【Snow Manライブレポ】5大ドームツアー東京公演【MCほぼ全文】

2025年から2026年にかけて行われているSnow Manによる5大ドームツアー「Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON」。CLASSY.では2025年12月23日東京初日公演のライブレポートをお届けします!

可能な限りファンの近くへ…隅々まで花道が伸びるステージ構成

5thアルバム「音故知新」を引っ提げ開催されている本ツアーは、全国5都市17公演で自身最多となる78万人の観客を動員。東京は1公演で55,000人、4日で計22万人が集まります。

メインステージの中心には大きく掲げられた“Snow Man”の電飾が光り、その下の巨大スクリーンの両サイドには、歯車をモチーフにした装飾が。まるで時計台の裏側に足を踏み入れたような世界観が広がります。メインステージの両端から伸びる外周花道は全長300mを超え、そこには9人のメンバーがそれぞれ立つことのできる複数の円形ステージが点在。メインステージとセンターステージを大きな花道が結び、さらにセンターステージからは外周に向かって上下手全長93mの花道も。ドームという巨大空間でありながら可能な限り距離を感じさせないステージ構成でした。アルバムのキャッチコピー「#時代を巡る、音の軌跡。」とリンクするように、今にも時を刻み始めそうな歯車が無機質さと重厚感を併せ持つ空間の中、いよいよ東京の初日公演が幕を開けます。

「Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON」東京初日公演スタート!

17:50、スクリーンに楽屋で過ごすメンバーの映像が流れ、まるでリアルタイムのメンバーの姿を見ているような演出にファンの期待も高まります。17:59、再び楽屋の様子が映し出され、鏡に向かって座る後ろ姿の岩本さんが振り向くと同時に「開演いたします」のアナウンス。映像にはレトロなファッションに身を包み、昭和のスターに扮したメンバーが登場。再び楽屋の様子に切り替わると、そこには最新のスマートフォンで音楽を聴く目黒さんの姿。「…5,4,3,2,1」のカウントでいよいよライブが始まります。

メインステージに9人がシルエットで登場!ラウールさんプロデュースのライブ衣装1ポーズ目は、ブルーやネイビーを基調に、ピンクでポイントを入れた王子様のようなジャケットスタイル。そこに、白のフリル(宮舘さん)、ブルーのマント(ラウールさん)、など、統一感を持たせつつ9人の個性にあったアレンジが効かせられています。「What’s up, Tokyo!?騒いでいこうぜ!」の掛け声を合図に、アルバムリード曲『TRUE LOVE』の爽やかなイントロが流れ始めます。歌い出しの目黒さんがカメラに抜かれると歓声が上がり、ニコッと笑顔を見せる阿部さんに、サングラスをかけキメ顔の岩本さん、ギュッと自分をハグするチャーミングな佐久間さん、すまし顔の深澤さん…と早速個性豊かなメンバーたち。「Hey, 東京ドーム!」と煽る目黒さんにファンが歓声で応え、向井さん阿部さんがタイタニックごっこを披露したり、ラウールさん目黒さんにバックハグをしたりとメンバーたちもテンションが上がっている様子。

メンバーの立つステージはなんとムービング式(!)で、ステージ毎ごとアリーナを通過しセンターステージへと移動していきます。佐久間さんが伸びやかな声で魅せると、メンバー9人で♡を作りファンへの愛を届けます。大ヒット曲『ブラザービート』のイントロでは、佐久間さんが「Hey, 東京ドーム!声出せるか東京ドーム!?(観客「イェーイ!!」)いいね、最後まで全力で声出して楽しもうぜよろしく!!!」、阿部さんが「Hey, Hey, 東京会いたかったぞ東京!!!ただいま東京!!夢の世界へようこそ!!」とファンに語りかけてスタート。

バックステージから宮舘深澤目黒渡辺(上手)/阿部岩本佐久間向井ラウール(下手)に分かれると、外周を歩いてセンターステージに繋がる横花道へ。「騒げ、この野郎!!」と煽る渡辺さんに、見つめ合ってなにやらニヤニヤしている向井岩本コンビ、歌割りの「社会やばいな もう」でぷく顔を見せる目黒さん…と見どころ満載。深澤さんがファンたちと「イーアールサンスー」コール&レスポンスで盛り上がると、今度は向井さんが「盛り上がってますか!」とタイ語ver.のコールを求めます。「ヌンソーンサームシー♪」と満足気な向井さんが、そのまま流暢なタイ語で何かを話したかと思うと、すかさず深澤さんが「あ、『僕たちは皆さんのことを愛しています』って言ってまーす」と通訳!(笑)佐久間「おまえすげえな!」向井「合ってます!」阿部「さすがだよ」と息ぴったりに曲を締めるメンバーなのでした。

