女優・山崎紘菜さん特別インタビュー「猫たちの寝息を聞きながらゴロンとしている時間が何より幸せ」

“強くてミステリアスで時にキュート”。本人は憧れのキャラクター、漫画「チェンソーマン」のマキマさんをそう評しますが、私たち編集部から見ると紘菜ちゃんはまさにそんな感じ。見た目も中身も強くてカッコいい、そして可愛い彼女の素顔をお届けします。

猫たちの寝息を聞きながらゴロンとしている時間が何より幸せ

ロシアンブルーの男のコ・アル(

ロシアンブルーの男のコ・アル(5歳)とラグドールの男のコ・ベンジャミン(10カ月)と暮らしています。寝るときもずっと一緒で、アルは足元とか胸の上に乗ってきたり、ベンは顔周りとか背中にくっついてきたり。寄り添ってくれるのがめちゃくちゃ可愛くて、寝息が聞こえるくらい至近距離で寝ています。今回のベンとの初共演は、本当に心待ちにしていました。昨日のドラマの撮影現場でも「明日、うちの猫と撮影なんですよ」といろんなスタッフさんに自慢していたほど(笑)。撮影前、ベンはシャンプー、トリートメント、爪切り、耳掃除のフルコースで、万全にケア。撮影中もずっと可愛かったし、こんな機会めったにないので、今日の写真は絶対、家に飾ります。370枚くらいの全データもいただいて、本当に幸せです。おうち時間に漫画は欠かせなくて、少年漫画も少女漫画も好き。リラックスにもなるから、休みの日は漫画を大量に読んだりします。今、ハマっているキャラは、『チェンソーマン』のマキマさん。強くてミステリアスで、登場人物全員を魅了する私の理想的なキャラクターで、一時期携帯の待ち受けにしていました。映像作品と違って、登場人物の声や話し方を勝手に想像できる余白があるところも漫画の魅力。そのぶん感情移入して、めっちゃくちゃ泣きます。人生で一番泣いた漫画は『女王の花』。次の日まで引きずるくらい泣きました。私の中で殿堂入りは『シックス ハーフ』。漫画愛が止まりませんが(笑)、私にとって漫画は、非日常の世界に連れて行ってくれるだけでなく、「こういう役やってみたいな」という原動力にもなってくれる存在です。

タンクトップ¥7,150(プラージュ/プラージュ 代官山店)パンツ¥46,200(ニードバイへリテージ/ゲストリスト)

寝るときも一緒♡甘えん坊な2匹の愛猫に癒されっぱなしの毎日
ベンジャミンくんの撮影中、「ちょっと入りま~す」と毛並みを整えたり、じっくりとモニターをチェックしていた紘菜ちゃん。見事なステージママぶりを発揮してくれました。

山崎紘菜
1994425日生まれ。千葉県出身。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションにて審査員特別賞を受賞。12年俳優デビュー。以来、映画、ドラマ、モデル、ナレーションなど幅広く活躍。20年米公開の映画『モンスターハンター』ではハリウッドデビューを果たす。近年の主な出演作は、映画『LOVE LIFE』(22)、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』など。現在放送中のテレビ朝日系ドラマ『刑事7人』にも出演。720日より主演ドラマ『賭けからはじまるサヨナラの恋』がU-NEXT配信開始。

撮影/金谷章平 モデル/山崎紘菜、ベンジャミンくん ヘアメーク/森野友香子〈Perle Management〉スタイリング/乾 千恵 取材/坂本結香 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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