マスクの着用が個人判断となり、今年は旅行にたくさん行きたい!と思っている方も多いはず。ただ実際のところ予算と相談すると…と足踏みしてしまう事も多いのでは?そんな方におすすめしたいのが、今話題のホテルのサブスク。毎月定額で支払うことにより、様々なホテルに泊まることができる(※諸条件あり)、旅行好き・ホテル好きにとっては嬉しいサービスなんです。今回はトラベルライターの筆者が、ホテルのサブスクを調査!実際にどんなメリットがあるのか?解説致します!
今話題!ホテルのサブスクってどんなサービス?
ホテルのサブスクとは、毎月決まった金額を支払うことによりホテルに泊まることのできるサービス。月額や利用条件などはサイトにより様々で、安いものだと数千円〜、高いものだと30万円以上など、かなりの幅があります。サービスやプランは様々なので、ライフスタイルやホテルの利用頻度などを考え、自分に合ったものを選ぶのが重要です。
ホテルのサブスクはどんな人におすすめ?
●ワーケーションを利用し、色々な場所で仕事をしたい人
●旅行が好きで、定期的にホテルステイを楽しみたい人
●泊まり放題を利用して、ホテルに住んでみたい人 …など
特にこの数年は、リモートワークが浸透し、会社以外でのワーケーションの場所としての利用需要も増加。ただ単に旅行をしてホテルを楽しむだけでなく、気分転換したい時の仕事場として、またプチ移住・二拠点生活の場所としてホテルに住んでみる、という選択肢をする方も居ます。もちろん、頻度は高くないけど定期的にホテルに泊まりたい、という方にもサブスクはおすすめ。たくさんあるサブスクのサービスの中から、自分に合うものをチョイスしてみましょう!
ホテルのサブスクのタイプは様々!大きく分けると5つ
「ホテル サブスク」で検索すると、様々なサービスがヒットします。金額や利用条件などはサービスによって少しづつ違うため、比較検討する際は詳細まで確認が必要ですが、私が調べた結果、大きく分けるとこの5つがメジャーになっています。
ホテルのサブスクの種類
①同系列、同ブランドのホテル泊まり放題のサービス(東急・TsugiTsugi、アパホテルなど)
②高級ホテルに長期滞在できるサービス(帝国ホテルなど)
③ホステル、ドミトリー、シェアハウスの泊まり放題のサービス(ホステルライフ、XROSS HOUSEなど)
④田舎や地方の施設に泊まり放題のサービス(LivingAnywhere Commons、wataridoriなど)
⑤宿泊はできないが、日中のホテルを利用し放題のサービス(Threesなど)
この中でも高級ホテル泊まり放題は、お値段が月額30万円越えとかなりインパクトがありますが、毎日通常料金で宿泊することを思えば…、1泊1万円ほどで高級ホテルを利用でき、かなりのお得感があるかも?
逆に、ホステル、ドミトリー、シェアハウスの泊まり放題などは、もともとの宿泊金額がお手頃なため、月額もリーズナブル。共同生活が苦手な人はおすすめしませんが、例えば単身でプチ移住をするなら、仲間を作りやすいドミトリーなどは寂しくないのでおすすめです。日々かかる光熱費・家賃などを考慮すれば…シェアハウスやドミトリーに住んだ方がお得かも!?いずれもライフスタイルや予算に合わせて検討してみて下さいね。
ホテルのサブスクの中でも、特に話題の「HafH(ハフ)」を深堀!
ホテルのサブスクサービスはいくつかありますが、今回は筆者が今とても注目しているサービス「HafH(ハフ)」を深堀してご紹介します。2022年12月にできた「Newスタンダードプラン ¥9,800/月」発表以降、旅好きの間で話題となっているHafH。本当にお得なの?と疑問を持たれる方のためにも、メリット/デメリット含めて詳しく解説します!
HafHとはどんなサービス?
毎月定額の料金を支払うことにより、決まったコインが付与され、ホテル毎にそのコインを使用して泊まれるサブスクサービス。現在人気なのは「Newスタンダードプラン」で、月額¥9,800が300コインに変換されて毎月付与されます。コインは使っても良いし、貯めてもOK!コインの追加購入もでき、宿泊制限もありません。予約ができる期間は3カ月先まで。掲載のホテルラインナップも豊富で、東京・大阪・沖縄などの人気観光地から、海外のリゾートホテルまで幅広く選ぶことが可能です。途中での休会やプラン変更もできます。
HafHを利用する上で特にポイントとなる点を【メリット/デメリット】でご紹介!
<HafHのメリット>
●月額1万円以下でサブスクが可能!
サブスクには数千円〜数万円のものまで様々ありますが、毎月のお小遣い程度の金額で利用できる価格帯が嬉しい。
●年末年始、GWなどの価格高騰が無く、料金変動が無いのが嬉しい!
ホテルの宿泊料金は、お盆休み・GW・年末年始など、繁忙期ほど値上がりが激しくなります。しかしHafHは、ホテル毎にコイン数が決まっているため、時期による料金変動が無し!繁忙期は、通常よりお得に宿泊が可能です。
●キャンセル料が前日までかからない!
