【藤本美貴さんがジャッジ】たまの料理でキッチンを散らかす彼…イベント気分で家事やらないで!

仕事はデキるのに、家事やデート

仕事はデキるのに、家事やデートの段取りとなると途端にポンコツになる〝CPU低め男子〟にイライラしたことはありませんか?読者の声で多かったあるある事例について男女6名で意見交換!それぞれの主張を踏まえて、藤本美貴さんに落としどころを判決してもらいました。

「おままごと系男子」の場合

「たまに張り切って料理はするも

「たまに張り切って料理はするものの、要領が悪くキッチンがすぐ荒れ放題に。ひとつの鍋でまとめて調理できるものも、食材ごとに鍋をかえて加熱するから、洗い物も溜まる一方!なのに『今日は俺が作ったから』と後片付けは人任せ…。こんなことになるなら、最初から料理をしないでほしい!こちらは家事を求めているのに…」(H.Kさん/30歳、金融関連)

「おままごと系男子」について男女で徹底討論!

O平さん:前にパスタを作ったと

O平さん:前にパスタを作ったときに、鍋をいくつも使っていたら「ひとつの鍋で済むでしょ」と彼女に怒られました。美味しいものを食べさせたくて頑張っているのに、ダメ出しされるとヤル気がなくなる…。最終的に美味しいものが完成するなら、経過までは気にしなくてよくないですか!?喧嘩にならないように、最近は一緒にキッチンに立つのをやめました。
U士さん:男性は料理に慣れていない人も多いから、そのくらいは大目に見てほしいね。
K子さん:片付けまでちゃんとしました?どんなにキッチンを荒らしても片付けまできちんとやってくれるなら文句はないけど「料理はしたから、あとはよろしく〜」って彼女に片付けをさせるなら、それは料理じゃなくて、ただのおままごとですよ!
T奈さん:わかる!キッチン汚したままでドヤ顔されてもね…。あとハーブとかナツメグとかおしゃれなスパイスをやたらと揃えたがる人もよくいない?使用頻度が低いから別にいらないのに。
O平さん:たしかに男は食材にもこだわりがちかも。でもそれも彼女に「美味しい!」と言ってもらいたいからっやっていること。その気持ちを汲み取ってほしいんだよな…。

対談したのは…
〈女性陣〉
K子さん(27歳・ライター)/T奈さん(27歳・事務職)/Y菜さん(28歳・事務職)
〈男性陣〉 T太さん(29歳・IT関連勤務)/U士さん(31歳・メーカー勤務)/O平さん(24歳・編集)

藤本美貴さんがアドバイス!『男性のヤル気を大切に〝褒めて伸ばす〟作戦!』

「彼に料理をやめてほしいか、続けてほしいか、まずはゴールを決めましょう。もし続けてほしいのなら、ダメ出しの嵐で男性のヤル気を削いでしまうのはもったいない!挑戦する気持ちそのものを大事にして、慣れるまでは大目に見てあげて。そもそも家事を日頃からしている人と、たまにしかしない人を同基準で考えるのは難しいもの。夫も料理をし始めた頃は、キッチンが荒れ放題で大変でした(笑)。それでも些細なことを褒めるように心がけていたら、最近ではオシャレな料理まで作れるほどに成長しました!褒めて伸ばしてあげてください。」

藤本美貴さん
3児のママタレントで愛称は「ミキティ」。YouTube「ハロー!ミキティ」での人生相談が話題。著書『ミキティ語録』(CCCメディアハウス刊)が発売中。

撮影/相澤琢磨(読者) イラスト/kame 取材/伊藤綾香 編集/平賀鈴菜 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2024年10月号「東名阪で調査!「彼にぶつけたい疑問、男女で話し合ってみた!」より。

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表紙モデル:山本美月

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