ライブならではのアレンジやC&Rでファンとの掛け合いを楽しむメンバーたち

『Nine Snow Charge!!』の自己紹介ラップではメンバー1人ひとりアレンジを効かせた一言台詞を披露。

「Nine Snow Charge!!」の自己紹介ラップ一言台詞

岩本「君が、好きだーーー!」
深澤「みんな!会いたかったよー!!」
ラウール「(M-1のヨネダ2000のネタで)胸がきゅるるん♪」
渡辺「俺のパンツ洗ってくれよ」
向井「好きやでぇ~?」
阿部「好きだ、ばか!」
目黒「(ロイヤルファミリーのあっかんベー)」
宮舘さん「抱いてやるよ」
佐久間「東京ドーム、愛し合おうぜ!!」

岩本さんが「東京ドーム、もっと声出るよね!?」と煽ればファンも全力で応え、「Snow Man」コールで会場が一体となり「楽しかったよ、ばいばーい!!」と岩本さんもご満悦。『SERIOUS』では、メンバーの衣装とリンクしたブルー×ピンクの光に包まれる中、脚を大きく振り上げる印象的なダンスで惹きつけます。

メンバー毎C&R

目黒「皆さん盛り上がってますか!?」(観客「イェーイ!!」)「東京ドーム始まりました。最後まで僕たちとたくさん声を出して、良い時間を作りたいですか!?」(観客「イェーイ!!」)「もっと作りたいですか!?」(観客「イェーイ!!」)「…わかりました♡」

阿部「俺も声聞きたいな…じゃあ皆で“せーの”っていったら『ZIP!』でお願いします!」
メンバー「おいおいおい!!」
阿部「いきますよ~!せーの!!(阿部&観客)ZIP!」(ラウールさん阿部さんの後ろにフレームイン)「ありがとう~!!」
向井「ずるいずるい!!笑」
阿部「この調子でここにいる55,000人と俺たち9人で幸せになろうぜ!!

向井「どうも向井康二でーーーーーす!サワディー!?」(観客「カーーップ!」)「盛り上がってますか!」(観客「イェーイ!!」)「上の方盛り上がってんの!? 下の方どうですか!?」(観客「イェーイ!!」)「上の方負けてるぞ、上の方ーーーー!!!」(観客「イェーーーイ!!!!」)「OK!今から俺が『大丈夫そっ?』って聞いたら皆さんも『大丈夫そっ?』って返してもらっていいですか?これ絶対、強制です。いきます!『皆!!大丈夫そっ?』say!」(観客「大丈夫そっ?」)「大丈夫そっ?」(
観客「大丈夫そっ?」)「俺は大丈夫じゃな・さ・そ!!!」
メンバー「なんでやねん!!!」
向井「メルシ―!!!」

渡辺「この後やりずれ~!(笑)…皆さん改めまして渡辺翔太です!皆さんここまで来ましたけどめちゃくちゃ盛り上がってますね。今日から4日間東京ドームということで、この期間を考えたら、もう、僕たちSnow Manが皆さんに最高なホリデーシーズンをお届けいたします」(観客「フーーーー!!!」)「ということで、“この1年、2025年、Snow Manに会えてよかったなぁ”って思わせられるようなライブにしたいと思いますので一緒に楽しんでいきましょう。よろしくお願いいたします!!」(観客「イェーイ!!」)

宮舘「(会場を見回してから)…宮舘涼太です!!」(観客「イェーイ!!」)「見ての通り汗だくです!!」(観客&メンバー「イェーイ!!」)「今年一番の汗をかかせてくださーい!!」(観客「イェーイ!!」)「東京ドームいけんのか!?」(観客「イェーイ!!」)「いけんのか!?」(観客「イェーイ!!!」)「皆の声…エレガント♡」(観客「ワォーーー!!」)

