化粧品会社から電力業界へ…3度の転職を経て〝自分にマッチする会社〟に出会うまでの道【人気読者・寺松明日香さん(32)インタビュー】

CLASSY.Couples1期生として活躍する寺松明日香さん(32)の人気が急上昇中！インスタグラムのフォロワー数は、今年1月からなんと4万人も増えて現在5.7万人(2025年6月5日現在)。そんな寺松さんにファッションやライフスタイルについて根掘り葉掘りインタビュー。今回は「キャリア編」をお届けします。これまで計3回の転職を経験している寺松さん。キャリア遍歴や転職のきっかけについて聞きました。

「新卒で販売員として働いていた化粧品会社は、美容好きという理由が入社の決め手でした。シフトが不規則で、土日祝日も働かなければいけないことや、人間関係にも悩み、1年で退職。短期間で辞めたことがコンプレックスになってしまったので、2社目はまずアルバイト勤務で職場環境の様子を伺うことに。事務職として、法人向けの契約書作成や数字管理など、幅広い業務を担当しました。その後すぐに正社員となり、25歳でチームリーダーを任されるなど、忙しくても充実した日々を過ごしていました。しかし、いつしか残業を推進する企業方針に変わり始め、会社に対してモヤモヤとした感情を抱き始めるように…。部下に残業させるのも心苦しく、当時同僚だった夫とともに転職活動をスタート。結婚や出産もいつかライフプランの選択肢に入るかもしれない…という考えから、時短勤務や産休・育休制度がしっかり整った会社に身を置きたいと思い始めたことも、転職するきっかけになりました」（寺松さん）

「地元を離れて同棲することが決まっていたので、通いやすさを優先させて千葉の同業会社に転職。全社員はたった20人と、アットホーム感満載な家族経営規模の会社でした。家からかなり近い場所にあり、通勤面ではストレスフリーでしたが、前職のスキルを全く活かせない新規事業の担当になったことで、全てを1から勉強し直さないといけないことに寂しさを感じるように。そんな私を見兼ねた夫からの後押しもあり、3回目の転職を決意。4社目は前職で培ったスキルをそのまま活かせる会社を選びました。今年で5年目になりますが、時間の融通が利くフレックスタイム制や、上司や部下といった立場が設けられていないフラットな組織のおかげで楽しく働いています。全員ニックネームで呼び合うのも面白く、私のあだ名は『てらちゃん』。（笑）実力主義で、仕事の成果が収入に反映されるのも働くモチベーションに。チームのメンバーにも恵まれていて、これから先も今の会社で長く働き続けたいと思っています」（寺松さん）