【相沢紗世さん③】困ってるママたちのためのコミュニティを作りたい!

CLASSY.歴代カバーガール

CLASSY.歴代カバーガールのひとりで、CMでも活躍していた相沢紗世さん。3回にわたってお届けするスペシャルインタビューの最終回は、現在のライフスタイルやファッションのお話に加え、CLASSY.読者へ向けたメッセージをお届けします。

――前回のインタビューでは「マ

――前回のインタビューでは「ママたちのコミュニティを作りたい」というお話でしたが、毎日の生活の中で相沢さんが今、考えていることやこれからのことを教えてください。
今回、本当にすごいタイミングでCLASSY.さんからのインタビューのお話をもらったんですけど、私は以前から芦屋のエステサロンにプロデュースという形で入らせてもらっていて、その会員の方々とコミュニティを作っていけたらいいねっていう話をしているんです。動き始めたのは去年の11月からなのですが、そのエステで座談会みたいなこともやっていけたらと考えてます。会員制といっても会員料金をいただくわけではなく紹介制のエステなんですが、私自身がそのエステの施術をとても気に入ってしまって。もともとは主人繋がりだったんですが、アスリートが治療で使う機器を取り入れていて電流を流しながらエステのマッサージを受けられるんです。それが私の体に合っていて体調が良くなったので、疲れてるママさんたちにも提供していけたらなと思ったのがきっかけでした。

――今後は、そういうプロデュース業をお仕事にしようと思っていますか?
コミュニティを作ることに関しては、まだゆる~い感じです。できたらいいね~って。物理的に東京でお仕事をするというのはまだ難しいので、今は友人と一緒にインスタをやり始めていて、「もうちょっとインスタを頑張ろう」って言われてます(笑)。もし関西圏で動けるもので、いいお話があればやっていこうかなっていう感じです。

――プロデュースだけでなく、自身が表に出ることも考えていますか?
出るとしても、今まで作ってきた相沢紗世のイメージが自分の足跡としてあるので、それをくずさないところで上手くハマる仕事がもしあればと。育児最優先で、動ける範囲で皆さんにいい影響を与えることができればと思いますね。昔から、もうちょっとやる気があればいいねっていつも言われるんですよね。エステサロンのプロデュースもベースは癒しを提供したいというか、同じ世代に向けて「お疲れのママたちを癒してあげたい。体調を良くしてもらいたい」っていうことなので、エステを流行らせたいわけじゃなかったんですよね。

――ファッションのことも伺いま
高地トレーニング中

――ファッションのことも伺います。ある意味、神戸のセレブ・ママな相沢さんですが、普段はどんなスタイルですか?
ファッションは本当に申し訳ないんですけど、自分のことは二の次です。これから時間ができたらいろいろやりたいんですけど、普段はパンツスタイルにスニーカーが多いです。今日はロゴニットと細身のテーパードパンツの組合せですが、パンツはストレッチ素材です。子供の送り迎えで車を運転することが多いので、動きやすくてカジュアルだけどキレイめなスタイルが多いですね。服は、家の近くの神戸ブランドのお店で買ってます。オリジナルだけじゃなく、韓国やイタリアのブランドなどいろいろなインポートものも扱っているセレクトショップで、買い物はもっぱらその店か、もしくはZARAですね。

――美容に関してはいかがですか?
ちょっと前に、韓国のプサンで人生初のシミ取りをしてきました。ママ友の一人に地元がプサンの方がいて、その方の紹介で美容皮膚科に行ってきました。その方はとても美容関係に詳しくて、韓国で売ってるブロッコリーの美容液とかいろいろいただくんです。今はヘアメークさんに会うこともなくなったので、美容情報はママ友から取り入れることが多いですね。最近は「ヒト幹細胞」がめちゃくちゃ流行っていて、また別のお友達から紹介された「ヒト幹細胞培養液」から作った美容液にお世話になってます。

――体作りや健康のために、何か運動はやっていますか?
やってますよ、ちゃんと!(笑) ママ友と週1でピラティスのグループレッスンに通ってます。あとは酸素濃度を薄く調整した高地トレーニングができるジムがあるので、そこで月6回、マシンウォーキングと体の可動域を広げていくマシンストレッチをしてます。

――まさに充実した日々! 毎日の生活を楽しんでますね。
楽しんでるんです(笑)。主人は今年から名古屋の球団に単身で行ってますし、昼間の時間はひとりで使えるので生活をエンジョイさせてもらってますね。名古屋ならそんなに遠距離でもないので、今年の開幕試合は子供を連れて見に行きました。

――「これをしている時が一番幸せ!」と言えるものをあげるとしたら?
毎日、感じてますよ。子供と一緒にいる時も。もちろん「うるさい!」って時もありますけど子供は可愛いですし、たまに家族でお出かけする時間やお友達とランチしてる時間、一人でNetflix見てる時間も…。いっぱいあります。どの時間も幸せなので、充実してるんでしょうね。最初、神戸に来た頃は不安でしかなかったんですけど、まさかこんな生活が待ってるとは思ってなかったです!

――今年でCLASSY.は40周年を迎えます。結婚や仕事について悩んでいる読者に向けて、さまざまな決断をしてきた相沢さんからメッセージをお願いします。
40周年なんですね。これからも長く続いてほしいです。読者の皆さんは若いですもんね、私、今年46歳ですけど、未来は楽しいです!そんな私から皆さんにひとつ言えることは…「助けて」って言える強さ、お願いできる強さを持っててほしいかな。結局、人って人とのつながりで生きているので、一人で頑張らないで「助けて」って言えば周りが助けてくれるんですよ。日本人って結構、周りに迷惑かけちゃいけないって概念があると思うんですけど、私はその考えが強くあった時よりも、それが外れてからの人生のほうが良くなりました。しんどかったら自分だけで抱え込まないで、親でもいいし友達でもいいし、周りにいる同僚なのかママ友なのか、「今しんどいから助けてほしい」って素直に言ってほしい。そこに変なプライドはいらないと思います。そうやっていれば人の優しさも感じられるし、次は自分も助けてあげようって思える。私はそんな生き方が神戸で身についたかなって思うし、毎日、楽しく過ごせるようになりましたね。

相沢紗世(あいざわさよ)さん
’78年7月24日生まれ 広島県出身 血液型AB型●高校卒業後、モデルとしての活動を開始。’98年クラリオンガールに選出。ViVi専属モデルとして活動後、’06年からCLASSY.モデルになり、同年10月号より’09年12月号までCLASSY.専属カバーモデルを務める。’15年、プロ野球選手の中島宏之さんと結婚し、第1子となる女児を出産。’18年に第2子となる男児を出産。現在、会員制美容サロンAstrea ashiyaをプロデュースしている。Instagram @sayoaizawa

取材・文/駿河良美 構成/前田章子

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