アラサー男性のテンションがうなぎ登りになる、女性からの嬉しい一言。そんな言葉の代表例といえば、「カッコ良い」や「頼りになる」「優しい」などがあげられます。
今回は、このようなザ・褒め言葉以外の、アラサー男性が喜ぶ日常の会話の中の発言を調査してきました。
1.「○○君が言うなら間違いないね」
「女性の悩みや仕事の業務に助言をして『○○君が言うなら間違いないね』と言われると、信用されているんだと嬉しい気持ちになります。僕の言葉は影響力があるんだと思うと自信にもなります」(30歳/金融)
「あなたが言うなら間違いはない」なんて絶大な信頼を寄せていないと出てこない言葉ですよね。信頼している相手にこそ、伝えると効果的な言葉です。
2.「○○君を見習ってほしい」
「30歳を機にトレーニングをはじめてから体型を褒められます。社内のメタボ男性を見ては女性陣が『男性はみんな○○君を見習ってほしいよね』という話題で盛り上がっているらしいのですが、それを聞いて内心『よっしゃー!』と大喜びです」(31歳/不動産)
鍛えられた男性とお腹が出ている男性、比べてみると日頃の健康に関する努力の差は一目瞭然。頑張っていることを認め、他の男性と比較したうえで評価する発言をされると、男性は有頂天になるんですね。
3.「○○(名前)君ロス」
「僕の会社は4月と10月に部署異動があるのですが、人気の男性が異動になると女性陣が悲鳴をあげて『○○君ロス』と口にします。僕も『健太ロス』と言われたい」(28歳/保険)
異動月は社内の人気男性とそうでない男性の差が明らかになるのだそう。惜しまれて異動をするのが男性のロマンなのかもしれません。
4.「出世しそう」
「『○○君は出世しそう』『絶対出世するって!』この一言で、仕事ぶりを全部褒められた気持ちになります。男は多少なりとも出世を夢見て仕事に打ち込んでいるので、女性からこんなふうに認められたらガッツポーズです」(27歳/証券)
「出世できるほど有能な仕事ぶり」を褒めているこのケース。働き盛りのアラサー男性は「出世」という言葉に敏感です。「出世」という言葉を使う褒め言葉は、仕事への活力になるのでしょう。
5.「信用しているから言うんだけど……」
「女性から相談をされることが多いのですが、みんな揃って『信用しているから言うんだけど』って言ってきます。信用されて弱みを見せてくれることが嬉しいです」(32歳/教育関係)
人には言いにくい悩みを人に話す時の基準は、相手を信用しているかどうか。信用しているからこそ、言いにくいことも打ち明けられますよね。そんなふうに、心のつながりがある相手だと思われて嬉しくない男性はいないようですよ。
6.「センス良いよね」
「会社の飲み会の幹事をすることが多いのですが、女性が多いのでデザートのメニューが豊富なお店など女性が喜びそうなお店選びをします。飲み会終了後に『美味しかった! ○○君が選ぶお店センス良いよね』と言われると嬉しいですね」(29歳/IT関連)
自分が幹事をした飲み会は、みんなの反応が気になりますよね。そこで女性から満足した言葉が聞けると嬉しいようです。男性にとってセンスを褒められることは才能を認められたことと同じなのだとか。
7.「教えてほしい」
「男なら頼られて嬉しくない男はいない。業務を『教えてほしい』と頼られると、僕なしじゃ生きていけないだろと鼻高々。教え上手って意外にモテるんです」(32歳/公務員)
教えてほしいと思うのは、その男性を頼りにしているから。人に教えることができるのは、倍の知識があり人の何倍も努力をしているからこそですよね。教えてもらった後のお礼も忘れずに伝えれば、より喜ばれることでしょう。
人間は嬉しいことを言ってくれる人のことを「良い人」と判断し、それが続くと「居心地が良い人」、さらに発展すると「好きな人」になることも多いです。今回ご紹介したものはさりげなく会話に取り入れられるものばかり。さっそく本日からアラサー男性に言ってあげてくださいね。
(協力/筆者SNSフォロワーアラサー男性16名)
文/岸川菜月 画像/Shutterstock(Roman Samborskyi、fizkes、ViChizh、Roman Seliutin、Who is Danny)