【中島健人ライブレポ】「THIS IS KENTY -IDOL ver2.0-」最終公演をボリュームたっぷりお届け!【セットリスト全曲紹介】

2024年3月にSexy Zoneを卒業し、同年12月25日に1stアルバム『N / bias』でソロデビューした中島健人さん。東京・有明アリーナにて、3日間4公演にわたるライブ「THIS IS KENTY -IDOL ver2.0-」を開催しました。
アイドル“KENTY”こと中島健人さんがプロデュースするアイドルエンターテインメントをたっぷり堪能できる華やかな演出に加え、ファン大歓喜となったあのシークレットゲストとのスペシャルコラボまで――。KENTYワールドが炸裂した最終公演の模様をお届けします!

2026年1月25日「THIS IS KENTY -IDOL ver2.0-」最終公演セットリスト

M1 IDOLIC
M2 Unite
M3 jealous
M4 Can’t Stop
M5 SUPERNOVA
M6 モノクロ
M7 迷夢
M8 MONTAGE
M9 THE CODE
M10 Mission
M11 Symphony

【MC】

M12 結唱
M13 XTC
M14 アイドルになった日〈ジュニア曲〉
M15 BAD BOYS〈重岡大毅(WEST.)・岩本照(Snow Man)参加〉
M16 スリーマンセル〈重岡大毅(WEST.)・岩本照(Snow Man)参加〉
M17 JUST KENTY☆
M18 SHE IS… LOVE
M19 カレカノ!!
M20 Hey!! Summer Honey
M21 JUST KENTY☆

EN1 CANDY〜Can U be my BABY〜〈重岡大毅(WEST.)・岩本照(Snow Man)参加〉
EN2 ピカレスク
EN3 IDOLIC
EN4 君だけForever

「THIS IS KENTY -IDOL ver2.0-」最終公演がスタート

究極のアイドル・KENTYが空中から登場!

開演前からスクリーンに本人映像が流れる会場。ツアータイトルである「THIS IS KENTY」「IDOL ver2.0」の電飾と、星や翼のセットが施されたメインステージは2階建てで、1階から2階は壇上の階段で繋がれています。さらに、メインステージからセンターステージへと花道が伸びており、会場を立体的に使った構成に。

開演時間の14時を迎え、映像で流れ始めたのは、ラボのようなところで博士が“究極のアイドル”を生成している様子。試行錯誤の末、“愛が一番大事”だと気づいた博士の手によって、ついにアイドル・KENTY(中島健人さん)が誕生します。「IDOLは“I(愛)”が一番にならなければ、ただの“DOLE(人形)”なんだ」という言葉とともに、会場のセンターステージ上部がスポットライトで照らされると、宙に浮いたビーカー(マジックミラーでできた六角形のボックス)の中に、人形のように美しいKENTYの姿が現れました。

湧き上がる大歓声の中、聞こえてきたのは『IDOLIC』のイントロ。中島さんの声がけに合わせ、U:nity(中島さんのファンネーム)が「IDOLICの魔法」(当ライブグッズのライトスティック)の色を、黄→青→白→赤へと変えていきます。ビーカーがセンターステージへと降下し、ボックスの扉が開くと中島さんが登場。シルバーストーンがキラキラと輝くマントに身を包んだ中島さんが「おまたせ、有明」と告げると同時に、特効が大爆発します。

凄まじい爆音で会場のテンションは一気にヒートアップ。センターステージを囲むように踊る中島さんの歌声に合わせ、U:nityも「IDOLIC」「Sexy」のコールで全力で応えます。早くも、アイドル・中島健人とファン・U:nityとの一体感を感じさせる瞬間です。白羽の吹雪が舞う中、マントを華麗になびかせながらダンスパートで“hyper sexy”な踊りを披露する中島さん。その姿に、U:nityからは「フーーーー!」と漏れ出るような歓声が上がるのでした。

U:nityとの掛け合いを楽しむKENTY

次にメインステージで披露されたのは、中島さんがこれまで歌ってきたソロ楽曲の歌詞が織り込まれた『Unite』。アイドル人生の軌跡を辿るような一曲に、ばっちりとしたコールと歌声で応えるU:nityと、マイクを向けてニッコリ微笑む中島さん。双方の絆がはっきりと感じられる瞬間となりました。N’s Performer(ダンサー)たちと軽やかなステップで踊り、クールなキメ顔を見せたかと思えば、最後はKENTYポーズで曲を締めくくります。

