仕事ができる彼ほど忙しい。また、そういう男性ほど出世株だったりしますよね。そんな彼のハートを射止めたいけれど、仕事の邪魔はしなくない。
ならば、どんなに彼が忙しくても“一緒にいたい”と思われる女性になるのも手。
そこで、ここに忙しいエリート男性の気持ちを掴んだお2人の話をご紹介します。
1.いつも笑っていられて元気がもらえる女性
IT事業を友人と立ち上げ31歳にしてバリバリ稼いでいる進さん(仮名)が、ある仲人さんが主催した婚活パーティに参加して、妙子さん(39歳・仮名)とマッチングしました。その婚活パーティでは、年齢は公開されていませんでしたので、マッチングした後、妙子さんの仲人さんから私に連絡がきました。
「ウチは8つも年上ですから、もしお断りしていただくなら、それでもいいですよ」
その連絡が来たことを進さんに伝えると、彼は私に言いました。
「フリータイムの時に彼女と話して年齢の話になったので、8つ上なのは知っていましたよ。それでも、僕は彼女が良かったんです。笑顔が魅力的だったのと、話す内容がすごくポジティブで、彼女と話していると元気がもらえたんです。
僕は自営業だから、仕事が波に乗らなければ不安な時もある。そんな時にも妙子さんと一緒にいたら、いつも笑っていられるし元気になれる気がしたんです」
こうしてお付き合いが始まった2人ですが、どんなにお互いが忙しくても週2のペースでデートを続け、3か月後には、婚約。半年後には入籍して、その1か月後には結婚式を挙げました。
会うと元気をもらえる妙子さんに、進さんはゾッコンなようです。
2.人の欠点や過ちが許せる女性
一部上場企業に勤める達也さん(35歳・仮名)は、お見合いして知り合った由紀さん(32歳・仮名)とお付き合いすることになりました。美人で見た目がドンピシャ、性格はしっかり者でしたので、真剣に結婚を考えるようになりました。
ところが、会うほどに由紀さんが口うるさくなっていったのです。
お互いの家を行き来する仲になり、夕方テレビを見ながらポテトチップスをつまみにビールを飲んでいた時のことでした。
「そんなの食べていたら、夕食が食べられなくなるでしょ。それに、こんなに床にボロボロこぼして。床を掃除してよ」
ポテトチップスの袋を取り上げられたのと同時に、コロコロハンドローラーを渡されました。食事の時もマナーを注意されたり、外出の時の服装を注意されたりと、とにかく口うるさかったのです。
「きちんとしているのはいいことだけれど、こちらは気が休まらなかった。月曜から金曜まで会社で必死に働いて、休日出勤をすることもある。たまの休みくらいリラックスしたいし、スナック菓子をつまみにビールを飲みながらゆっくりとテレビを見たい。
由紀さんは美人で見た目がタイプだったけれど、やっぱり結婚する女性は、見た目じゃない。安らげる女性がいいと思いましたよ」
そして、次にお見合いをして、結婚相手に選んだのが、同い歳の寿美子さんでした。
「これは男も女もですが、歳を重ねるとマイルールができる。それに相手が従えないと、『どうしてそんなことをするの?』『なんでこれができないの?』と相手を批判する。
ところが寿美子さんは、『人の考え方、生き方は違っていて当たり前』と言っていて、自分のルールを押し付けようとしない。非常におおらかな人なんです。
あと、喧嘩をしても、『ここは私も悪かったと思う』と謝ってくる。頑固じゃないし、僕の間違いも許してくれる心が広い女性なんです。残りの人生を一緒に暮らすなら、こういう女性だと思いましたよ」
男性の中には、美人の完璧主義者よりも、一緒にいて癒される女性を結婚相手に選ぶという人もいるようです。口うるさくなくて、人の欠点や間違いを見逃したり許したりできる女性こそが、男性の気持ちをつかめるのかもしれないですね。
いかがでしたか? 今回紹介した2人のエピソードを参考に、あなたも男性から“一緒にいたい”と思われる女性を目指してみて下さいね。
文/鎌田れい 画像/Shutterstock(Maksym Azovtsev、George Rudy、fizkes)