仕事で疲れ果てているときや、雨の休日など、「どうせ一人だから」と食事に手を抜くのはとっても簡単。でもきっと、心のどこかでは「しっかり食べないと」とも思っているはず。
そんな時、無印良品のレトルト食品なら、その手抜きのクオリティを格段にアップしてくれます。ご飯さえあれば、350円以下でおいしいランチができるんです。今回は5品をレビューします。
■一目惚れ! レモンが効いたチキンカレー
無印良品のレトルトカレーといえば、その確かな味と豊富なバリエーションで有名ですが、今回はその中から2つをチョイス。まずはこちらの「素材を生かした シチリアレモンのクリーミーチキンカレー」(¥350/税込み)。
“レモンカレー”で、しかも“クリーミー”とくれば、試さないわけにはいきません。
お味は期待以上。ココナッツベースのさらりとしたカレーはレモンのほどよい酸味がふわっと抜け、それでいて見事にクリーミー。チキンもしっかり入っているので、食べ応えもばっちりです。
レトルトカレーって味が濃くなりがちですが、無駄にしょっぱくした感じは一切なし。正直、これまで食べたどのレトルトカレーよりもおいしいかもしれません。買い溜め必至です。
■辛さレベル最大! なのにさらさら食べられる激辛カレー
パッケージに記載された「辛さレベル」が最上級の、「素材を生かしたカレー 3種の唐辛子とチキン」(¥350/税込み)。見るからに辛そうな色をしており、実際とっても辛い!
……のですが、激辛グルメがあまり得意ではない筆者でも、お肉のうまみと深〜いコクのおかげか、最後までスムーズに食べ切れました。食後の“ヒリヒリ”は強めですが、長時間尾を引くことはありません。
真の激辛好きには少し物足りないかもしれませんが、とにかく手軽に何か辛いものを食べたい!というとき、温めるだけで食べられる激辛カレーは重宝するはず。
■ごはんが進む! 具は少ないけれど味はGOOD
こちらは「ごはんにかける牛すじとこんにゃくのぼっかけ」(¥350/税込み)。「ぼっかけ」とは、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮た、神戸に伝わる名物料理のこと。
正直、お肉がかなり細かく粉砕されているなどパッケージ写真と実物に差があり少し驚きましたが、甘辛のあんでごはんが進む、進む……!
サイコロ状にカットされたこんにゃくのぷにぷに食感も良いアクセントです。もう少しお肉の量が多ければ……と惜しまれますが、今後の改良に期待大です。
■なんと73kcal! ユッケジャンは超ローカロリーで満足感は◎
「ごはんにかける」シリーズからは、3種をご紹介。「ごはんにかける ユッケジャン」(¥250/税込み)は、ユッケジャンクッパが楽しめる一皿。
牛肉やしいたけ、もやしなどの具材がしっかりと入り、辛みも強くて本格的! スープはさらっとしているので、ご飯の量は気持ち少なめにして、ホロホロ崩しながらいただくのがベターです。
注目すべきは、カロリーがわずか73kcalと、とってもヘルシーな点。ごはん一膳のカロリーをだいたい235kcalとすると、300kcalちょっとで満足感の高いランチになります。さすがにこれだけで満腹にはなりませんが、ダイエット中や、少し食べる量を減らしたい人にはとってもオススメです。
■台湾のソウルフード、ルーロー飯も!
最後はこちら、「ごはんにかける ルーロー飯」(¥350/税込み)。台湾の家庭料理「魯肉飯(ルーローハン)」が、自宅で手軽にいただけます。
とにかくお肉がとろとろ。きくらげとたけのこがコリコリと心地良いアクセントにもなっています。本場よりもとろとろのあんが多めですが、その分ごはんによく絡みます。ごはんにかけることを前提にした濃いめの味付けなので、ごはんは少し多めでもOK。
ゆで卵やチンゲンサイ、ネギなどをプラスしてもおいしいそうですよ。
忙しい時や疲れが溜まっている時など、ついないがしろにしてしまう一人ランチ。無印良品のレトルト食品をストックして、いつもの適当ランチを少しグレードアップしてみては?
ご飯の後に食べたい「コンビニスイーツ」♡
※紹介した商品は、扱いのない店舗や、予告なしに販売が終了することもあります。
文・画像/Nanami