2階の星型セットの中で歌うのは『jealous』。会場を見渡すように視線を向けたKENTYは、ぴったりなコールで応えるU:nityの声を受け、嬉しそうな表情を浮かべます。「まだまだいけるよU:nity !!」「まだまだ!!」と呼びかけると、星型のセットの中に身体を収め、上を向いて美声を響かせたり、「No, I ain’t」の歌詞に合わせて頬に指を当てる仕草を見せたりと、表情豊かなパフォーマンスを展開。

スパークラーや銀テープが空間を彩る中、王子様のように胸に手を当ててお辞儀をする中島さん。ステージ上部に輝く「THIS IS KENTY」の電飾通り、“これぞKENTY!”と言いたくなるようなパフォーマンスで、会場を魅了しました。

キラキラの王道アイドルからセクシーまで様々なKENTYを見せる

「Hey, 有明U:nity!!! 騒げますか!? 盛り上がってます!?」との問いかけに、「イェーイ!!」と歓声で返すU:nity。しかし中島さんは「ふ~ん、その程度?」と、どこか不服そうな表情を見せます。
もう一度「上の方どうだ?」「スタンド?」「アリーナ?」と会場の声を聞き、全力で応えるU:nityに「ようこそ〝THIS IS KENTY〟へ」と満足した様子。ステージにしゃがみ、水分補給をする姿に会場から歓声が沸き起こると、「どうしたの? 水飲んでるだけだよ?」と不思議そうな表情を浮かべました。

「大丈夫? 俺と今日、本気で愛情交わす準備できてる?(観客「フー!!」)そのつもりでここに来てるんでしょ?(観客「イェーイ!!」)手抜くことは許されないよ? どうなんだよアリーナ? 言っとくけど、これ最終日だよ!?(観客「イェーイ!!」)ラスト最高に飾れんの?(観客「イェーイ!!」)心と心で話してるんだよ、飾れんの!? 有明、飾れんの!?(観客「イェーイ!!」)OK、このステージに中島健人として今日も立てていることを本当に感謝しています。今ここにいるU:nity、そして関わっているスタッフのみなさん、出演者のすべてのみなさん。ここが今日、世界で一番幸せな場所だってことを証明します。(観客「フー!!」)OK、じゃあ物語を始めよう。騒げんの!?(観客「イェーイ!!」)声出せんの!?(観客「イェーイ!!」)暴れられんの!?(観客「イェーイ!!」)始めよう、Can’t Stop」というやりとりも。

そして始まった『Can’t Stop』は、ピンク&パープルのネオンに染まる大人っぽいムードの中、メインステージでパフォーマンス。脚を高く上げたり、華麗なターンを決めたり、サビではN’s Performerと息ピッタリにジャンプ。金銀テープが中島さんを包み込みます。

雰囲気が一変し、真っ赤な宇宙空間のような世界観の中、スタンドマイクで歌い上げたのは『SUPERNOVA』。美しいファルセットを響かせる中島さんの歌声は、宇宙のように神秘的。シルバーの衣装に光が反射し、赤く染まる姿も幻想的でした。

ライトスティックで会場が黄色一色に染まる中、真っ暗なステージでスポットライトに照らされた中島さんが歌い出したのは『モノクロ』。ムーディーな雰囲気の中、観客に語りかけるように歌います。頭上に現れた砂時計から零れる砂に触れる繊細なパフォーマンスの後、雪の降る花道を歩きながらアカペラで落ちサビを熱唱。シーンと静まった空間に高音のロングトーンを響かせ、会場を魅了します。サビ終わりに感情をゼロに戻すかのような“無”の表情が余韻を残すようで、印象的でした。中島さんが捌けると、スクリーンに映像が流れます。

【映像内容】

無数の花に埋もれ、布一枚だけを纏った上裸のKENTYが、静かに目を覚ます。“N”のトランプやワイングラスを片手にソファへ寝転がるKENTYの姿を、画家がキャンバスに描いている。その光景は、まるで鍵穴から覗き見るよう。

やがて、完成した肖像画のKENTYから、一本の鼻血が垂れ落ちると同時に、現実世界にいるKENTYの衣装が真っ赤に染まっていく。真っ黒な仮面を顔に当てるダークなカットと、ピンク色の空間で白馬に乗ったり、空中を漂ったりするKENTYの幻想的な姿が、夢の中の情景のようにモンタージュで交錯。混沌としたイメージが繰り返される中、ラストにはクリスタルのように輝く“薔薇”が静かに現れる。