岩本「(イカついサングラスとは裏腹に優しい微笑み)東京ドームにお集まりの皆さん、どうも岩本照でーーーーす!!!こんにちはーーーー!!」(観客「イェーイ!!」)「下の方こんにちはーーー!」(観客「こんにちはーーー!!」)「じゃあ皆でせーーーの!…呼吸して~!!」
メンバー「いやいやいや!!」
佐久間「そこは“こんにちは”だろ!!笑」
岩本「ちゃんとついてきて下さーい!笑 よろしくお願いしまーす!最後までよろしく~!」

佐久間「佐久間大介でーーーす!!!」(観客「イェーイ!!」)「騒ぐ準備はできてるか東京ドーム!!!」(観客「イェーイ!!」)「いいねぇ。でも、まだいけるだろ?そんなもんか東京ドーム!?今日俺たちに会いたかった人ー!?」(観客「はーーーーーい!!!」)「いいね、俺たちもめっちゃ会いたかったよ。今日は最後まで本気で楽しんで、全力でぶつかってきて下さい!俺たちも全力で愛を返すんで。よろしく!!」(観客「フーーーー!!」)
ラウール「フゥ!」

ラウール「ラウールでーーーす!!」(観客「イェーイ!!」)「東京ドームの皆さん盛り上がってますか!!!」(観客「イェーイ!!」)「いいね~。じゃあ今日は皆のお食事事情、聞きて…聞いていきたいと思います。朝ごはん食べた人ーーー!?」(観客「はーーーーい!!」)「昼ごはん食べた人ーーー!?」(観客「はーーーーい!!」)「健康的だね~。じゃあ夜ご飯は…(クスッとしてカメラ目線で)一緒に食べに行こう」(観客「わぁーーーーー!!」)

深澤「どーも!深澤辰哉でーーす!!じゃあ僕が『ノンストップ!』って言ったら皆も『ノンストップ!』って言って下さい!いきますよ?せーの!(深澤&観客)ノンストップ!」(メディアに向けて)「使って下さーい!」(観客(笑))「さぁ皆さん盛り上がってるね。もう一回皆の声聞かせて!アリーナ!?」(観客「イェーイ!!」)「いいね、次スタンド!?」(観客「イェーイ!!」)「最後は全員!!!」(観客「イェーイ!!」)「その調子で最後まで楽しんでいっていってください!皆さん、愛してるぜ」(観客「フーーー!!」)

一瞬たりとも目が離せないド派手&豪華なステージパフォーマンス

赤や緑、紫などのカラフルな色使いにゴールドの箔やスパンコールなどが施された煌びやかな衣装に着替えたメンバーたち。目黒さん渡辺さん阿部さん向井さんの4人がタップダンスを披露したかと思えば、岩本佐久間目黒渡辺(上手)/阿部深澤宮舘向井ラウール(下手)にわかれたメンバー全員がなんとポールダンスで『Dangerholic』を歌唱!色気たっぷりのパフォーマンスで会場を魅了し、曲終わりに岩本さんがバク転を披露すると大歓声が沸き起こります。『Miss Brand-New Friday Night』では、バックステージからパフォーマンスがスタート。ステージがセンターへと移動する中、見つめ合う阿部さん佐久間さんに惹きつけられていると、なんとステージが2つにセパレート!それぞれ上段(阿部岩本佐久間宮舘向井)・下段(深澤目黒渡辺ラウール)に分かれたメンバーたちは爽やかなサウンドに合わせてしなやかなダンスで魅せました。

クレーン・トロッコ・リフターでファンのすぐ近くへ!

『Ready Go Round』では、デニム×キラキラにブラウントーンの配色が施された衣装の9人が外周に設置された高さ20mのクレーンに乗り、スタンド上部のファンの近くでパフォーマンス。(下手側より深澤宮舘ラウール目黒向井岩本渡辺阿部佐久間『君へ贈る応援歌』ではトロッコに乗るメンバーやセンターステージから近くのファンとコミュニケーションを取るメンバーの姿が。落ちサビでは向井さんが「東京 東京~♪」と替え歌をしたり、岩本さんはエアーでジョッキを持って乾杯→クーッとビールを飲む素振り。「東京~♪」で曲を締めた渡辺さんに、「東京?」とツッコむメンバーたちなのでした。『イチバンボシ』ではセンターステージから繋がる花道に設置されたリフターに乗った9人が横一列で歌唱。メンバーカラーの雪の結晶が浮かぶ天井の下、覚悟を決めたような表情で会場のファンたちを見つめながら歌う姿が印象的でした。

