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ネットなどではよく“パパ活”の文字を見かけますが、もはやブームは終わったのか、実際にいるのかいないのか……。表立って人に言わない女子が多いせいか、イマイチ実態が分からない“パパ活女子”。
そこで、筆者のまわりの「若い女子と遊びたい」という年上男性に調査! 実際のパパ活に関する体験談や意見を聞いてみました。
■パパ活って実際どうなの?
「バツイチでもう再婚する気もないし、いまさらこの歳になってデートでいちいち手順を考えるのがもはや面倒。彼女を作るほど時間もないし、同年代の女性は正直こじらせていて面倒くさい。なので、たまに会うならお金を払ってデートしたとしても、なんでも新鮮な反応をしてくれる若いコのほうが楽」(38歳・美容関係会社役員)
「今の彼女は25歳。『パパ活』という言葉ができて、出会い系アプリでも若い子とマッチングしやすくなりました。会って仲良くなってしまえばおっさんでも付き合えるチャンスはいくらでもありますよ」(41歳・デザイン会社経営)
「約束して会うことになったら『給料日前でピンチだから先に振り込んで欲しい』と言われました。でも振り込んだらLINEをブロックされたという痛い経験があります」(40歳・金融関係勤務)
男性のほうはあくまでも“デート”と捉えていて、お金は渡すけれど“その場限りの楽しみ”と割り切っている人は多いよう。ですがやっぱり同じ相手に何回も会っていくと気持ちも入るのか「あわよくば付き合えたら嬉しい」と思うようになるそう。最初はパパ活から出会っても、その後に付き合うコもいるようです。
なかには「事前に振り込んだらバックレられた」という人も……。ところで、気になるのが「パパ活ってどこまでしちゃうの? 愛人関係とは違うの?」というところではないでしょうか。
■パパ活に体の関係は?
「僕が会っているコは、ご飯食べてくだらない話を聞くだけ」(42歳・化粧品会社経営)
「一緒にマッサージに付き合ってもらうなど友達感覚な付き合いですね。20代のコと時間を過ごせるだけで、さすがに付き合えるとは思っていません。冗談っぽく誘ってみたことはあるけど、断られますよ」(41歳・IT関連企業役員)
「『パパ活』と謳っているマッチングサイトの中には、愛人募集中の男女がほとんどの有名なサイトもある。そこで会うコはお互い事前にエッチならいくら、と決めていますね」(48歳・ネイルサロン経営)
1人だけ「エッチもあり」という人がいましたが、「そんなに相手にされていない」という男性が大半でした。
■ぶっちゃけ、いくら払っているの?
「相手が行きたいというおいしいお店をごちそうして、帰りにタクシー代として5,000円~1万円くらい渡しています」(36歳・デザイナー)
「飲み会で女性を4~5人集めてもらった時は、幹事のコに3万円くらい渡していますね。もちろん飲食はこっち持ちで、あとは他のメンバーが各自気に入ったコがいたらタクシー代を払う感じです」(35歳・ディーラー勤務)
たまたま筆者が聞いた人たちがそうだったのかもしれませんが、思っていたほどの高額というわけでもなさそうですね。
今回、筆者が話を聞いたのは、35歳以上の会社経営者といった裕福な男性がほとんど。日常生活でモテないわけでもなく、普通に彼女や結婚相手を探そうと思えば探せる男性たちです。でも、その労力が面倒……というのが動機でした。
パパ活をしている男性はもはや恋愛をすることに興味はないようです。あなたの周りにはパパ活している男性なんていないですよね?
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(Joshua Resnick、nd3000、LightField Studios)