映像内の中島さんがモノクロに変わると、上手アリーナ後方から本人が歩いて登場。スワロフスキーがキラキラと輝くロング丈の黒マントへと衣装替えした中島さんは、そのままアリーナ後方中央へ移動し、上昇するリフターの上で『迷夢』を披露します。

“今の自分を作詞作曲して表現した”というこの楽曲。〈果てしない旅の途中〉にいる中島さんが、過去を懐かしみながらも未来へと進んでいく情景と、Sexy Zone時代を象徴するかのような薔薇のモチーフが重なり合います。アイドル・中島健人の過去から今へと続く歩みが、可視化されているようでした。

心拍音のようなサウンドとともにリフターが降下し、中島さんはアリーナを歩いてセンターステージへ移動。手にマイク付きのステッキを携え、『MONTAGE』を可憐にパフォーマンスします。U:nityのライトスティックは白一色に染まり、「I’d like the order」の歌詞に合わせてクールな表情を見せたり、指先まで美しいダンスを披露したりと、視線を惹きつけます。

全文英詩の『THE CODE』では、緑のレーザーとライトスティックの青い光に包まれる中、マントを外し、黒スパンコールのジャケットセットアップを輝かせました。

後輩N's Juniorと魅せる全身全霊の激しいパフォーマンス

2017年に初披露された楽曲『Mission』では、ジャケットを脱ぎ黒のTシャツ姿に。後輩であるN’s Juniorとともに、力強いアクセントダンスを披露しました。火や音玉の演出の中、後輩を率いた迫力あるパフォーマンスからは、事務所の魂、そして自身の音楽を“継承”していこうとする意志が伝わります。「Mission」のフレーズでTシャツを破いて見せると、セクシーに鍛え上げられた肉体美に、会場からは絶叫のような歓声が!

そのまま上裸でアリーナトロッコに乗って披露した『Symphony』では、白のサテンジャケットを歌いながら片手で器用に着用。フラッグを振るN’s Juniorの後に続くトロッコがメインステージに到着すると、「Everybody、歌って!!」「Hey, Hey U:nity!! 最終日だよ、気合い入れて!!」と掛け合いを楽しみます。N’s Juniorに囲まれた中島さんは、「こんな感じで~す!!」と曲を締めくくりました。

U:nityとの会話を楽しむMCタイム

「U:nity! 元気ですか? 俺の裸エンジョイできてんの!?」「見てんじゃねーぞ!」と煽りつつ、「何見てんだー!!」とジャケットをめくってU:nityを弄ぶ中島さん。「俺に会いたかったの?(観客「イェーイ!!!」)そんなもんじゃねーだろー!!(観客「イェーーーイ!!!」)」と掛け合いを展開し、「改めまして、中島健人です。では一旦、Master of Ceremony…あ、MCです」と、早速“ケンティー節”全開でMCタイムへ。

激しいパフォーマンス後、息を切らしながら水分補給をする中島さん。U:nityの視線を感じると、ストローを噛んでセクシーな表情を見せたり、顔の汗を拭きながらもチラッと色気たっぷりの視線を送ったりと、パフォーマンスタイム以外でも一瞬たりとも目を離せません。口元を覆っていたタオルをずらすと、実は変顔をしていた……というお茶目な一幕も。
さらに、「『Mission』ではパフォーマーの分も含め、3日間で90枚くらいのTシャツを破った」と明かし、観客を驚かせる場面もありました。

「用意するものは一つ」と取り出したのは、SNSでも話題を集めたグッズ「IDOLICの魔法」(ライトスティック)。中島さんのレクチャーのもと、C&Rを行うことに。

中島「星はー推せるときにー?」
U:nity「推さないとー!」
中島「せーの!」
中島&U:nity「カシャ(「IDOLICの魔法」のスロットイン)」

中島「あなたの星をー?」
中島&U:nity「スロットイーン! カシャ」

自ら提案したものの、「ヒャハハハハ!」と思わずしゃがみ込んで笑ってしまう中島さん。MC中も、問いかけに対してU:nityが答えている間に水を飲んだり汗を拭いたりと、間を空けることなく進行する姿からは、ソロアーティストとしてのプロフェッショナルぶりが伝わってきます。