ライブならではのメンバーイチャイチャ&おちゃめな姿も

1960年代、1980年代…と年代が移ろうスクリーンに合わせて、メンバーによるコントのパフォーマンスも展開。コントムービーの中で日替わりの配役が楽しまれている“キスガチャ”では、“タマ”ことネコに扮した岩本さんに、理容室の店員に扮した向井さんがキス!実際にステージに登場した向井さん岩本さんの頬にキスをすると、始めは嫌々ながらも、いつしか受け入れる岩本さん。そのままおんぶをしてもらいご満悦な向井さんと、“岩本兄弟”と呼ばれる2人のイチャイチャな姿も♡向井さん佐久間さんに「ニャンニャン」していたり、佐久間さん向井さんの後ろで「わーい」と両手を上げた後に二人でハイタッチをしていたりと、和やかなムードが続きます。その横では、明らかに踊るスペースが狭く、阿部さんの横で気まずそうにしている渡辺さんの姿も…!後のMCで、立ち位置を間違えてしまったことを告白するのでした。

個性爆発のユニット曲も必見!

岩本深澤ユニット曲『Symmetry』
美声を響かせながらしっとりと歌い上げる2人。歌詞とリンクしたバックの月の演出が幻想的です。セパレートした別々のステージで歌う岩本さん深澤さん。2人のステージは大サビで一つに。互いに手を伸ばし合うものの、遠くて交わることのない2人の姿が、より一層儚く切ないパフォーマンスでした。

ラウール渡辺向井ユニット曲『サンシャインドリーマー』
大先輩・光GENJIを彷彿とさせるデニムのホットパンツで登場した3人。バク転を披露する渡辺さんに、がに股&菜々緒ポーズを見せるラウールさん、内股で熱唱する向井さん。曲中、姿を消した3人が再び登場すると、足にはローラースケートが!コードに引っ張られ、おぼつかない足元でセンターステージまで移動してきた3人。最後のキメポーズで渡辺さんがコケるところまで、コミカル&フレッシュなパフォーマンスに目が離せません。

宮舘佐久間ユニット曲『地球(あい)してるぜ』
まるでアニメから飛び出してきたような、メンカラ衣装を纏った神々しい2人。黄金の羽がついた♡のマイクスタンドで風を浴びながら、地球への愛を熱唱します。途中、地球越し(!?)にカメラに抜かれる宮舘さんに「館タイム2回目!?」とツッコむ佐久間さんなのでした。

阿部目黒ユニット曲『ART』
スクリーンに絵画が映し出されると、2人がシルエットで登場。微笑む目黒さんとは裏腹に、クールな表情の阿部さん目黒さんが肩をチラ見せしながら歌い、阿部さんが繊細な手振りで魅せれば、色気がダダ漏れの2人に会場中がうっとり…。王座に腰かけながら歌う2人そのものが、まさにART級の美しさ。

“スーパー舘タイム”と大ヒット中の楽曲『カリスマックス』

「これあれか、“舘タイム”か!」と勘づいた阿部さんに「ANY TIMEみたいに言うなよ!」とメンバーがツッコみを入れつつ始まった、宮舘さんによる約7分にも及ぶ無言のパフォーマンス“舘タイム”。普段よりも“手を開くスピードが遅い!”とクレームが入りつつ、ようやく宮舘さんの立つムービングステージに乗せてもらえた8人。深澤さんが「今日(舘タイム)最長じゃない!?」とツッコむ中、宮舘さんは息が上がってしまい、なかなかサングラスをかけることができません。そんな中、渡辺さんからの「頑張れ」の一言で、ついにサングラスをかけることができた宮舘さんを筆頭に、他の8人もサングラスを装着。宮舘さんによる「Let’s カリスマックス!」の合図でパフォーマンスがスタートすると、一転、スイッチが入ったようにクールな表情に切り替わる9人。歌番組などでも話題になったシュールなダンスをスタイリッシュに披露する中、向井さんが“カメハメ波~!”で佐久間さんを吹き飛ばすシーンも。

9人が横一列に並びMCがスタート(ほぼ全文)

