理想の結婚相手としてあげられることの多いハイスペック男性、通称「ハイスぺ男子」。「ハイスぺ男子」とは、年収1000万を超えるような男性のことを言われますが、婚活市場でも高い支持を得ています。そんなハイスペックな男性が追いかけたくなるアラサー女性に、共通点はあるのでしょうか。
今回は、高収入な男性が求める女性の特徴を探ってみました。
1.口より手を動かす女性
「『こうしてほしいな』『こうなったら良いな』と言うばかりで行動に移さない女性が多すぎます。でも実際に夢を叶えている女性は何か言うより先に行動している人がほとんど。そういう女性は、こちらも『次は何をするのだろう?』と目を離せなくなるんですよね」(31歳/商社)
口だけの女性は不満や文句まで声に出すのに対し、行動している女性は、実行するだけではなく、さらに良いものになるようにブラッシュアップする人が多いそう。
ハイスペ男子の代表格である政治家やIT社長との結婚、熱愛が相次いでいる女子アナがまさにそんな特徴を持っていますよね。女子アナはカメラの前以外でも、企画書に目を通すだけでなく、もっとよく伝えられるように色々なアイディアを練って提案しています。
こんなふうに自ら行動する積極性も、ハイスペ男子にモテる秘訣といえそうです。
2.視野が広い女性
「僕は経営者なので、人の資質を判断するのは得意だと思います。これまで数多くの人材を見てきて視野が広い女性は好奇心旺盛で前向き。逆に視野が狭い女性は自分に対しても余裕がないので部下に対しても怒ってばかりです。恋愛に発展する女性はいつも『視野が広い』という共通点がありますね」(33歳/会社経営)
社内全体のことを把握できる……まさに天井に目がついているような視野の広さがある女性を追いかけたくなるそう。普段、自分のことだけでなく周りを見ながら物事を進められるような女性はハイスぺ男子からみると、揺らがぬ安定感があり魅力を感じるようです。
3.他人に興味がなくライバルは自分
「職場は女性の割合が多いのですが、人と比べてあーだこーだと言い合ったり、陰口をたたいたりする女性が嫌いです。良い意味で他人に興味がなくライバルは自分という女性は追いかけたくなるし、一緒に向上していきたいと僕のほうから近付いてしまいます」(32歳/金融)
他人と比べて劣等感や優越感に浸る気の小ささこそ、ハイスぺ男子の苦手な特徴だそう。ハイスペ男子と結婚している女性を思い浮かべると、ライバルは自分と言わんばかりに努力をして自分の強みをさらに磨いていることが分かりますよね。
ライバルを自分に設定することでどんどん向上でき、ハイスぺ男子からも目を留めてもらえるかもしれません。
4.稼ぐ苦労さを分かっている
「婚活していてもお金の苦労を知らない女性は『お金持ちと結婚したい』とハードルの高い条件ばかり口にするイメージがあります。逆に自分もある程度稼いだ経験があり、お金の大切さを分かっている女性は、男性に対してもガツガツしてないですね」(34歳/税理士)
楽して稼げる仕事なんてないのです。稼ぐ苦労を知らない女性は、「デート代は男性が全額払って当たり前」という高飛車な態度を取りがちなのだとか。
忙しい男性は仕事を理解してほしいと望んでいることが多いので、その苦労に共感し、稼げることは当たり前ではないという態度を示しましょう。
5.地に足をつけた落ち着いた女性
「個人病院を営んでいるので、休みはほぼゼロ。そのため、精神的に休まる場所が欲しいと常々思っています。地に足をつけたようなどんっと構えて話を聞いてくれる落ち着いた女性は、安心感や包容力があって好きになってしまいます。逆に、SNSで自分の写真ばかりを投稿しているような自己アピールが多く、騒がしい女性は苦手です」(33歳/医師)
一緒にいて穏やかな気持ちになれる女性を好きになるというこちらの男性。何があっても支えてくれる包容力は男性からの信頼を育むだけでなく、安心して帰れる居場所になるそう。
芸能界のカップルについて思い返してみても、もともと芸能界で華々しく活躍していた女性が、忙しいスポーツ選手や実業家の妻となったら表舞台から一歩引き、夫を支えているというパターンも多いですよね。
ハイスペックな男性が追いかけたくなる女性の共通点がなんとなく見えてきましたね。カギとなるのは、精神的に自立をした強い一面と、女性だからこその母性に似た包容力。こうした男性の本音を参考に、普段の行動に取り入れてみてくださいね。
(協力/東京・神奈川・千葉在住アラサー男性11名)
文/岸川菜月 画像/Shutterstock(Nina Buday、PKpix、vectorfusionart、Tuzemka、OPOLJA、Krakenimages.com、