最終日を迎えた本ライブについて「めちゃめちゃ早かった」と振り返りつつ、「この一年半のソロ活動はものすごく緊張した」と吐露。さらに、ライブツアー「巡」「N / bias」を経て、「大丈夫だ、俺にはU:nityがいるわ、と思ったんだよね。お世辞抜きで、あなた方すごいですよ。本当にありがとうございます。日々支えていただいています」と語り、王子様さながらの美しいお辞儀で感謝の気持ちを伝えるのでした。

中島さんプロデュースのジュニア曲披露も

中島さんがデザインしたという赤い衣装に身を包んだ8人のN’s Junior(阿達慶さん、千井野空翔さん、竹村実悟さん、鍋田大成さん、末永光さん、田中陽成さん、松浦銀志さん、関翔馬さん)。その中心に立ち、白いジャケットを羽織った中島さんが、日の丸を表すかのように披露したのは、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック TEAM JAPAN公式応援ソングの『結唱』です。中島さん、N’s Junior、そしてU:nityが一体となり、拳を高く掲げて「Oh…」と歌う光景は、心に残るワンシーンとなりました。

少年隊の『仮面舞踏会』のイントロをサンプリングしたことで話題を集めた新曲『XTC』は、アイドル・中島健人の“神秘的な影”を、仮面をモチーフに表現した楽曲。“究極の光”を歌った『IDOLIC』と対をなす存在です。
ライトスティックの赤い光に包まれ、火花が噴き出すステージで、はだけたジャケットから美しい上半身をのぞかせながらキレのあるダンスを披露。彼の“音楽を継承する”という想いが、ひしひしと伝わってきた瞬間でした。

N’s Juniorの8人は、中島さんが彼らのために作詞・作曲・振付を手がけた楽曲『アイドルになった日』を披露。アイドルソングらしい明るいメロディに乗せられたのは、「名もなきネームプレート」「早く僕を見つけて」「汗がきっとスパンコール」「アイドルを愛した日」など、胸がきゅっと締め付けられるような歌詞の数々です。
アイドルへの憧れを胸に、ひたむきに努力を重ねる――そんなジュニア時代の中島さんの心情が、重なるように伝わってきました。

ファン大歓喜!親友とのスペシャルパフォーマンス

撮影:田中聖太郎

スクリーンに映し出された「極楽蝶の再会」の文字に、会場から大歓声が沸き起こります。“けんしげひー”ことWEST.の重岡大毅さん、Snow Manの岩本照さんが、中島さんとともにステージへ登場。
ライダースに黒デニムという出で立ちの3人は、同じ事務所で切磋琢磨してきた良き友人同士。それぞれ赤・黄・青のメンバーカラーのバンダナを腰に着け、仲良く肩を組んだり、互いを見つめ合ったりしながら、2013年に共演した作品の主題歌『BAD BOYS』を歌唱します。

その後、嬉しさのあまり笑顔全開の中島さんに、重岡さんも「楽しいやんけっ!!」とジャンプしながら半回転し、全身で喜びを表現。2017年から『Mission』を踊っていたことから“破れの初期メン”と評された岩本さんは、「今日も『Mission』見に行こうぜ!って言って、舞台袖からパフォーマンスを見ていた」と明かします。
「3人で江の島行ったよな」と思い出を振り返りつつ、「2人が来てくれて、すっごい幸せ」と笑顔を見せる中島さん。

3人のために中島さんが制作したという楽曲『スリーマンセル』では、美しいハモリを響かせながらメロディを奏で、岩本さんのラップパートではノリノリに。輪になって歌ったり、サビの「BOOM BOOM BOOM」の歌詞に合わせてバイクを吹かす仕草を見せたりと、まるで3人の青春をのぞいているかのようなパフォーマンスが繰り広げられます。
その後のMCでは、大阪万博で購入したTシャツと、宮島で購入したしゃもじのお土産を数カ月ぶりに渡すことができ、「やっと渡せた」と満足そうな表情を浮かべる中島さんなのでした。

3日間、公演ごとに異なるスペシャルゲストが登場!

