結婚を約束していた男性と、直前になって結婚が破談に! そんなことになったら、とてもショックですよね。とはいえ、結婚直前に男性から破談を言い渡されることって、意外と少なくないそうです。
では、どのような理由で、男性は婚約破棄を申し出るのでしょうか?
今回は、結婚を考えている女性にぜひ知ってもらいたい“男性が結婚破談を決めた理由”をご紹介します。
1.結婚式費用の折り合いがつかず…
「結婚式にはそこまでこだわらないと言っていた元カノ。でも式場見学をしているうちに気が変わったのか、式についていろいろ意見を言うように。結果、両家の親からの援助を含めても100万単位の予算オーバー……。そんな状況でも、平気で『ローンを組もう』って言ってきた元カノに、この人とは無理かもって思いました」(32歳・福祉)
結婚式に強い憧れを抱いている女性は少なくないでしょう。理想を叶えつつも、出費を抑えるところはきっちり抑えて、予算内もしくは許容範囲に留められるといいのですが……。
なかにはどうしても理想の結婚式を挙げることを譲れず、男性と揉めてしまうパターンも。お互いにあまりにも平行線だと、結婚式はおろか結婚そのものが破談になってしまう可能性もあります。ふたりでよく話し合って、折り合いをつけられるといいですね。
2.結婚前のちょっとした出来心で…
「これまで大きなケンカもなく順調だったのが、結婚が決まってしばらくしたある日、彼女が浮気していたことが発覚。『ちょっとした出来心だった。本当にごめんなさい』って平謝りされたけど、彼女のことを信じられなくなって結婚直前に別れました」(29歳・建築)
結婚が決まると、男女ともに少し浮ついた気持ちになりやすいのかもしれません。だからと言って、他の異性にうつつを抜かすのはNG。これまで積み上げてきた信頼が一気に崩れ、結婚が破談になってしまう可能性もあります。
気持ちが緩みやすい時期だからこそ、つまらない過ちでふたりの関係を台無しにしないよう注意が必要です。
3.マリッジブルーの末に…
「婚約後、式場の予約をした時くらいからかな。彼女が結婚後の不安とか自分への不満を頻繁に言うようになって。最初のうちは『マリッジブルーなんだ』と思って話を聞いていたけれど、だんだん理不尽な理由で怒られるようになり、彼女といるのがしんどくなってしまった」(28歳・マスコミ)
待ち望んでいた結婚が決まって幸せの絶頂……かと思いきや、結婚後の悩みがいろいろと出てくるもの。いわゆる“マリッジブルー”になってしまう女性は少なくないそうです。
しかし、マリッジブルーとはいえ、相手に対してつらく当たってしまったり、理不尽な言動を繰り返したりしてしまうと、彼の方も「この人とやっていけるかな」などと不安を感じてしまうおそれが。そんな時は、幸せな結婚生活を送っている人の話を聞いてみるなどすると、結婚に対する不安がやわらぐかもしれません。
4.突然の専業主婦希望…
「婚約前は共働きOKといっていた彼女が、婚約してから『仕事を辞めたい。家のことは私がやるから』と言ってきて、話し合いをした結果、婚約を解消しました。お互いの価値観が合わないのはどうしようもないというか。結婚後に揉めるよりはよかったのかな」(30歳/男性/流通・小売)
結婚後、女性が働き続けるかどうかで意見が食い違うケースは少なくないそうです。できれば婚約前に、お互いに意見をすり合わせておきたいものですが、いざ婚約してから気持ちが変わる場合も。
話し合いなどで、お互いに納得できる結論を出せればいいのですが……。人としては大好きで仲良しでも、価値観の違いを埋められずに結婚破談を選ぶカップルもいます。
いかがでしたか? 直前になって結婚破談を決めるというのは、男性にとってかなり大きな決断のはず。それでもあえて破談を選ぶということは、男性にとってとても受け入れがたい理由があったからなのでしょう。
もし今、結婚を考えている人がいるのなら、相手を大切に思い、お互いの考えをよく話し合って、両者納得のいく決断ができるよう心がけてみてください。
文/大内千明 画像/Shutterstock(Motortion Films、Billion Photos、Antonio Guillem、Roman Kosolapov、Prostock-studio)