同じ会社に勤めている同年代の女性とのLINE。友達のように仲良く楽しいやりとりができれば良いのですが、中には勝手にライバル視をしてきた挙句、自分の方が少しでも上に立とうと“マウンティングLINE”を送ってくる女性もいますよね。
今回は、そんな社内のアラサー女性から送られてきたマウンティングLINEをご紹介。送られた側が思わずイラッとしたというLINEをまとめてみました。
1.「私なら無理~!」
「同僚とLINEでお給料の話題になって、向こうは営業職なので手当てがつくし、こっちよりは高いだろうな~と思いつつ年収を教えたら『えっ、そんなに少ないの?私なら無理!今すぐ転職するよ~』と返信が……。そっちは『無理』かもしれないけれど、こっちはそのお給料で生活しているのに、失礼ですよね」(30歳女性・企画職)
「そんなの、私なら無理!」と、一見同情しつつも、実はさりげなくマウントをとってきた女性。その人にとっては「無理」であっても、その状況で頑張っている人がいることを忘れずに、思いやりのある言動をしてほしいものですね。
2.「ぶっちゃけ会社にいい男いないよね」
「私が会社の先輩と付き合っていることを知っているはずなのに『うちの会社にいい男全くいないよね(笑)』とたびたび愚痴LINEを送ってくる同僚。さりげなく彼氏を見下されているような気がしてなりません」(29歳女性・経理)
社内恋愛していることを知っているのに、嫉妬からか「うちの会社にはいい男がいない!」とマウンティングLINEを送ってくる同僚。社内恋愛中の同僚を思えば、本音ではそう思っていたとしても、心の中だけに留めておくものだと思いますが……。マウンティングをして、少しでも自分が優位に立ちたいのでしょうね。
このような人に対しては、感情的にならないよう「私に嫉妬しているんだな」と冷静に対応して、同じ土俵に上がらないことが大切ですよ。
3.「この会社に入ったのが人生の汚点……」
「私と同時期に転職で入社した女性がいます。高学歴で前職も大手企業だったのですが、それだけにプライドがすごく高くて。ある時LINEをしていたら『ここまでの人生順調だったのに、この会社に入ったことが人生の汚点だよ』なんて送ってきたんです。それって、今の会社で働いている人たちを馬鹿にしていることになるけれど、本人は気付いていないのかな?」(25歳女性・総務)
本人に悪気はなくても、無意識のうちにマウンティングLINEを送ってしまっている場合も。送る側にとっては何気ないLINEのつもりかもしれませんが、送られた側としては思わずイラッとしてしまいますよね。
4.「あなたは楽でいいよね」
「今携わっているプロジェクトのリーダーが1つ年上の先輩で、先日その先輩と仕事のLINEをしていた時に『あなたは自分の仕事だけ考えていればいいから楽だよね』と送られてきました。確かに先輩の仕事の方が大変かもしれないけれど、言い方が酷いですよね」(28歳女性・専門職)
自分がいかに大変であるかをアピールしたいがゆえに、人の仕事に対してマウンティングしてくる人っていますよね。
しかし、どれだけ大変な仕事であったとしても、他人の仕事と比較して見下していいというわけではありません。思わず「人の仕事を軽く見るような先輩とは働きたくない」と感じてしまうようなマウンティングLINEです。
いかがでしたか? 中には、無意識のうちに他人を見下しているケースもあるかもしれませんが、マウンティングした側に自覚はなくとも、された側は意外と覚えているものです。ぜひ今回ご紹介したLINEを反面教師として、自分自身もマウンティングLINEを送っていないか振り返ってみてくださいね。
文/大内千明 画像/Shutterstock(Borysevych.com、Dean Drobot、fizkes、HBRH)