CLASSY.読者への“今ほしいものは何ですか”アンケートで上位にランクインするのが、車。
平日は忙しく働きつつも、休日はインプットや癒しのためにいつもと違う空間へ足を運びたい――
そんなときに、車があるとぐっと行動範囲が広がるから。
そんなCLASSY.世代におススメなのは、再生可能エネルギー活用に本気で取り組んでいるアウディの電気自動車「e-tron」。
「Audi Sustainable Future Tour」に、本誌巻頭連載「車と、私と、自分時間。」担当で、大の旅好き編集Kが参加してきました。
Audi e-tron(アウディ イートロン)とは?
電気のみを原動力とする電気自動車。エンジンのかわりにモーターとバッテリーを搭載し、走行中にCO2を排出しないという、環境に優しい車です。なかでもAudi e-tronは、アウディならではのスタイリッシュでセンスのいいビジュアルと、静かで快適な車内を兼ね備えた、新世代自動車としてあらゆる魅力が詰まったEVなんです。
車で旅する北海道一泊二日の旅ワードローブは少数精鋭で
本題に入る前に、今回の旅ワードローブを。朝羽田空港集合で新千歳空港へ、そこから稚内空港へ飛び、そこからは車移動という旅でした。
車旅のいいところのひとつは、服が少数精鋭で済むところ。プレスツアーということもあり、選んだのは“旅ジャケット”。ジャージー素材なので着心地はラクチンで車移動もストレスなし。足元は白スニーカー、ホテル内でくつろぐ用に、人気リバイバル中のUGGのスリッパをスーツケースに入れていきました。あったかくて北海道旅気分が盛り上がります。2日目はトップスだけ黒カットソーに着替えて。
訪れたのは“再生”がテーマの北海道の地
慢性的な電気不足のイメージがありましたが、自然豊かな日本には再生可能エネルギーを有効に活用し、地産地消を実行している地域が多く存在します。そのひとつが北海道。
最初に訪れた「北豊富変電所」では、普段見ることができない変電所の内部を見学。高台まで上がって北海道北部の風の強さを感じたり、ずらりと並ぶ蓄電池に圧倒されたり。北海道は風力発電の適地でありながら、電気を運ぶための送電網が弱いというお話を伺い、新たな気付きを得ました。
次に巡った「サロベツ湿原センター」では、サロベツ・ネイチャー・ガイドの望月さんからサロベツ湿原を案内していただきつつ、人と自然との共生について考えさせられました。先ほどの北豊富変電所でも近くに生い茂っていた笹は、湿原には本来生えていなかった植物だそう。温暖化で湿原の乾燥化が進み、このままでは湿原が消滅してしまうのだとか…。
その次に伺った「オトンルイ風力発電所」は、夕日と風車がいっしょに撮影できると人気の撮影スポット。車旅ならぜひおすすめの場所ですが、風力発電ならではの、風車のメンテナンスコストや北海道で電気が余っているという事実を伺い、せっかくの再生可能エネルギーが…!という気持ちに。
これだけ移動しても(北海道はやっぱり広い…!)「e-tron」は乗り心地がスムーズで疲れ知らず。旅の移動は長時間になることが多いので、乗り心地って大事だな…と実感。内装も美しく、余計なデザインが目に入らないので車窓の景色に集中できます。
泊まったホテル「OMO旭川」と美味しかった「大雪地ビール館」も再生がテーマ
今回泊まったのは、「OMO旭川by星野リゾート」。星野リゾートの中でOMOは“街ナカホテル”と位置付けられていて、ひとり旅でもサクッと利用しやすいとCLASSY.読者のあいだでも人気のホテルブランド。「OMO旭川」はそんなOMO第一号のホテルとして有名で、建物自体は1920年に建てられたもの。2018年にOMOとしてリノベーション、レンガの外観と中のモダンなインテリアがマッチしていて居心地のいいホテルでした。近くには有名な「旭山動物園」もあるからか、家族連れもたくさん!
二日目の昼食に伺った、「大雪地ビール館」の建物も、明治から倉庫として使われていたもの。文化財登録もされていて、北海道の歴史を感じながら飲食できます。旭川駅にほど近く、車旅の最終地点としてレンタカーを返却してから、ココでジンギスカンを食べつつ北海道の地ビールを飲むのもいいな…と妄想。
アウディで働く人は、ブランドイメージを体現していました
今回のプレスツアーは、私たちメディアといっしょにアウディの各部署で働く方々が参加。みなさん紳士淑女で、なんというか…アウディブランドを体現しているなあと感動(いっしょの車で移動させてもらったアウディOGの方や車メディアの方たちもとても優しかった!)。
各業界で働く人を取材してページにする機会も多いので、もっとそれぞれのキャリアや考え方について伺いたい…!とうずうず。
中でも、フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社 代表取締役 兼 アウディ ジャパン ブランド ディレクターのマティアス シェーパースさんの人柄が温かくて知的で、アウディ社の社員にとても信頼されていることが傍から見てもわかるくらい。デキる女性としてキャリアをいつか取材したい、プレス担当シニアマネージャーの池井さんとのコミュニケーションも円滑で、働く環境の良さがアウディブランドに表れているのだな、と感じました。
北海道の大学生・大学院生とも触れ合えた「未来共創ミーティング」
2日目のメインイベント、「未来共創ミ―ティング」には北星学園大学の学生たちも参加。実際に北海道に住んでいる若い世代だからこその問題提起が勉強になりました。
この建物「旭川市民活動交流センター CoCoDe」も1899年に建設されたもの。旧国鉄のレンガ造りの工場をリノベーション、こんな建物が地域にあったらいいなあ…。周りが開けているので撮影しやすく、旅の記念に車と記念写真を撮るものおすすめ。
帰りの飛行機の窓から、北海道の雄大な自然と風車を眺めて。
テーマを決めて学びのある「大人の修学旅行」もいいな、と思った旅でした。
取材・一部撮影/小林麻衣子