結婚式を“パーティ”と勘違いしてしまったような、TPOに相応しくない装いの女性にはギョッとしてしまいますよね……。
自分ではおしゃれのつもりでも、実はマナーを無視した格好をしている人も多いのです。今回は、結婚式の服装のNGマナーについて解説します。
■生脚
まだまだ暑い日が続くとはいえ、生脚+サンダルで式に参加するのは基本的にNG! 結婚式などのフォーマルな場面ではストッキングは必需品です。
生脚で式に参加するのはやめてくださいね。
■全身「黒づくめ」
白色といえば“花嫁”を連想させる色のため、結婚式の服装としてタブーというのは知っていますよね?
では、反対に全身真っ黒なら良いのでは……と考える人もいるかもしれません。しかし、全身「黒」というのは“喪”が連想されるため、控えたほうが無難です。
もし黒色のワンピースを着用する場合は、上品なラメ入りや光沢感のある素材を選んで華やかさを忘れずに!
■サテンなど光る素材
暗めのドレスを選んでしまった場合は、華やかさを出すために光沢感のある素材は良いですが、カラードレスの場合ではサテンなどの素材は好ましくありません。
なぜなら、主役である新婦のドレスが目立つことが大事なので、招待客がそのような装いをするのは極力避けたほうがいいようです。カラードレスの場合は、基本的に“光らない素材”をチョイスしてドレス選びをしましょうね。
■タイトすぎるシルエットやミニスカート
結婚式は“パーティ”ではないので、ボディーラインがわかりやすいタイトなシルエットのワンピースはNGです。肌の露出をしないことも基本的なマナーですが、露骨なタイトシルエットだと、参加者も目のやり場に困ってしまいますよね。
また、会場にもよりますが、二次会でもミニスカートは相応しくありません。長すぎる丈にする必要はありませんが、ひざ下丈など、慎ましいデザインの方が目立ちすぎず花嫁からも喜ばれるようです。
せっかくお呼ばれされた結婚式も、TPOを勘違いすると「不謹慎だ」なんてヒソヒソとささやかれてしまうことも……。招待してくれた新郎新婦の顔を立てるためにも、基本的なマナーは守るよう心がけてください。
参考文献
成美堂出版編集部(編)『早引き・図解 冠婚葬祭とマナー大事典―知りたいことがすぐ引ける』(成美堂出版)
文/CLASSY.WEB編集室 画像/Shutterstock(saltodemata、Pressmaster,DenisProduction.com,LightField Studios,Anetlanda)
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