1/25(日)夜公演に出演された岩本さん&重岡さんのほか、今回のライブでは中島さんゆかりのアーティストが毎公演シークレットゲストで登場!豪華コラボレーションが繰り広げられました。1/23(金)夜公演のゲストにはこっちのけんとさん、1/24(土)昼公演にはMori Caliopeさんと、楽曲コラボで話題になった方々とのパフォーマンスを披露。1/24(土)の昼公演では、映画「知らないカノジョ」で共演したmiletさんが登場しました。

星に乗って…キラッキラのアイドルタイム!

ライブはいよいよラストスパートへ。『JUST KENTY☆』のMV(アニメーション映像)そのままの、水色のツイードセットアップを着た中島さんが、星のオブジェに乗ってフライングで登場します。銀色の星を振りながら、U:nityの近くへと宙を移動。

『SHE IS… LOVE』『カレカノ!!』と王道のアイドルソングを歌う姿は、まさにアイドルの究極体!『Hey!! Summer Honey』では、黄色の衣装を着たジュニアたちを見て「これNYC boys(2009年に中島さんが加入したグループ)のときの衣装だよね? 懐かしい! 嬉しい!」と声を弾ませる姿が印象的でした。

本編最後の楽曲は『JUST KENTY☆』。身体いっぱいに☆を表現しながら、「もっともっと!」と最後のC&Rを楽しみます。ダンサーが捌け、ステージに一人残った中島さんは、「有明U:nity、今日はありがとうございました! 楽しかった? 一日最高な思い出になりましたか? ちゃんとみんなのここ(胸)の記憶に残りましたか? この最高に輝く瞬間、二度と忘れませんか? この思い、ずっと胸に秘めておいてください。俺は星に帰ります。じゃあね! ありがとうU:nity! また会いましょう」と言葉を残します。そして、スクリーンが開いて現れた星のセットの中へと、静かに姿を消しました。

驚きのゲストも登場!豪華絢爛なアンコール

全力の“健人コール”で迎えられた中島さんは、N’s PerformerとN’s Juniorに囲まれて登場。「U:nity、まだまだ遊ぼうぜーー!」と呼びかけると、『CANDY〜Can U be my BABY〜』を歌い始めます。白のライブTシャツにダメージデニム、腰にはブルーのバンダナ、そして手には「IDOLICの魔法」。歌詞に合わせてスロットインを行いながら、ファンを大いに沸かせます。

「今日のゲスト!」と呼ばれて登場したのは、巨大な「IDOLICの魔法」バルーンを両手に抱えた重岡さんと岩本さん、そして着ぐるみサイズのおけんとさま(KENTYのマスコットキャラクター)!予想外のサプライズに驚きを隠せない中島さんは、ツッコミを入れつつも、喜びを噛み締めているようでした。

最後は仲良くみんなで写真撮影を行い、スペシャルゲストの2人と、各出演者・スタッフのみなさんへ感謝の拍手を送ります。「最後に僕の生きる源、魂、U:nity! 最後に有明アリーナ、俺の名前叫べますか? Everybody, say!」という呼びかけに、U:nityが「KENTY!」と声をそろえると、銀テープが会場に舞います。「IDOLICの魔法」とともに、リフターで捌けていく中島さんなのでした。

Wアンコールで誓った2年後の展望

終演のアナウンスにも負けじと鳴り止まない“健人コール”に応え、再びステージに姿を現した中島さん。「どうしたの? もうKENTYは終わったんじゃないの?」と、じらすように語りかけます。
続けて「『ピカレスク』歌える? 1サビ歌える? 歌で呼んでよ」「“♪愛が朽ち果てても~”だよ、いくよ?」と呼びかけると、U:nityと中島さんによる歌唱練習がスタート。「今日は普通の喉じゃ返さないからな」とドSな表情を見せつつ、「本気だよ!」とストレッチ。「N’s Juniorと練習したから、見届けてやってよ」と前置きし、『ピカレスク』を披露します。U:nityも一緒に歌い、会場一体となってパフォーマンスを作り上げました。

決意を伝えるかのように、強い眼差しを向ける中島さん。曲が終わり、自然と湧き起こる歓声を横顔で浴びながら微笑み、何かを思い出すように視線を落とすと、静かに語り始めます。