(下手から宮舘阿部目黒佐久間ラウール渡辺向井岩本深澤

深澤「改めましてどうも!!」
Snow Man「Snow Manでーす!!」(観客「イェーイ!!!」)
向井「こんにちはー!」
深澤「皆さん、ここからがMCのお時間です」
メンバー「さっきの(舘タイム)は事故です、事故(笑)」
深澤「多分だけど、最長を叩き出してると思う」
メンバー「いや~すごかったね~」
深澤「あんな手の開くスピード遅いこと、ある?(笑)」
佐久間「あれね、早すぎてスローに見える」
深澤「そういうこと!? でもそれもこれも、皆さんの声が舘様の心を、テンションを上げる感じじゃない?」
宮舘「今日はすごかったねぇ…」
メンバー「自分で!(笑)」
深澤「どういう気持ち?自分でやってて」
宮舘「すごい楽しい」
佐久間「それならよかったです」
深澤「舘さんしかできないんだよね、やっぱあれ」
向井「俺らにはできないよあれ」
宮舘「僕なんならもうちょっとましたよ」
深澤「ごめんなさい、これ以上はちょっと勘弁してください」
佐久間「ワンチャン、前より超えてる可能性あるからね(笑)」

とここで、メンバーに促された向井さんに「勘弁してよ~!」と言われた宮舘さんは「“じゃああんたがやってみろよ!”」と某ドラマを匂わせ。メンバーが「あれ~?誰も出てないけど!(笑)」とツッコむ中、ラウールさんが「衣装が全体的に茶色いな」と名セリフで爆笑を誘います。

深澤さんが「もう一回皆さんの声を聞きたいと思うので」とC&Rを。
佐久間「いつもの聞こうか。じゃあレディースいくぞ…レディース!!!!!」(女性「イェーーーーーーーーイ!!!!!」)
深澤「いやぁ、今日は通ってるねぇ!さぁ岩本くん
佐久間「我々の軍はすごく声が出ている。そちらはどうだ?」
岩本「いやぁちらほらいる気がした。目が合った気がした。本当は立っている時に声出ししろよって気持ちもわかる。ごめんね?座らせて。こういう機会ってなかなかないから。(真顔で)マジで出してもらっていいかな?」
深澤「卒業式のヤンキーみたい(笑)」
向井「声が聞きたいねんな」
岩本「いくぞメンズ。…メンズーーーーー!!!!!」(男性「イェーーーーーーーーイ!!!!!」)
メンバー「えぇ?!すごいな!!!」
岩本「ちょっと、この後飲みに行こうか?(笑)嬉しいな、ありがと」
深澤「もちろん今までの会場でもたくさん声を出してもらってましたけど。気合い入ってんな~メンズ」
メンバー「今日やばいね、東京のメンズやばいね!」
深澤「でもまだいるからね、阿部ちゃん?」
阿部「第三勢力、ちびっこたち」
メンバー「(笑)かわいいな(笑)」
阿部「今の2チーム超えてくぜ」
メンバー「いけるか~?いけるのか~?」「引率の先生みたい(笑)」
阿部「いくよ~~?…ちっちゃい子~~~????」(子ども「はーーーーーーーーーい!!!!!」)
メンバー「おーー!!可愛いー!!」
向井「超えたよ超えたよ!」
深澤「天使の産声が聞こえたぞ」
佐久間目黒「可愛い~」
深澤「皆さんの声で俺らはパワーをもらって、というか」
佐久間「気持ちはちっちゃい子~?」
観客「はーーーい!!!!」
メンバー「めっちゃ多いな、翔太どうですか?これ」
渡辺「いや~ちょっとキツイんじゃないかな(笑)」
メンバー「おい!!!!」
渡辺「いやっ…(笑)」
ラウール「全然ビューティーマンじゃない(笑)」
メンバー「殿堂入り?美的の」
観客 拍手
渡辺「ありがとうございます本当に。盛り上げていただいて」
深澤「それどうやったらビューティーマンになれるの?」
渡辺「3回ビューティーマンの賞を取ったら殿堂入りになるの」
目黒「しょっぴーがさ(バックステージで)着替えが俺の隣なんだけど、席が。さっきの『サンシャインドリーマー』のめっちゃ短パンだったでしょ?アソコギリギリの状態でパイプ椅子に座ってて(笑)その時に俺、“ビューティーだな”って」
メンバー(笑)
向井「どこで思ってんねん!(笑)」
ラウール「キワまで見えてて…キワまで見せれるって。…これ言っていい?」
渡辺「いいよ」
ラウール「キワキワ用の下着を…(笑)」
メンバー「あー!!」
観客「キャー!」
ラウール向井「あれすごいよな?!」
深澤「あれどこにあるの?(笑)」
佐久間「あれマジで、『サンシャインドリーマー』でここからパンツが見えないようにキワ~いパンツ履いてます(笑)」
渡辺「そう、あのねこれ…リハーサルしてた時に、実際衣装を着てリハーサルやって。そしたら終わった時に『渡辺さん、下着見えちゃってるのでこれ履きましょう』って言ってTバック渡されたの」
ラウール「キャハハハハ」
メンバー「男性用の??」
深澤「男性用のT?」
渡辺「男性用のね、もちろん。だから今ね、僕ね、Tバック履いてるの」
一同「キャー」
ラウール「めっちゃ似合ってたよ」
佐久間「ビューティーマンだから楽屋で見ても全然そんな違和感ない」
目黒「あれってまだこう…攻めていけるもんなんですか?布は」
渡辺「うーん、東京の最終日とか多分なんも履いてないかも」
向井「バレないかもね綺麗すぎて」
メンバー「それはやめて下さい」
渡辺「ちょっと皆さん?あの~今日初日で色々メディアも来ているので…」
深澤「品のある話をしようよ!」
佐久間「なのにお前だって、紹介ラップの時『俺のパンツ洗ってくれ』って言ってたじゃん」
一同 爆笑
渡辺「品のある話をしましょう」
ラウール「でもこういう時阿部ちゃん上手でしたよね」
メンバー「あれズルいわ!」
ラウール「あれ明日オンエア載るよ、『ZIP!』ってやってたら」
阿部「もう一回いくー?」
深澤「うわ、これ阿部ちゃんの真ん中の方でやってほしいな」

