寒さが厳しくなり、街を歩く人々も心なしか足早になる季節です。コンビニのスイーツコーナーでは、旬のいちごを使用したものや、ずっしり濃厚なスイーツが特に目立つようになってきました。
今回はこの冬登場したセブンイレブンとファミリーマートのいちご系スイーツと、ローソンの新感覚スイーツを4つご紹介します。
■ネーミングも魅力的!本格レアチーズスイーツ
セブンイレブンの「とろーり苺ソースの ふわれあ」(¥192/税込み)は、苺ソースをレアチーズムースで包んだスイーツ。心惹かれる秀逸なネーミングがさすがです。
薄紙に包まれているので、それを一枚一枚丁寧にめくっていくワンステップも、特別感があって嬉しいポイント。
そのお味は文句なしに絶品! ほんのり酸味のあるレアチーズムースはその名の通りふわっふわなのですが、エアリーというよりはひんやりもったりした食感。中に入ったいちごソースとからめると、爽やかな甘酸っぱさが広がります。
レアチーズケーキが好きなら、マストで試していただきたい一品です!
■いろいろな食感が楽しい、いちごのシュー
ファミリーマートの新商品「いちごクッキーシュー」(¥158/税込み)は、いちごをふんだんに使用したシュークリーム。
全粒粉を使用しているという生地は香ばしく、コーティングのいちごグレーズとの相乗効果でシャリシャリ・ザクザクと楽しい歯ごたえ。中にたっぷりと入ったクリームにはつぶした果肉も入っているので、いちごの酸味と甘みがダイレクトに伝わってきます。
食べ応えのある生地の食感と、とろとろ濃厚クリームの相性が抜群。冬ならではの贅沢スイーツです。
■温めると全く違う食感に!チーズがとろけるローソンの新感覚系スイーツ
新感覚系の大ヒットスイーツを多く輩出しているローソンの「とろチ〜 –とろっとチーズ–」(¥240/税込み)は、ベイクドチーズケーキの中にとろとろのチーズクリームが入ったスイーツ。パッケージに記載されている通り、冷たいままでも、レンジで温めてもOKな、ダブルで楽しめる一品です。
まずは冷たいままいただきました。中のチーズクリームはなめらかですが、“とろける”というほどではありません。でもこれはこれでとっても濃厚で美味! 一般的なおいしいベイクドチーズケーキをいただいている感覚です。
続いてレンジで少し温めてみると、なんと食感が激変! さっきまであんなに重みのあったチーズケーキが、じゅわっとしたスフレのような食感に。温められたチーズクリームも文字通りとろっとして、チーズの風味がより濃厚になりました。
やはり温めるほうが冬スイーツの醍醐味を堪能できますが、筆者は個人的に冷たいままのほうが好みでした。温める時間によって食感が少し変わるので、いろいろと試して、好みの食感を見つけてくださいね。
■ふわっふわのカステラに、とろける黄金ソースが絶品!
前出の「とろチ〜」と同時発売されたローソンの「とろテ〜ラ –とろっとカステラ–」(¥230/税込み)。「冷たいままでも温めてもとろ〜り」という特徴は、「とろチ〜」と同じ。
ですがこちらは断然、温めたほうが抜群においしいです!
シフォンケーキのような弾力のある、独特なカステラの食感は温冷関係なく楽しめますが、ポイントは中に入った甘〜い卵黄ソース。冷たいままでもその濃厚さがわかるほどだったのに、温めるとそのおいしさがさらにアップ。卵の風味がグンと強くなり、それがふわっふわのカステラにじゅわ〜っと浸み込みたまらないおいしさに!
卵感の強めなカステラが好きな人なら、間違いなくハマるはず。リピ買いマストのスイーツです。
今回紹介した4品は、コンビニスイーツをよく食べるという人にも、もちろんそうでない人にも絶対オススメ。ぜひこの冬の“こたつスイーツ”のラインナップに加えてみてくださいね。
※紹介した商品は、扱いのない店舗や、予告なしに販売が終了することもあります。
文・画像/Nanami