「アイドルとして、俺はいつだって本気で生きています。この新しいスタートを切って、いろんな出来事、紆余曲折がありました。それでも、なんでわかってくれないんだろう、どうしたら届くんだろうって、リハーサル室で1人きりになって考えることもあった。周りに誰もいなくて、気がついたら鏡の前にいるのは自分1人だけで。どうしたら、自分の思っている理想や夢を形にできるんだろうって、そればかり考えて毎日を過ごしてきました。夜も眠れない日があったし、本当に悔しい日が続いて、スマホすら見られなくなったこともあった。でも、その中で自分がアイドルとして生きる意味、そのほんのわずかな光を照らしてくれたのは、自分を愛してくれているU:nityのみんなだと思っています」(拍手)

「ここにきて、有明の地を再び踏んで、今日ここまで本当にたくさんの出来事がありました。カウントダウンコンサートに出て、みんながグループの中で僕は1人だった。でもあのステージに立って、たくさんの歓声を浴びて、1人だけど1人じゃないってことに気がついた。だからね、俺はあの景色に、みんなを連れて行くよ。2年以内に必ず東京ドームに行きます。俺も、そして一緒に頑張ってくれているN’s staff、N’s Performer、N’s Junior、そしてU:nity。君たちを全員連れて行く。だからこそ、一旦俺、本物のアイドルになるわ。覚悟しとけよ! 俺に本気を出させたこの世界に感謝してるよ」(観客「フーーー!!!」)「止まんねぇよ、俺。いいな?(観客「イェーイ!!!」)そんな俺についてこれんの?(観客「イェーイ!!!」)ついてこれんの?(観客「イェーイ!!!」)覚悟決まってんだよ俺は!!!(観客「イェーイ!!!」)絶対ドーム行くぞ!!!」と、力強く宣言します。

「今から歌うのは革命前夜の曲。いいね?」(観客「イェーイ!!!」)
「この革命前夜を、ここだけじゃなくて、この瞬間だけは世界中に届けてほしい。みんなスマホで撮ってよ。U:nityが全員届けてくれるんでしょ?」と語りかけ、『IDOLIC』を披露。最後はマイクを銃に見立て、バキュンと撃ってから煙をフッと吹き消す仕草を見せ、ステージ奥へと捌けていきました。

最終公演ではトリプルアンコールも!

終演アナウンスが流れても粘り続けるU:nity。照明がつき、U:nityの大歓声に包まれる中、白シャツ×デニム姿の中島さんが再び登場します。胸元には、アンバサダーを務めるBVLGARIのネックレスがキラリ。
「みんな今日はありがとう。いい思い出になった?(観客「イェーイ!!!」)ちゃんとエンジョイできた?(観客「イェーイ!!!」)どう、俺のこと好きなの?(観客「イェーイ!!!」)誰が好きなの?(観客「健人ー!!!」)じゃあ、俺の音楽も好きなの?(観客「大好き!!!」)ちゃんと俺の作り出すものを愛してよ。それで本当に好きって言えるんだからさ。(観客「フーー!!!」)」と、優しく、そして少し照れたように語りかけます。

続けて、「じゃあ……僕は、これまでの経験も思い出も全部大切にしています。自分の中でその歴史があったからこそ、今がある。そういうふうに思っています。いろんな感情だったり、いろんな気持ちだったり、それがこの一年を、みんなの目の前で交錯していくと思います。でも、きっとそれは全部……うーん、最終的には愛が救ってくれる。そう思っています。というか……“愛しか救えない”んじゃないんですか?」と、静かに思いを紡ぎます。
ここで察したU:nityから大きな歓声が上がり、「本当に最後の曲です。それでは聴いてください」と告げて流れたイントロは、Sexy Zone時代の楽曲『君だけForever』

曲中にも、「U:nity、このライブ『THIS IS KENTY -IDOL ver2.0-』が本当にできているのは、みなさんのおかげです。本当にありがとう。この想いはForeverです。最高! どう、本当に俺のこと好き? じゃあその気持ちは、絶対Forever。大切にしてね?」と感謝と想いを届け、共に歌うU:nityの声に、愛おしそうに耳を傾けます。

曲が終わると、「愛の溢れる未来で、また会いましょう。バイバイ」と言葉を残し、後ろ姿でKENTYポーズを掲げる中島さん。振り向きざまにニコッと笑顔を見せ、そのままステージを後にしました。
アイドルにすべてを捧げてきた中島健人さんが生み出す極上のエンターテインメントに、会場中が魅了された3時間となりました。

撮影/和佐田美奈子(和佐田写真事務所) 取材・文/中村美貴

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表紙モデル:堀田 茜