止まらない物価上昇に引き換え、上がらない賃金。「貯蓄から投資へ」とする政府のスローガンにもどう対応すればいいのかよくわからなくて不安。それでも服は欲しいし旅行にも行きたい!一体いくらあれば、私たちは安心できますか!?
\子供を育てるにはいくらかかる?一生独身だったら?老後は?/
これからの人生こんなことにお金がかかる!
30歳女性がこれから経験するであろう大きな出来事とそれにまつわるお金を試算してみました。気の遠くなるような数字が出てしまいましたが、このお金を準備するのは「自分」なんです。
【マンションを買う】4,528万円(※)
全国平均の一戸の価格。中古マンションや建売の場合はもう少し低め。今年、首都圏の新築マンション一戸の販売平均価格が1億円超えで去年の2倍以上に上昇したことも話題。都心ではこの価格より上である場合がほとんどだと考えられます。(※)住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」/2021年
【医療費】423万1,000円(※)
生涯医療費データの30歳以降を合算後、国民健康保険適用後の金額を算出。病院に通う機会が45〜64歳でグッと上がると言われているので備えておきたい。また婦人科系疾患(乳がんなど)に罹ると1入院につき70万円程度が必要。外来治療でさらに高額になる場合も。(※)厚生労働省「生涯医療費(男女計)(令和2年度)」をもとに本誌にて算出
【老人ホームに入居する】1,176万円(※)
(サービス付き高齢者向け住宅等への入居者平均値の82歳から、日本の女性平均寿命89歳までの7年間入居した場合)
サービス付き高齢者向け住宅の月額利用料金の平均が約14万円(家賃+共益費+サービス費+食費+水道光熱費)。長生きすればその分だけお金がかかるので「老後2000万円」しか用意がないと入居ができないのが現実。(※)厚生労働省「サービス付き高齢者向け住宅等の月額利用料金」
漫画・イラスト/谷口菜津子 取材/野田春香 再構成/Bravoworks.Inc
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