リアルタイムに連絡がとりやすいからと、LINEを利用して取引先とやりとりをしている人もいるのではないでしょうか。確かにLINEは手軽に使えてとても便利なのですが、簡単にメッセージが送信できてしまうからこそ、気を付けたいのが誤爆です。
そこで今回は、取引先の人に送ったヤバすぎる誤爆LINEをご紹介。思わず穴があったら入りたくなるような、赤っ恥LINEをまとめてみました。
1.「いい加減しつこいよ~(笑)」
「ここ最近、父親が家族のグループLINEで新しいゴルフクラブを毎日のように自慢してきて、かなりしつこいなと思っていて……。その日も『見てみて~』なんてLINEを送ってきたので『もう、分かったからいい加減しつこいよ~(笑)』と返信をしたつもりが、同時進行していた取引先のグループLINEに送ってしまいました」(28歳女性・デザイン会社)
家族に送るつもりで、くだけた言葉遣いのLINEを送ったところ取引先に誤爆! しかもそれが取引先から大量に依頼を受けていた時期で、誤爆した内容と取引先とやりとりしていたLINEの内容が絶妙にかみ合ってしまい、気まずい思いをしたというこちらの女性。
家族や仲のいい友達にLINEを送る時は、気軽に返信しがちですよね。しかし、そうした油断からとりかえしのつかない誤爆につながる可能性も。特に同時進行で話を進めている時は、送り先と内容が正しいかをしっかりと確認しましょう。
2.「こんな時間に依頼してくるなんて……」
「一通りその日の仕事が終わって『さぁ帰ろう』というタイミングで、取引先からLINEで緊急の依頼が届いて。思わず彼氏に『こんな時間に緊急の仕事来た。帰れそうだったのに残業確定(泣)』とLINEを送ったところ、なぜか取引先から『本当に申し訳ありません!』と返信が……。焦って送ったからなのか、彼氏に送るはずが取引先に誤爆してしまいました」(30歳女性・インテリア関連)
取引先からの急な依頼に、思わず愚痴LINEを送りたくなってしまうこともあるでしょう。しかし、そのLINEがうっかり取引先の目に触れてしまったら、信用問題にも関わる大変な事態になりかねません。
急ぎの用件じゃない場合は愚痴りたい気持ちをひとまず抑えて、やるべき仕事を終えてからLINEを送った方が良いかもしれませんね。
3.「素材をお送りします!」
「他社の方に素材を送るつもりが、添付ファイルを選択する画面で間違えて彼氏とのデート写真も選択してしまい、気付かずにそのまま送ってしまったことがあります」(27歳女性・映像関連)
取引先に写真をLINEで送る時、気を付けたいのが添付データの誤送信です。タップして送信する写真を選択する際に、つい指が触れてしまうなどして、まったく関係ない写真を送付してしまう場合があります。
写真を選択する際は、送る写真と選択した枚数が一致しているか、また選択した写真は正しいかをよく確認するようにしましょう。
4.「ありがとう! 大好きだよ♡」
「以前、急ぎで取引先の担当者にお礼のLINEを打とうとして、予測変換を押し間違えてしまい『ありがとうございます!』を『ありがとう!大好きだよ♡』と送ってしまいました。その後しばらく、担当者の方と顔を合わせるのが気まずかったです」(29歳女性・Webデザイン会社)
メッセージを短時間で作成するために、予測変換を活用している人も多いのではないでしょうか。とはいえ、予測変換の中には友達に使うようなくだけた言葉遣いのものや、仕事相手にはそぐわないワードもたくさん含まれているでしょう。
焦っていても、送る前にしっかりとチェックする癖をつけられるといいですね。
いかがでしたか? 万が一取引先にLINEを誤爆してしまった場合、相手が既読をつける前であれば「送信取消」が可能です。しかし、タイミングによっては相手がすでに既読をつけてしまっている場合も……。そうなれば、送信取消をしても時すでに遅し。とりかえしのつかない事態になってしまうこともあります。
そうした事態を避けるためにも、取引先とLINEのやりとりをする時は、送信前に必ずメッセージの内容を確認しましょう。また、同時進行で他の人ともLINEを送り合っている時は、送信相手を混同しないよう、トーク画面の名前を逐一確認することも忘れずに。
文/大内千明 画像/Shutterstock(WAYHOME studio、fizkes、Jovana Dzo)