今の時代、体調不良などで突然のキャンセル…という事態を、避けたいけれども難しいご時世。小さなお子さんを持つ家庭なら尚更、直近まで子供の体調がわからないので、キャンセルの可否は特に重要視されています。その点HafHは前日までキャンセル可能で超良心的!
休会やコインの追加購入がいつでも可能
しばらく旅行に行く予定がない…という場合は、いつでも休会が可能です。HafHコインも失効せず残るため、再開時にまた利用できます。ホテルに泊まりたいけど、コインが足りない…!という場合は、必要なコインに応じて100コイン=¥3,300から追加購入もできます。
国内外1500拠点以上!海外のホテルも利用可能
日本国内のホテルだけでなく、海外のホテルも利用可能です。2023年4月6日から、韓国、中国、香港、マレーシア、タイ、インドなど人気渡航先で約200の宿泊施設がさらに追加!海外旅行時も利用できるのは大きなメリット。
複数名利用ができる!
サブスクリプションというと1名利用が一般的ですが、HafHは複数名で予約し利用することもできます。例えば、友人同士で、家族でなど、予約時に利用人数を入力することで、宿泊人数も増やせるのが嬉しいポイント。子どもと一緒に2人でホテルステイもおすすめです。中には、複数名利用でも使用コイン数が変わらないホテルも。人数が増えても使用コイン数が変わらないのは嬉しい!(※ホテルによって使用コイン数や宿泊可能人数の変動あり)
ホテルのプランが明確で分かりやすい!
一般的なホテル予約サイトでは、部屋の種類の他、朝食付き・アクティビティ付き・レイトチェックアウト・ウェルカムドリンク付き…など、プランの種類が多様化していて、同じ部屋でも10つプランがある、なんてことも。全プランを確認するだけで時間がかかってしまいますが、HafHの場合はプランがとてもシンプル。お部屋の種類を選ぶだけなので、明確で分かりやすい!もし「朝食を付けたい」という場合は、予約後メッセージでホテルに連絡し、追加してもらうことができます。予約の時点でいろいろプランがありすぎて迷って疲れた…を回避できますよ。
<HafHのデメリット>
即時予約可能の宿がほとんど!しかし予約から確定までタイムラグがあるところも…
即時予約ができる宿が多いものの、一部、予約リクエストをしてから予約確定までタイムラグがあるホテルも存在します。こちらはHafHがシステム開発を進めており、今後は即時予約の宿がどんどん増える予定!ますます利便性が高くなり、今後は予約時のストレスはほぼ無くなるかも…?
ホテル数は日々増えているが、地方はまだ少ないかも?
人気観光地はホテル掲載数が多いものの、地方やマイナーな土地のホテル掲載数はまだ少なめ。逆に言えば、人気観光地のホテル利用は充分選びやすいとも言えます。どんどん掲載数が増える予定とのことなので、今後に期待大!
CLASSY.世代におすすめ!HafH掲載の人気ホテルは?
教えてくれたのは…
HafH(ハフ)https://www.hafh.com
サービス内容:Newスタンダードプラン 月額¥9,800
※詳細は公式HPよりご確認下さい。
【結論】旅好きは上手にHafHを利用するべき!
「旅行の計画を立て始めると、移動費・宿泊費・食事代など…費用がどんどん膨らみ、想定以上に大きくなった金額に落ち込んでしまいがち。しかし、HafHを利用しコツコツと積み立てておけば、いざ旅行に行こう!となった時に宿泊費をカウントしなくてOK(すでに積み立てているため)なので、旅行へのハードルがぐんっと下がります。しかも、毎月1万円以下という、利用しやすい値段も魅力的!年に数回は必ず旅行に行くと分かっているのであれば、HafHを利用し旅行貯金だと思って積み立てておくとベター。仕事のお休みの関係などで、旅行に行くタイミングがどうしても年末年始・GW・お盆などの繁忙期になってしまうという方は、迷わずHafHを利用するとお得。通常の旅行サイトだと、繁忙期ほど値段が跳ね上がるので、同じコイン数(=同じ値段)で繁忙期に泊まれるのは大きなメリットです。また、子供連れのご家族は是非利用して欲しい!いちばん大きいのは前日までキャンセルが無料なこと。私にも2歳の男の子がいるのですが、よく風邪を引くし、前日になって急に体調不良なんてことも頻繁です。キャンセル料が前日まで無料というサービスは貴重なので、是非お子さんを持つママ・パパは利用してみてください」(トラベルライターSHIORI)
このレポートを書いたのは…
トラベルライター SHIORI
リクルート退職後、海外放浪旅を経てフリーランスライターとして独立。WEBメディアや書籍、雑誌、TV等で旅のコンテンツの取材・執筆・PRを多数行っている。好きなエリアは東南アジア。2020年、観光業に特化したPR&WEBデザイン事業「TROVATORE」をスタート。
▶︎Instagram:@traveler_s23
▶︎Blog:トラベルライターSHIORIの旅ブログ*美TRIP