不倫に手慣れている男性は、女性を口説くための“自分なりのLINEテクニック”があると言います。言葉巧みに女性の心を揺さぶり、不倫の沼へと引きずり込んでいく……。不倫にはまってしまわないためにも、そんな不倫常習男が使うテクニックを知っておくことが必要です。
今回は、“不倫常習男が送るLINE”をピックアップしてご紹介。不倫男の甘い言葉には気を付けたいものです。
1.「妻とはすぐにでも離婚したいくらいだよ」
「不倫とはいえ、大好きな人に『妻とはすぐにでも離婚したいと思っている』なんて言われたら『もしかしたら彼と結婚できるかも?』って期待する人もいると思う。実際に私も、ちょっと期待してしまいました」(26歳女性・金融)
「妻とはもう関係が破綻している」「離婚を考えている」なんて言われたら「不倫関係をいつかは卒業して、本当に彼と一緒になれるかも」と期待してしまう女性もいるのでは。男性への思いが強いほど、本気で一緒になりたいと強く願うはず。
しかし、何度も「離婚したい」「別れを考えている」と言う割に行動が伴わない男性は、単に口先だけの可能性も。実際に離婚に向けてどんな計画を立てているのか、どう動いているのか、具体的なところを突っ込んでみると良いでしょう。そこで答えに詰まってしまう男性には注意が必要です。
2.「運命って残酷だよね」
「不倫男って、やたらとロマンチックなLINEを送ってくる。『運命って残酷だよね』とか『もし僕たちがもう少し早く出会えていたら……』とか。冷静に考えたら『何言っているの?』って感じですよね」(27歳女性・メーカー事務)
不倫をしている自分に酔っているのか、「運命は残酷」「気持ちは止められない」などロマンチックなLINEを送ってくる男性には要注意。ただスリルを味わいたい、刺激を感じたいから不倫しているだけの可能性があります。
不倫常習男の甘い言葉には騙されないよう、自分の意思をしっかりと持っておきたいものです。
3.「君といる時だけは……」
「彼、『君といる時だけは、嫌なことを全部忘れられるよ』って言ってくれたんです。だから、必要とされているんだって思っていたのですが……。都合の良い人なら、誰でも良かったのかな」(26歳女性・通信関連)
まるで自分のことを求めてくれているように感じる言葉ですが、こうした言葉で女心をくすぐり、不倫の沼へと誘い込もうとする男性も。
どんなに嬉しい言葉を言われても、あくまで相手は既婚者。聞こえの良い言葉に騙されて望まぬ不倫の沼に陥ってしまわないよう、相手の言葉を落ち着いて判断するようにしましょう。
4.「いつか、一緒になろう」
「なかなか婚活がうまくいなかくて焦っていたのですが、既婚者の彼は簡単に『いつか一緒になろう』『すべて片付いたら結婚しよう』って言ってくれて。それがプロポーズみたいで嬉しくて……。つい、信じてしまいそうになりました」(28歳女性・マスコミ関係)
「いつか」という不確定な言葉であっても、先の見えない焦りを感じていたり、女性としての自信を失いかけていたりする時は、ついそんな言葉を信じてしまうという女性も。
また「少し辛抱すれば、彼と幸せになれるかもしれない」という期待もあるのでしょう。まるでプロポーズを連想させる言葉ですが、何の根拠もない言葉に騙されてしまわないよう、冷静さを保つよう心がけて。
5.「君がはじめてだよ」
「『はじめて』って言われるのって、その人の特別になれたみたいで嬉しいですよね。でも、どんなに嬉しいことを言われても不倫は不倫だから。嬉しいって舞い上がるだけじゃなくて『本当に?』って疑う気持ちももっておいた方が良い」(29歳女性・販売)
ふとした言動でも「こんなことを言ってくれるのは、君がはじめてだよ」なんて言われると、嬉しくなるもの。また、奥さんではなく、自分が男性の“はじめて”になれたことで優越感を抱くのでしょうか。
しかし、不倫男の言葉をすぐに真に受けてしまうのは危険です。調子の良いことを言っているだけではないか、彼の言葉の真意を考えるようにしましょう。
いかがでしたか? 不倫常習男は、狙った女性と不倫関係をもつために、さまざまな言葉で誘おうとするでしょう。言葉自体は魅力的なものであっても、それが果たして本心なのか、どういうつもりで言っているのか冷静に判断することが大切ですよ。
文/大内千明 画像/Shutterstock(Spectral-Design、GaudiLab、PointImages、Dean Drobot、Waraphorn Aphai)