止まるところを知らないコンビニのスイーツ商戦。コンビニ各社が腕をふるい、絶品スイーツを続々と生み出しています。
今回は、ファミリーマートの冷蔵スイーツコーナーから、焼き菓子系おやつを5つレビュー。11月に販売を開始した新作も合わせてご紹介します。
■長〜いレーズンサンドはザクザククッキーがポイント!
レーズンサンド好きには嬉しい、ロングサイズの「香ばしいクッキーのクリームサンド(レーズン)」(¥138/税込み)。
レーズンサンドといえばさっくりしっとりサブレのイメージが強いですが、こちらはザクっと食べ応えのあるクッキーに、こっくりとしたクリームとラムレーズンがサンドされています。
クリームの量は少なめですが、バターの香ばしさと本格的なラムの風味がアクセントとなって、物足りなさを感じることはありません。このクオリティで150円以下なので、コスパもバッチリです。
ぱくっとほおばるとクッキーのかけらがポロポロ落ちるので、受け皿を置くことをおすすめします。
■ふわっふわスポンジケーキと濃厚ホイップで、予想を裏切るおいしさ
直径が13センチほどと比較的大きめなサイズにもかかわらず、主張の強くないビジュアルのためか、第一印象のインパクトが少なかった「ダブルクリームサンド(ホイップ&カスタード)」(¥138/税込み)。
これが、予想外のおいしさでした。
薄めのスポンジケーキはふわっふわで、中にたっぷりとはさまれたホイップクリームとカスタードクリームがとっても濃厚! 軽くてエアリーなのにパサパサ感は一切なく、あっという間に完食してしまいました。
「騙されたと思って食べてみて」と、誰かにオススメしたくなる一品です。
■「冷やして食べる」シリーズは新発売のバウムが美味!
普段は常温でいただく焼き菓子を、あえて冷やすという新感覚の「冷やして食べる」シリーズ。
「冷やして食べる パイコロネ(マロンクリーム)」(¥150/税込み)は、渋皮をつかったマロン風味のパイ生地に、粒が入ったマロンクリームがたっぷり入った一品です。
栗の香りはさほど強くないのでマロン感を求めている人には少し物足りないかもしれませんが、“最初サクッ、後からしっとり”の食べ応えあるコロネともったりとしたクリームで、満足感は○。パイというよりは、菓子パンに近い感覚かも?
続いて同シリーズから、「冷やして食べる しっとり食感のバウム」(¥158/税込み)。11月5日から販売を開始した新商品です。
その名の通りしっとりとしたバウムに、サクサクのシュガーコーティングが最高の組み合わせ。ひんやりしていることでその食感をさらに引き立てています。これはまさに冷やして食べるべきスイーツ!
見た目は普通のバウムクーヘンなので見逃しがちですが、価格もお手頃なので一度は試す価値アリです。
■あの「ケンズカフェ」が監修!絶品ショコラは超濃厚
11月12日に登場した「ベイクドショコラ」(¥238/税込み)は、予約数ヶ月待ちのガトーショコラ専門店「KEN’S CAFÉ TOKYO(ケンズカフェ・トーキョー)」が監修しています。
同店の監修スイーツは今年9月にもファミリーマートから販売され、たちまち話題になりました。
さてそのお味。3種類のカカオ豆を使用しているというビターなショコラは、超濃厚! チョコの深〜い香りと、ねっとりとした食感がたまりません。
サイズはさほど大きくありませんが、ひとくちひとくちがずっしりとしているので、よほど甘いものを欲していないと丸々一個は食べきれないかも。でもその分、チョコ好きさんには最高のご褒美です。じっくりじっくり味わって。
他社と比べて、冷蔵スイーツコーナーの“ベイクド系”スイーツが充実しているファミリーマート。有名店との次なるコラボは?「冷やして食べるシリーズ」の新作は?と、今後も目が離せません!
※紹介した商品は、扱いのない店舗や、予告なしに販売が終了することもあります。
文・画像/Nanami