結婚を目前に控え、二人の気持ちも徐々に恋人気分から、夫婦としてお互いをどう支え合っていくかにシフトしつつあるこの時期。
これからのことで頭がいっぱいだった彼氏に、彼女から突然の告白! 既に結婚の意思は固く、今さら婚約破棄や結婚を先延ばしにすることはないけれど、内容によっては「それは知りたくなかった……」と思ってしまうようなケースも。
今回は、そんな“結婚直前に彼女から告白されてショックだったこと”をご紹介します。
1.年収が彼よりも多い
「結婚のタイミングで同棲をする約束をしていたので、彼女の金銭事情についてはノータッチでした。それに自分は同年代の中では稼いでいる方だと思っていたので、彼女よりも年収が低いと知った時はショックというか……複雑でしたね」(30歳男性・インフラ関連)
てっきり彼女よりも稼いでいるかと思いきや、実は彼女の方が高給取りだったことが発覚! 予想よりも収入が多い分、経済的な余裕ができそうな面では嬉しいかもしれませんが「少しでも頼りになるところを見せたい」という彼氏のプライドを傷つけてしまう場合も。
経済面では男性をサポートしつつも、それ以外の部分では彼氏に頼ったり甘えたりして、“彼氏を必要としていること”を態度で示すようにすると良いでしょう。
2.家事が嫌いでやりたくない
「お互い実家暮らしだったのですが、結婚を機に同棲することを決めました。その後、いよいよ同棲の日が近づいてきたって時に『ごめん、実は家事が嫌いで、結婚してからもできれば家のことはやりたくない』と言われてしまって。お互いに働いているし、分担を決めて何とかやっていこうと説得したのですが、そこまで嫌いだったとは……」(27歳男性・SE)
人によって得意不得意はあるもの。もちろん、こちらの男性の彼女のように、家事が嫌いという人もいるでしょう。
とはいえ、結婚直前でかつこれから同棲を始めようというこの時期に突然のカミングアウトは、これからの生活に不安を与えてしまう可能性も。事前にそれとなく話しておくか、あるいは苦手だとしても協力する姿勢は見せるなどした方が良いでしょう。
3.実はかけもちで夜の仕事をしていた
「自分と付き合う前のことなのですが、3年ほど前まで本業とは別に夜の仕事をかけもちしていたことをカミングアウトされました。今はもうすっかり辞めているそうで、その時知り合った人たちともつながっていないそうですが……。話してくれて良かったのか、知らないままの方が良かったのか、ちょっと微妙なラインです」(31歳男性・公務員)
付き合う前であっても、彼女が“夜の仕事経験者”であると知って複雑な気持ちを抱いてしまう男性も。女性側としては「いつか伝えなければ」と思っていても、一方の男性は「それは知りたくなかった……」と感じてしまう場合もあるようです。
そのため、すべてを彼氏に打ち明けるのではなく、内容によっては“自分の心の中に留めておく”という選択をすることも大切ですよ。
4.実は年齢を3歳サバ読みしていた
「婚活アプリで知り合った彼女と結婚することになった時、彼女が年齢を3歳サバ読みしていたことを告白してきました。3歳違いだと僕よりも年上になるのですが、僕はずっと年下の彼女だと思っていたので正直戸惑いましたね。彼女曰く『当時31歳だったけれど、20代の方が婚活では有利だろうと思って』だそうですが……」(29歳男性・サービス業)
年齢をサバ読みして付き合い続け、結婚直前にカミングアウト。年齢を偽っていたことはもちろん、むしろそれよりも「彼女に嘘をつかれ続けていた」という事実の方が男性としてはショックかもしれません。
もし嘘の年齢を伝えている場合は、カミングアウトするのと同時に、嘘をついていたことへの謝罪と実年齢をサバ読みした理由をきちんと伝えることも忘れずに。
いかがでしたか? 確かに結婚する前に話しておいた方が良いこともありますが、内容によっては話さない方が良いこともあるものです。
自分の中で、彼氏に隠しているというモヤモヤを抱えたままでいるのは辛いかもしれません。しかし、何よりもそれを言われた時の彼氏の気持ちを考えて、伝えるべきかどうかを冷静に判断するようにしましょう。
文/大内千明 画像/Shutterstock(buritora、Andrey_Popov、Sergey Nivens、misfire_studio、Dean Drobot)