赤い服を着ると…
暗い店内でも目を引く鮮やかな赤色ワンピース&スカート。調査現場に向かう途中の道でもよく目立ち声を掛けられ続ける。
暗い店内でも目を引く鮮やかな赤色ワンピース&スカート。調査現場に向かう途中の道でもよく目立ち声を掛けられ続ける。
入店直後から誘いの連続。メーカー勤務のコンビと飲んでいると、横からもう一組が割り込み話しかけてくることも。
会話が終わった瞬間、次の2人組が。ドリンクを購入する間に再度話しかけてきてLINEのIDを聞いてくる人もいた。
結果:●のべ10人以上から声を掛けられた ●別の男性と話していても横取りしようとする人が出るほど吸引力が絶大
Ⅲ〝道で「一緒に飲もう」と誘われやすい服〟を調べてみた
最後は、路上で「一緒に飲まない?」と誘われやすい服を調査。男性読者の声によると、高いものをおごらされそうだったり、一緒に飲む男性を選り好みしそうな、敷居の高さを感じさせる服を着ている女性は誘いづらいとのこと。
話しかけやすい服は、その真逆。親しみやすくカジュアルなシャツワンピースなどが理想です。また、今っぽいトレンド感があるということは、バブル感のある服よりも若々しく見えるという点もポイントです。
それぞれの服を着て声を掛けられる回数を調べてみた
①まずはバブルっぽい柄ワンピで実験
派手な大柄かつ胸下切り替えシルエットで、ただ者ではないオーラを発する2着。今回はこの服装で通りを3回縦断することに。
「この辺で美味しいお店知ってます?」と単身、声を掛けてきた旅行者風の男性。わからないと答えるとあっさり退却した。
リュックにポロシャツという学生風の2人組。このほかにも、声を掛けてくるのはラフかつ若そうな服装の人ばかり。
いかにも関西風な柄シャツで「チャーシュー美味しい店知りませんか?」と話しかけてきたのは、やはり旅行中の人。
結果:●遠征組か学生っぽい人だけが声を掛けてきた
②同じ時間にカジュアルな服で歩くと…
いい意味で「普通」のコっぽい白シャツ&デニムワンピース。上段の写真と比べると圧倒的に今風。
歩き始めてすぐに、スーツ姿のサラリーマン2人組から「よかったら一緒に食事でもどうですか?」との丁寧な誘いが。
歩き始めてすぐに、スーツ姿のサラリーマン2人組から「よかったら一緒に食事でもどうですか?」との丁寧な誘いが。
10歩あるけば声を掛けられるような状態。同じ人から繰り返し誘われることもあり、取材中、最も多く声を掛けられた結果に。
結果: ●通りを3回縦断する間にのべ13回声を掛けられた(そのうち3組は2回目)
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