毎日忙しく働いて疲れて帰ってくると、つい処理を後回しにしがちなのが郵便物。特に、支払わないといけない請求書など大事な書類が埋もれてしまい、気づいたら期限が切れていて大慌て!なんてことは、あるあるですよね。
郵便物やチラシ類の大半は、すぐに処分してしまっても問題ないですが、すぐに処分できないモノは主に以下の3タイプに分けられます。
1.情報だけあればいいもの
2.対応する必要があるもの
3.長期保管する必要があるもの
そこで今回は、整理収納アドバイザーの筆者がオススメする、タイプ別郵便物の整理方法についてご紹介します。
■タイプ1:情報だけあればいいもの
“情報だけあればいいもの”は、例えばいつか行ってみたいお店が載っているフリーペーパーや、光熱費・カードの利用明細など。その紙自体は必要ないものの、情報としては念のため残しておきたい、といったものです。
こういった郵便物は、すぐにスマホに撮って紙自体は処分してしまうのがオススメ。スマホに残すときは、Evernoteという無料のアプリなどでデジタル保管しておくと文字検索もできるので便利です。
“紙そのもの”を取っておく必要があるもの以外はどんどん処分しましょう。そして受け取ったらすぐに処理する!というのが、部屋を散らかさないための鉄則です。
管理すべき紙の量が減れば、それだけでもだいぶラクになりますよ。
■タイプ2:対応する必要があるもの
続いての郵便物のタイプは、“対応する必要があるもの”です。
例えば、税金や光熱費関係などの請求書などがこのタイプに含まれますが、これらの郵便物は一番“見逃したらマズい”ものですよね。
そのため、届いたらすぐにバインダーなどに入れて保管したり、すぐに通勤バッグに入れたりなどの対応をするのがおすすめ。郵便物確認後のこの最初の動作が、書類を行方不明にしたり、処理が漏れたりすることを減らすポイントです。
バインダーに入れる時は、1つ1つクリアポケットなどに入れずに、封筒のままざっくり保管でOK。つい処理を溜めてしまうという方は、通勤バッグに入れて、仕事帰りに処理すれば、漏れを減らせるでしょう。
■タイプ3:長期保管する必要があるもの
そして最後は長期保管する必要があるものです。例えば、住宅の契約関係の書類や、年金や保険などの重要な書類などがありますよね。
こういった郵便物は、普段ひんぱんに見返すようなものではないものの、いざ必要となったときにすぐ出せるようにしておくのが大事です。
そのため、届いたらすぐにクリアポケットがセットできるリング付きバインダーなどに1枚ずつ入れて、わかりやすく保管するようにしましょう。書類の種類が多い場合は、インデックスなどをつけておくと出し入れするときも便利ですよ。
少し面倒に感じるかもしれませんが、この作業をしておくことで、必要な時に書類を探す手間がかなり短縮できるはずです。
いかがでしたか? つい溜めがちな郵便物も、仕分けるルールとそれぞれの対応フローさえ決めておけば、後回しにせずにすぐ処理できるようになります。
ぜひ、自分なりの整理のルールを決めて、届いたら即処理!を心がけてみてくださいね。
文・画像/Akiko