新婚当初は甘い言葉を言い合っていた夫婦でも、結婚してしばらく経つと、夫の発言に妻が不快感を覚えることは珍しくありません。今回は、既婚のアラサー女性に「夫に言われて離婚も考えたドン引き発言」について調査してきました。これを聞いて妻の味方をしない女性はいないはず!
1.「汚くてごめんねー」
「夫が『週末、同僚を招きたい』と言うので、掃除を頑張っていたのですが、夫は手伝ってもくれませんでした。当日、来てくれた同僚に向かって『部屋、汚いでしょ? ごめんねー』と。だったら自分で掃除してよ」(31歳/IT関連)
日頃の掃除以上に、夫に恥をかかせないようにと念入りに掃除をした部屋への『汚い』という一言。呆然としてしまいます。掃除の大変さを知らないからこその発言ともとれるので、いっそ次から掃除当番は夫担当にしたいもの。
2.「え、夕飯これだけ?」
「共働きなので、帰ってきたら私は急いで夕飯を作っています。おかずは最低でも2品は作るようにしているのですが、最近、夫が『え、夕飯これだけ?』と文句を言うように。もう一生食べなくて良い!」(30歳/公務員)
仕事から帰ってきて疲れながらもご飯を準備しているのに……その苦労をわかっていないからこそ、料理の品数や味に口を出すんですよね。品目数が多ければ良いものでもないですし、一生懸命作ってこの反応は悲しい。
3.「僕のほうが稼いでいるから疲れている」
「私が残業続きで、手抜き料理になってしまったことがあったんです。その時に夫に洗い物をお願いしたら『僕のほうが稼いでいるし、僕のほうが疲れているのに』と言って手伝ってくれませんでした。収入を比べられたことがきっかけで冷めた関係が続いています」(32歳/金融)
収入が多いほど頑張っていて、収入が少ないほど頑張っていない、そんなふうに決め付けたような発言は多くの人を敵に回すでしょう。人生のパートナーには、収入と家事を天秤にかけたうえでの批判は絶対にして欲しくありません。人間性から叩き直す必要がありそうです。
4.「うちのおふくろに習ったら?」
「洗濯物のたたみ方や窓のふき方、いちいち口出ししては『うちのおふくろに習ったら?』と言ってきます。先日、給料前で家計が赤字だった時、『うちのおふくろに節約法、教えてもらわないからこうなるんだよ』と。いちいち比べてくるところが、本当に腹が立ちます!」(27歳/美容関連)
お母さん信者の夫を持つと大変! 妻と自分の母親を比較して小言を言うだなんて、器が小さすぎます。いっそ自分流を極めて、『これが今ドキの主婦のやり方なのよ』くらいのことを言って見返してやりましょう。
5.「同い年とは思えないよな」
「女優の北川景子さんと同い年なのですが、CMで映る度に『キレイすぎてお前と同い年とは思えないよな~。少しは見習ったらどう?』と。節約を頑張っていたけれど『だったら貯めたお金でエステに通ってもいい?』と聞いたら無視されました」(33歳/オペレーター)
芸能人と比べられた挙句、見習えという発言まで。お互い愛して結婚したパートナーに向かって言うことではありませんよね。アラサーになり、自分でも老け見えを気にしている女性であれば、言われたらとてもショックな言葉です。
6.「まずかったら残して良いよ」
「夫のフットサルチームに、差し入れでマフィンを作っていきました。夫が配りながら『まずかったら残して良いからね~』と言っていてカチーン。周りが『おいしいよ』と言ってくれたのが救いですが、この人とはもう無理だと思いましたね」(29歳/メーカー勤務)
妻が作ってくれた差し入れを、食べる前に侮辱するとは。謙遜するつもりで言ってしまったセリフにせよ、妻への配慮がなさすぎます。妻のことを思えば「残して良いよ」なんて言えませんよね。気配り上手な妻の愛情を仇で返したも同じこと。この恨みは一生続きそうです。
もし夫がこんな発言をしてきたら、あなたならどうしますか? 許せない!と悩むかもしれませんが、安心してください! 世の中の女性は妻の味方です。「まったく男って……」と流せるくらいのおおらかな気持ちで、夫と向き合ってみてくださいね。
(協力/筆者SNSフォロワーアラサー既婚女性24名)
文/岸川菜月 画像/Shutterstock(Andrey_Popov、Roman Samborskyi、Prostock-studio、Syda Productions、Kues、VGstockstudio、Dean Drobot、 wavebreakmedia)