すぐさまフォーメーションにつくメンバー。

ラウール「もう~汐留に染まりすぎてさぁ~『Golden SixTONES』とか出始めるんじゃない?」
メンバー「グループ違う!」
観客 ペンライトを緑に染める
メンバー「明日の朝用?」
ラウール「各局?各局やる??」
メンバー「各局やろう」
阿部「みんなギュッとなって…せーの!」
一同「ZIP!」(観客「イェーイ!!」)
向井「なんの時間?ほんまに」

と、ここから取材に来ているメディアに向け、各番組のタイトルコールをすることに。深澤さんセンターで『ノンストップ!』を披露。佐久間さんが「ラヴィットは『ラヴィット』ってやっても使われないから」と一言。「情報番組だからね」とメンバーが返す中、『THE TIME,』ではセルフ記者会見と題し「“安住さん、おはようございます”で行きましょう!」と観客にも一緒にコールを求めるメンバーに、向井さんが「どんだけテレビ出たいねん!」とツッコミ。そして渡辺さんの「今多分『DayDay』が泣いてるわ」との一言で、“山里良太お兄ちゃん”に向け『DayDay』も。メンバーたちがメディアに向け「使って下さいね~」とお願いする中、佐久間さんの「使ってないメディアあったらチェックしますからね!」との発言にメンバーが「怖い怖い!」とツッコみ“セルフ記者会見”は終了(笑)

深澤「東京ドームでは今日を含めて4日間させていただきますので、精一杯楽しんで皆さんに笑顔を届けたいと思いますのでよろしくお願いいたします」
メンバー「よろしくお願いします!!」

と、次の準備へと取り掛かろうとする中、渡辺さんが先ほどのミスを告白。

渡辺「『オレンジkiss』で、俺が自分の位置に立ってたらそこにいるはずのない阿部ちゃんが立ってて…。俺真逆の場所にいて。…なんであそこにいたの?」
メンバー「知らん!!!」
ラウール「Tバック履いてるからだろ」
一同 (笑)
佐久間「『悪戯な天使』もめっちゃ間違えてたから」
渡辺「それ言うなよ!!怒られるんだから」
一同 (笑)
向井「それがライブよ」

と息の合ったやりとりを魅せる9人でした。

可愛いからカッコいいまで様々な表情を魅せるSnow Man

街灯が並ぶ夜の街に入り込んだような演出の中、メンバーがそれぞれメンカラ×イニシャルのバルーンを持ってパフォーマンスする『Luv Classic』。ピンクの“D”のバルーンから顔を出すあざとい佐久間さんや、ステップを踏む向井さんのキュートな姿も♡可愛らしい表情から打って変わって、迫力満点の特効演出で魅せたのは、床に座る振付が印象的な『BOOST』渡辺さんのシャウトに合わせて火花が爆発すると、激しいダンスパフォーマンスをする9人を赤、青、緑、オレンジのカラフルな炎が包みます。あまりの大迫力っぷりに、パフォーマンス後も会場がザワつくほどの衝撃!

