婚約までは順調だった彼との関係。しかし、婚約中に彼氏から届いたLINEで状況は一変! まさかの婚約破棄に……。
今回は、そんな“婚約取消になった彼からのLINE誤爆”をご紹介。アラサー女性の人生を狂わせた、衝撃の誤爆LINEをまとめてみました。
1.「今すぐ逃げ出したい」
「以前、婚約中の彼から『結婚なんて重すぎる。今すぐ逃げ出したい!』とLINEが届きました。彼と話し合ったところ、どうやらマリッジブルーになっているようでした。『私も支えるから』と説得したのですが、結局『未熟な自分には、君の一生を背負える自信が持てない』とフラれてしまいました……」(29歳女性・IT関係)
マリッジブルーは「女性がなるもの」というイメージを抱いている人もいるのでは。しかし実際は、男性側がマリッジブルーになることも少なくありません。
できることなら彼を支えてあげたいと思いつつも、気持ちの問題なだけに、限界があるのでしょう。彼が自分なりの答えを見つけるのを、辛抱強く待つことが大切かもしれません。
2.「2回目だし、結婚式はちょっと……」
「付き合っている時から、彼は初婚だと思っていましたし疑いもしませんでした。でも、彼が『2回目だし、さすがに結婚式はやらないかな』とLINEを送ってきて。『2回目ってどういうこと?』と問い詰めて自白させ、婚約取消になりました。バツイチだったことよりも、嘘をつかれていたことが耐えられませんでした」(32歳女性・サービス業)
婚約中の彼がバツイチだったことが発覚! 彼の方から何も言われない、また怪しいポイントも見当たらないとなれば、バツイチかどうかを見極めるのはなかなか難しいですよね。
婚約取り消しはショックですが、籍を入れる前に気付けたことは“不幸中の幸い”かもしれません。
3.「母さんが別れろって言うなら…」
「結婚が決まり、向こうの実家にあいさつに行った数日後のこと。『母さんがそう言うなら、彼女とは別れるよ』と彼から彼のお義母さん宛への誤爆LINEが私に届きました。そのLINEを受け取ってから、彼にとって母親は絶対の存在なこと、そんな彼と結婚したら私も彼のお義母さんの言いなりになりそうなこと、反対されたらあっさり別れを選ぶ彼への失望。色々な思いが頭をよぎり、こちらから婚約の取り消しを申し出ました」(28歳女性・栄養士)
母親が「別れなさい」と言うなら、彼女と別れる。そんな、主体性がなさすぎる彼氏にドン引きして婚約を取り消したという女性も。
自ら婚約を取り消すのは辛い判断ですが、結婚してから後悔しても遅いもの。結婚に少しでも迷いがあるのなら、時間をもらって考え直したり、婚約取り消しを視野に入れたりすることも時には大切です。
4.「向こうの親が苦手…」
「彼が実家に来てくれた時は、普通に接していたと思っていたのですが、ある時、彼から『彼女の親、苦手なんだよな……』とLINEが。まず家族の陰口を言われていたことがショックだったし、結婚すると相手の家族とも関わっていくことになるから、婚約の時点で苦手意識があるとこの先も厳しそう」(31歳女性・広告営業)
家族や友達など、自分の身近な人のことを悪く言われるのはあまり良いものではありませんよね。もちろん、どうしても相性的に「合わなさそう」と感じてしまうことはあるかもしれませんが……。
“恋人を大切にする”ということは、“恋人が大切にしているものを尊重する”ということでもあります。もし苦手意識があったとしても、そこは大人として良識ある対応をしてほしいものです。
たった一通、されど一通。誤爆LINEを送ってしまった相手も気まずいかもしれませんが、受け取った側のショックは計り知れません。
言葉は、相手に届いてしまえば二度と取り消すことができないもの。手軽に送れるLINEだからこそ、もし自分の送った文章が相手の目に触れた時、どんな印象をもたれるのか考えて送るようにしましょう。
文/大内千明 画像/Shutterstock(fizkes、Dean Drobot、Robert Kneschke)