不倫をしている女性の中には「彼は家庭があるのに私には何もない」という思いが強くなり、心のバランスを崩す人もいるようです。
精神的バランスを取るために、不倫相手とは別に独身の彼氏を作るという女性もいます。しかし、独身の本命彼氏に不倫がバレて全てが台無しになる人も。過去の不倫も含め「本命彼氏にバレた」経験がある女性に話を聞いてみました。
■何かを察した不倫彼氏の鬼電で彼氏バレ
「奥さんと別れる気配が全くない既婚彼氏にムカついて、前から言い寄られていた男と関係を持ったんです。結局二股状態になっていたのですが、やっぱり体の関係を持つと新しい男のほうに気持ちが向いてしまって。私が冷たくなったと思った既婚彼氏の束縛が激しくなって、毎日すごく電話が来るように。新しい彼といる時にも鬼電されて、バレてしまいました」(29歳/飲食関係勤務)
自分が不倫をしているくせに、独身彼女に対しては「他の男と付き合うのは許さない」という身勝手な男性って多いんです。それを「愛されている」と勘違いしてしまう女性も多いのですが、不倫相手に振り回されて時間を過ごしてしまうのはもったいないですよ。
■自分から連絡しなさすぎて「不倫みたいだね」
「20代はずっと不倫をしていたので、普通の恋愛のやり方がわからなくなっています。最近、彼氏ができたのですが、どうやって付き合えば良いのかさっぱり分からなくて自分からは積極的に連絡できませんでした。さらに、自分のことは後回しで相手の都合にばかり合わせる癖がついていたみたいで『そっちからは全然連絡してこないし、会いたいとか好きとか言わないし、なんだか不倫関係みたいだね』と言われてドキッとしました」(34歳/歯科医院勤務)
不倫経験のある女性の多くが陥りがちなのがこのパターン。会いたい気持ちや好きな気持ちを我慢することに慣れすぎて、「都合の良い女」になってしまうと、普通の彼氏ができても、そう簡単には切り替えられないようです。
■上司とのツーショットを見られて不倫バレ
「酔っ払ってパソコンの画像フォルダを開きっぱなしにしておいたら、同じ会社の彼氏に見られてしまいました。実は過去に同じ部署の上司と不倫していたんです。見られたのは当時行った旅行先での思い出写真。消せずにパソコンに残していたんです。過去のことなのに『最低』と言われ、振られました」(25歳/アパレル関係勤務)
このケース、実はスマホでもよくあること。LINEにはしっかりパスワードを設定していても、写真までは気にしていないという人もいるでしょう。でも、写真は動かぬ証拠になってしまいます。そもそも不倫をしないのが一番ですが、してしまった経験がある人は、過去の不倫の思い出は一切残しておかないほうが良いでしょう。
不倫の寂しさを埋めるために本命彼氏を作ったのに、何かのきっかけで両方とも上手くいかなくなった女性の話を紹介しました。また、今回のエピソードからは、長く不倫をしていた女性はその後、独身男性と付き合っても不倫中の行動の癖が抜けずに過去の不倫がバレてしまうケースもあることが分かりました。
不倫は、自分の過去も未来も不幸にするものだと認識しておきましょう。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(Dusan Petkovic、pkchai、5 second Studio、Roman Samborskyi)