仲が良さそうに見えた夫婦が、結婚してから短期間で離婚。「原因は夫の不倫」なんて聞くと結婚へのイメージが悪くなっちゃいますよね。
しかし、なぜ夫が不倫してしまったのかは、気になるところです。
そこで、既婚男性が不倫に走ってしまったきっかけについて調査しました。
1.妻が子供にしか興味がなかったから
「子供が出来てから妻の興味が100%子供にいってしまい、ご飯も子供の分しか作らなくなったんです。“俺の存在価値って何?”と悩んでいた時、後輩の女性に優しくされて好きになってしまいました」(27歳・商社)
子供にだけ関心がいき、夫が寂しい気持ちになって不倫……というのは、必死に子育てしている女性からすると「ふざけんな!」という状況ですよね。しかし、夫を粗末に扱い過ぎてしまうのは問題です。
子供がいない夫婦にいつまで経っても仲が良い人が多いのは“相手への興味がなくなっていないから”というのは大きく影響しているのかもしれません。
2.自分に自信がない妻に毎回疑われて疲れた
「妻は男性不信な一面もあり、帰宅が遅くなると『他の女と会ってたんでしょ?』『接待って言って嘘ついてるんじゃないの?』などと何かと疑われ、毎晩のように責められるので疲れてしまって。そんなに疑われるんだったら本当に浮気しようかなと思い不倫しました」(35歳・スポーツ用品販売関連)
全く浮気せず妻一筋だったのに、毎日疑われることで疲れてしまい、結果的には不倫に走ったというケース。ちなみに「結婚前は卑屈というより謙虚で可愛い女性だと思ったんです」とのこと。何か疑ってしまうスイッチが入ってしまったのかもしれないですね。
人は一度“怪しい”と思ってしまうと、裏付けとなる証拠をどんどん探してしまうので、余計に浮気しているように感じる傾向があります。
女性側が夫を不倫に追い込んでしまうケースがあるということも、頭の片隅に入れておいていいようです。
3.妻に先に浮気されたから
「自分は妻のことが大好きだったのですが、『他に好きな人ができた』と突然の告白。結局離婚はしないことになったのですが、自分もやりきれず、彼女を作ってしまいました」(33歳・ディーラー勤務)
ここ10年ほど「先に妻に浮気された」という男性は増えている気がします。
以前なら「妻の浮気は絶対許さない、別れる」という男性が圧倒的に多かったのですが、最近はW不倫というようなケースも多いようです。しかし、女性側が原因を作ってしまったら何も言えないですよね。
不倫が原因で別れる夫婦の話を聞いてみると、どちらかが100%悪いということはまずないんですよね。きっかけは両方にあることが多いのです。ただ、相手の気持ちが離れかけた時に気づけなかったり、“自分は悪くない”と思ってしまうと悪い方向に行ってしまうように思います。
少なくとも、お互いが相手に対して“感謝”と“優しさ”を持てている夫婦は不倫があったとしても乗り越える選択を選ぶことが多いですし、簡単にお別れという結果にはならないようです。
感謝の気持ちはいつまで経っても忘れずに伝えることが、夫に不倫させないコツなのかもしれないですね。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(fizkes、Roman Kosolapov、wavebreakmedia)
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