パートナーがいるアラサー女性は、将来の結婚を考えていることでしょう。結婚後も変わらず仲のいい夫婦でありたいですよね。
いつまでも仲のいい夫婦を続けるには、どんなことを意識すればよいのでしょうか。今回は、結婚後もラブラブな夫婦に、普段から気を付けていることを調査してきました。(結婚9年目の筆者も参戦!)
カップルのうちから実践しておくことで、さらに良好な関係になっていくことでしょう。
1.存在を当たり前だと思わない
「毎日、嫁のご飯を食べたら『美味しかったよ』と伝えます。お互い当たり前の存在になるとお礼が言えなくなる人が多いと思うけど、気持ちは毎日伝えています」(男性・結婚5年目)
長年一緒にいると存在自体が当たり前になりがちですが、だからこそ相手のありがたさは忘れてはいけません。今からパートナーに「ありがとう」を伝える習慣をつけていきましょう。
2.一度相手の立場になってから行動をする
「何かをするたびに『相手はどんな気持ちになるかな?』と一度考えてから行動をします。心配させない、信頼を裏切らない、ちょっとした気遣いの積み重ねが強い絆を作ります」(男性・結婚9年目)
自分がされて嫌なことは相手にもしない……それを意識して過ごすだけでどんなに信頼し合えるでしょうか。いくつになっても信頼関係は大切なので、結婚前から相手の立場に立って物事を考えるようにしておくといいですね。
3.作業を止めて目を見て話す
「夫が仕事に行くときは、必ず作業を止めて玄関まで見送るようにしています。他にも作業をしながらではなく、一度手を止めて目を見て話すようにしています。それだけで気持ちが通じ合えます」(女性・結婚3年目)
パートナーと目を見て話さなくなると、お互いの気持ちも冷めてしまいかねません。目を見ることは向き合うこと。パートナーの目を見て話すだけで安心感や満足感が生まれ、心が通じ合えますよ。
4.男と女であることを忘れない
「お互い夫婦の前に男と女であることを忘れてはいけないと思います。夫の前で下品にならないように最低限の気遣いはしています」(女性・結婚9年目)
ずっと一緒にいると、相手への配慮や女性らしさを忘れてしまう人も少なくありません。相手に異性として見てもらえるような言動を意識することが大切です。
5.溜め込まず思ったことを伝え、相手を許す
「溜め込んで爆発した喧嘩ほど、無駄なものはないです。なので、小さいことを溜め込まずに伝えるようにしています。またお互いに許すことを覚えると、喧嘩もグッと減りますよ」(男性・結婚6年目)
日常の不満や意見は、溜め込めば溜め込むほど、爆発した時に相手を大きく傷つけてしまいます。気になったことは些細なことでも伝えるようにしたいですね。
また、長年一緒にいると時にはどちらかが道を踏み間違えることもあります。相手を許す心を持つことで、またいつも通りの2人に元通り。
思ったことを伝えたり、相手を許したりする行為は、簡単に見えて信頼関係がないと難しいもの。今からしっかり関係を築いていきましょう。
6.体調を先に伝えて思いやる
「生理前はイライラするし体調も悪くなり、家事も疎かになりがちです。なので「今月はこの週が不安定かも」と先に伝えておきます。そうすることで夫も気遣ってくれ、逆に思いやりが生まれます」(女性・結婚4年目)
イライラしてパートナーに八つ当たりして喧嘩になる……というのはよくある話。体調が悪い日や夜勤が続く日など、コンディションが崩れやすい日を事前に報告し合うことで、お互い助け合いの精神が生まれますね。
記念日をお祝いしたり、笑顔で過ごしてスキンシップを取り入れることも大切ですが、仲のいい夫婦はこうした“お互いを思いやる行動”が自然とできているようです。ぜひ、結婚前の女性に限らず夫婦になった女性も今一度、パートナーとの関係性を見直してみては?
(調査協力者・結婚3年以上の夫婦18組)
文/岸川菜月 画像/Shutterstock(Rawpixel.com、Africa Studio、HSSphoto、Elnur、fizkes、LightField Studios)