2020年はさらに大人気に！？「2019年新オープンのオススメレストラン」４選

今年も残すところあとわずか、外食の機会がどっと増える12月に突入します。そこで、2019年にオープンした話題のお店を総まとめ！ビジネスシーンの会合やカジュアルな女子会、とっておきのデート…選りすぐりの店で食べ納めを。和食、イタリアン、フレンチ、中華、さらにはアラビア料理までご紹介します。

選りすぐりのワインとともに 美食の国・香港の味を満喫

茹でて、水飴を塗って陰干しという工程を経て、油を繰り返しかけて揚げる。皮はパリッと、身はしっとりジューシー、部位ごとに味わいも異なる。
クリスピーチキン1羽￥9,500（要予約）

鴨肉や干し貝柱、椎茸などの旨みたっぷりのご飯を、蓮の葉で香り高く蒸し上げて。蓮の花包みご飯￥1,600

プロデューサーは香港通のフォトグラファー菊地和男さん、料理長は『福臨門酒家』出身のトミーさんというコンビが繰り出すのは、広東・潮州料理をメインに、中国大陸から
の移民も多い東南アジアのエッセンスを効かせたメニュー。広東原種の鶏「ロンコンガイ」を使ったクリスピーチキン、コク深くもクリアな味わいの上湯といった本場仕込みの逸
品と、個性豊かなワインの意外な好相性も楽しめます。

見て、触れて、味わって… 五感で楽しむフィンガーフード

パズルのピースをモチーフにしたスイートポテト。黒ごまの香ばしさをアクセントに。ラム酒も合う大人のデセール。（写真は2名分）

トロリと柔らかく茹でた豚足を骨から外し、銀杏と合わせてカリッと焼き上げて。イチョウの葉の中に忍ばせたのは銀杏のベニエ。

全15品のメニューのほとんどがフィンガーフード！ この斬新なコース構成は『ジョエル・ロブション』『ロオジエ』『クラフタル』といった名店を経た山岸正祈シェフの「食事をもっと楽しく体感してほしい」という思いから。目にも楽しい演出で登場する料理をつまめば、温度や触感がダイレクトに伝わり、味わいもぐっと豊かに。指についたソースをなめてもOKな寛いだ時間を、気の置けない友人と共有して。

ワイングラスを傾けながら 名店譲りの和食をカジュアルに

オーダーごとに山形産「つや姫」を土鍋で炊き、いくら・からすみ・ウニ・キャビアをのせた豪勢な一品。炊き立て白米 痛風飯￥2,900

脂はさっぱり、赤身は旨みが強い蔵王牛をステーキに。雪塩やわさびで。蔵王牛サーロイン￥3,000

 銀座の名店『徳うち山』『銀座くどう』のオーナー、工藤淳也さんが新たに手掛けた3店舗目。アラカルトメニューをワインで楽しむカジュアルさながら、他の2軒と同じ仕入れ・仕込みをしているため、そのクオリティは確かなもの。旬を織り込んだ端正な一品から気軽な居酒屋風のメニュー、〆の食事まで、深夜でも「あれ食べたい！」に応えてくれます。

噛むほどに広がる旨みを堪能 揚げ焼きした絶品ステーキ

肉の個性を見極め、ベストな状態で焼き上げるのが中森さんの技。
『サカエヤ』鹿児島黒毛経産牛のステークフリット￥1,900／100ℊ（写真は430ℊ）

岩手『ジオファーム八幡平』から届くフレッシュなマッシュルームの澄んだ味わいが堪能できる。マッシュルームのサラダ￥900

オーナーシェフの中森隆司さんは『カルネヤ』『祥瑞』出身、扱う熟成肉は『サカエヤ』『エレゾ』『きむら』からと聞けば、肉好きは堪らないはず！ ドンと登場する塊肉を選び、あとは中森さんにお任せを。フライパンで熱い油を回しかけて火入れしたステーキは何とも香り良く、表面はカリッ。噛めば驚くほど瑞々しく、芳潤な旨みが口いっぱいに広がります。前菜やパスタも素材の存在感が際立つ、直球勝負の味が魅力。