「不倫をしてよかった」と口にする不倫経験者はほぼ皆無と言っても過言ではありません。既婚者との恋愛はそれ相応の覚悟が必要なのです。
今回は女性が不倫を後悔した“本当にあった怖~い話”を聞いてきました。
1.32歳で初めて婚活をすることに
「24歳の時、取締役に気に入られ不倫関係に。『夫婦関係は冷めきっているからいずれ離婚する』『本気で好きになったのはお前しかいない』という言葉を信じて8年。一向に離婚する気配はないどころか、私よりも若い愛人を作ってフラれました。32歳から婚活をはじめたことを後悔する日々です」(33歳女性・美容関連)
「離婚する」という言葉を信じていいのは本当に離婚をした時だけです。8年もの月日が流れ、32歳に……。周りは結婚や出産をする中で、一から婚活をしているようです。甘い言葉をささやきながらも行動に移さない男性には要注意ですよ!
2.一目ぼれ不倫でお金も職もすべて無くした
「不倫相手の上司には入社当時に一目惚れしました。既婚だと知りつつも私から誘い不倫関係に。ところがある日、会社の部長あてに彼の奥さまから電話が。不倫をバラされ私は退職せざるを得ない状況に。慰謝料150万円払ったので貯金もゼロになりましたね」(31歳女性・フリーランス)
自業自得としかフォローのしようがありませんが、バレたことによって目が覚めたとしたら良い収穫だったのではないでしょうか。不倫をするならバレた時に慰謝料を払う覚悟や会社にはいられないという覚悟も背負いましょう。
3.誰も幸せになれないW不倫
「お互い家庭に不満を持っているなかではじまったW不倫。バレなければいいやという甘い考えでしたが、相手の奥さんにバレ、私の夫にも連絡がいき、4人で話し合いが行われました。結局お互い離婚となり、両親や友達からも幻滅され、誰も幸せになれない地獄を見ました」(31歳女性・アパレル関係)
別れてからもその不倫相手と再婚には至らず、結局は4人全員が不幸になってしまったというリアル体験談。お互いに離婚してから正式に交際した方がまだ救いようがあったというのは言うまでもありません。
4.本気になった彼が離婚で一文無し
「年収1500万円の彼と本気の不倫関係になり、彼は1年半かけて元奥さんを説得し、離婚に成功。しかし、離婚成立前に不倫がバレてしまったことで会社も退職させられ、財産も元奥さんに取られたらしく彼は一文無し状態に……。『一から2人で幸せになろう』とプロポーズされましたが、その時はじめて私は彼の人柄ではなくスペックに惚れていたんだなと思いました」(29歳女性・会社受付)
彼女が惚れていたのは彼自身ではなく、彼のスペック(年収)だったのです。一文無しで一から創り上げていくにはお互いに本物の愛が必要でしょうね。
不倫はいつか後悔をする時がやってきます。バレた時に自分の大切なものが代償になるからです。
その覚悟もないのに自分だけはバレないと思って不倫を続けるのはとてもじゃないけどおすすめできません。
(取材協力者/関東在住アラサー女性6名)
文/岸川菜月 画像/Shutterstock(Antonio Guillem、Alena Gan、Fure、KieferPix、YAKOBCHUK VIACHESLAV、fizkes)