ふとしたときに自分の年齢が気になったり、年を取ることに対してなんとなく抵抗を感じてしまうのはどうして?私たちが「年を取りたくない」と思ってしまう理由、加齢に対するネガティブな気持ちの扱い方について考えてみました。
「年を取るのはイヤなこと?」作品のテーマや社会問題にもなっています
女性の「年齢」に関する葛藤を描いた作品も注目を集めています。日頃のモヤモヤや心の詰まりに気づきやヒントをくれる作品をピックアップ!
\人気の作家の作品でも「年を取る」ことがモチーフに/
女性が「年を取ること」への葛藤をテーマにした作品は国内外で数多く発表されています。今回ご紹介する作品のほか、ジュリエット・ビノシュ演じる主人公の女優が世代交代を巡る攻防を通して老いと向き合い葛藤する姿を描いた映画『アクトレス』や、アラフィフ女性「百合ちゃん」が印象的だったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』も話題に。
1.『あたしたちよくやってる』(山内マリコ著・幻冬舎文庫)
女性として豊かな感性で生きていくヒントがちりばめられた一冊
年齢、結婚、ファッション、女友達…。いつの間にか自分で自分を縛っている女性たちの葛藤を短編、スケッチ、エッセイで思索する34編を収録。女性として年を重ねることを慈しむヒントやアイディアがちりばめられた一冊。
2.『私がオバさんになったよ』(ジェーン・スー著・幻冬舎文庫)
「オバさんも悪くない」この先の人生が楽しみになるはず
「未婚のプロ」ジェーン・スーさんと対談相手8名のストレートかつポジティブな意見は必読。光浦靖子、山内マリコ、田中俊之、中野信子、海野つなみ、宇多丸、酒井順子、能町みね子との対談集。
3.『ずっと独身でいるつもり?』(おかざき真里著・祥伝社)
結婚してない私ってかわいそう?映画化もされた共感必至の作品
やりがいのある仕事、好きなものに囲まれた暮らし。でも「独身」だと幸せじゃない?30代女性の葛藤を描いたオムニバス作品。原案である雨宮まみの同名エッセイや田中みな実主演の映画版も。
4.ABEMA『30までにとうるさくて』
「30歳」という年齢を経験する女性の誰もが感じるリアルが凝縮
アラサー女性の心に刺さったとSNSでも話題になったドラマシリーズ。東京を舞台に異なった感性や価値観を持つ29歳の独身女性4人組の恋、キャリア、性、友情の物語をリアルに描く。ABEMAほかで配信中。
イラスト/naohiga 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
Magazine
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more