普段、好きな人とLINEでやりとりをしているけれど、どうしたら関係が進展するのだろう。そう悩んでいる女性は少なくないでしょう。
そこで今回は、LINEがきっかけでお付き合いを始めた男性たちに、“付き合う決め手になった女性のLINE”についてインタビューしました。男性たちは、いったいどんなLINEにグッときたのでしょうか?
1.仕事の愚痴を優しく聞いてくれた
「残業続きで疲れていた時期は、黙って話を聞いてくれる彼女の存在が唯一の癒しでした。彼女がいなかったら、乗り越えられていなかったかもしれない。そう思って、大きな案件が片付いたタイミングで告白しました」(33歳・IT)
何も言わず、自分の弱音を受け止めてくれる様子にグッとくる男性は多いようです。話を聞いてくれたことへの感謝と同時に「これからも自分のそばにいてほしい」と感じるのかもしれません。
しかし、気の利いた返信をしようと意識しすぎるのはかえっていらぬアドバイスになることも。男性から回答を求められた時以外は「そうなんだね」「大変だよね」と、同調する程度に留めておいた方が良さそうです。
2.連絡ペースや文面の内容が似ていた
「自分とはタイミングが合わない人っているじゃないですか。でも彼女とはそんなことなくて。ちょうどいいペースで返信がきたり、内容も無駄なくシンプルな感じだったりで、LINEをしていて初めて“心地よい”と感じました。“相性が合う”っていうのかな、そういうのって大事だと思います」(30歳・メーカー)
お互いのLINEに対する価値観が似ていることも、お付き合いの決め手になることがあるそうです。価値観が似ている相手とはお互いの意見に共感しあうことができ、やりとりをしていて心地よく感じるのでしょう。
男性の返信ペースに合わせてみたり、相手が好きそうなスタンプや文面を考えて送ったりしてみるといいかもしれませんね。
3.共通の話題が多く話が尽きない
「俺はLINEのやりとりがあまり得意じゃないんですけど、彼女とは趣味が似ていて、共通の話題がたくさんあって、気付いたら毎日のようにLINEしていました。いつからか、“この子と一緒にいたら楽しいだろうな”って自然と思えたんです」(28歳・マスコミ)
共通の話題がある相手とは、自然にLINEも盛り上がるものです。いつまでも話題が尽きず、しだいに「直接会って話がしたい」「一緒にいたら楽しいだろうな」という気持ちが芽生え、お付き合いに発展するケースも。
気になる男性のSNSをチェックして、趣味や共通点をできるだけたくさん見つけておくと、話題作りに困らないでしょう。
4.あいさつLINEを送り合う
「彼女とは最初、普通に友達同士でした。お互い暇つぶし感覚でLINEをしていたのですが、いつの間にか『おはよう』と『おやすみ』を送り合うように。気付いた時には、彼女とLINEするのが当たり前で、“日常の一部”になっていましたね」(28歳・福祉)
何気ないあいさつLINEから、恋愛に発展するケースもあるそうです。ほんの一言かもしれませんが、毎日あいさつを交わすうちに、それが“自然”になっていくのでしょう。
積極的にアプローチを仕掛けるのもいいですが、押せ押せが苦手な男性には、さりげなく相手の日常に溶け込むのがいいのでしょう。
5.褒められた
「やっぱり褒められると嬉しいですね。仕事でもプライベートのことでも、自分のことを見てくれているんだって気持ちになるし、“もしかして俺のこと好きなの?”ってちょっと期待しちゃいます」(29歳・通信)
自分を肯定してくれる人の存在は、男性にとって心強く感じるのでしょう。また、いいところをたくさん見つけて伝えてあげると、男性に喜ばれるだけでなく「もしかして俺のこと……?」とドキドキさせる効果も。
ちなみに男性を褒める際は、できるだけ具体的な話を交えて伝えると、より喜ばれるでしょう。
いかがでしたか? LINEのやりとりで男性に「この子と付き合いたい」と思われるためには、“癒し”を与えたり、一緒に話していて楽しいと思わせたり、“日常の一部”に溶け込んだりすることが効果的のようです。
片思いの男性にLINEを送る時は、ぜひ参考にしてみてください。
文/大内千明 画像/Shutterstock(Song_about_summer、Maridav、oatawa、Maridav、Roman Samborskyi)