最後の挨拶では涙を浮かべるメンバーも

ブルーの照明に照らされる9人は、メインステージに下手から深澤宮舘佐久間阿部岩本向井渡辺ラウール目黒の横一列に並びます。公演ごとにメンバーが変わる最後の挨拶は、今日は深澤さんが担当。深澤さんが「いやぁ…今日は私です…」と涙で言葉を詰まらせていると、俯く渡辺さん、後ろを向くラウールさん、そして目に涙を浮かべる目黒さん。他のメンバーもしんみりした雰囲気の中、深澤さんが今日会場に集まったファンに向け、想いを述べます。

深澤「やっぱり改めて好きだなと感じました。それはもちろんライブもそうだし、応援してくださっている皆さんもそうだし、一番は今回アルバムを引っ提げてのツアーなんだけど、『音故知新』というタイトルで。もしこの時代にSnow Manがいたらとか、アルバムを作る上でいろんな時代のいろんな楽曲を聴きました。その時に改めて、俺小学生の時この曲聴いてたなぁとか、自分の人生を振り返る時間になって。で、考えたんです。自分がもしSnow Manじゃなくてこの事務所に入ってなくて、そしたら何してるかな?って。考えたんだけどね、でも思いつかなかったです。自分にはこのアイドルという人生が半分以上で。で、このお仕事をしていなければ、もちろん8人にも会えてないですし、皆さんにも会えていないですし。本当にこの人生で改めてよかったなぁというのをすごく感じました。

で、最近ね、実体験なんだけど、あぁいいなぁと思ったのが、僕が11月にちょっと体調を崩してしまいまして。僕たちはメンバーの誕生日に動画を撮るんです。で、その時に行けなくて。でもどうしても言葉だけは伝えたいから電話をかけさせてって話をして、電話を繋いでたんだけど。皆が動画を撮り始めて、どういう風に撮影してるのか見たいなと思って、ビデオ電話にしてもらって、皆の喋る様子を見てたんですね。そしたら、入りたいなぁ、楽しそうだなぁって思って。

で、いつもはね、当たり前のようにというか、Snow Man 9人で活動させてもらってて。もちろんいつも感謝はしているけど、改めてそういう目線で見た時に、やっぱこのグループっていいなぁって先月思いました。このお仕事をさせてもらって皆に出会えて。僕は本当に幸せなんだなぁと、今も噛み締めながらライブに立たせていただいています。何が言いたいかというと、僕のこの人生に彩りをくれて、本当に皆ありがとうございます」

『愛のせいで』ではメインステージからの花道を歩き、9人でセンターステージに向かいます。3段に分かれるステージで、ラウールさんはステージの一番上へ。佐久間さんが伸びのある美声を響かせると、会場にはどこからともなく数々のバルーンが浮かび上がります。ステージでは、下段にいる向井さん佐久間さんが手を差し出しエスコートする姿や、そのまま宮舘さんと肩を組む3人の姿も。肩を組んで歌い上げる岩本さん深澤さんに、にこやかな表情の渡辺さん。計45個のバルーンが大サビでさらに高く上昇すると、雪のような真っ白な紙吹雪が9人と観客を包みます。あまりにも幻想的な空間の中、口をつぐむラウールさんや、笑顔でファンへ手を振る阿部さん目黒さん。最後まで会場に集まったファン一人ひとりへの感謝の想いを届け、メンバーが会場を後にします。高く浮かんだバルーンがメンバーカラー9色のレーザーに照らされる中、エンドロールの最後に【Very Thanks to ALL FANS!】のメッセージを残したSnow Man。こうして東京初日公演が終了しました。

撮影/和佐田美奈子 取材/中村美貴 編集/CLASSY.編集部

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