井之脇海さん・特別インタビュー「無水鍋で作るカレーがブーム。栄養学も勉強しました」

――井之脇さんといえば、穏やかで優しい好青年というパブリックイメージがありますが、ご自身ではどんな性格だと思いますか？
真面目。自分で「真面目です」って言いたいわけではないんですけど(笑)。適当にできないというか、良くも悪くも真面目だとは思います。「悪くも」というのは遊びがないというか、結構なんでも考えてしまうんですよね。お芝居するときも考えすぎちゃうところがあるので、もう少し本能的にというか、感覚のまんまやることが今後は必要なんじゃないかなと。真面目に作っていくほうが得意というか、普段やってきたことなので、それに加えてもう少し気楽に現場にいられるように、気楽に人に接するようになれたらいいなって思いますね。

――いま27歳。CLASSY.読者とほぼ同世代の井之脇さんですが、好きな女性のタイプを教えてください。
自分らしくいてくれる人がいいですね。僕に合わせすぎない人。それはつまり何かやりたいことがある人というか、お仕事でも趣味でも夢中になれるものがある女性は素敵だなと思いますし、話を聞いてみたいなと思います。

――性格とか見た目の好みはありますか？
難しいですね(笑)。似たようなことになっちゃうんですけど、あまり着飾ってなくてファッションとかお化粧にも素を感じられる人かな。お洒落しててもお化粧してても、もちろん素敵だなと思うんですけど、ナチュラルな雰囲気がいいかな。

――毎日お忙しいと思いますが、健康管理や体力をキープするために気を付けていることがあれば教えてください。
めちゃめちゃ、たくさんあります(笑)。身体が資本なので体調はくずせないですね。最近は大きな無水鍋でカレーを作って食べています。そのためにドイツ製の無水鍋を買いました。ちょっと高価だったけど一生使えるかなと思って。水溶性ビタミンを逃さないし、料理も傷みにくくて鍋のまま冷蔵庫に入れられるんです。仕事で体を大きくしたり小さくしたりすることもあるので栄養学を勉強しましたし、普段の食事も一人のときは健康的なものを食べようと思ってます。カレーは好きですし、僕、同じものをずっと食べ続けられるんで(笑)。とはいえブームはあるんですけど、今はカレーですね。ご飯も胚芽米を新米とブレンドして炊いています。美味しいですね。

――忙しいとき、疲れを感じたときにリラックスする方法は？
ボルダリングが好きなんですが、登ってる時はそのことしか考えられなくて、他のことは全部忘れられるのでリフレッシュできますね。最近は月に１、2回しか行ってないけど、家でボルダリング用の懸垂をしてます。ジムが苦手で、オフに人がいっぱいいるところに行くのが好きじゃないので、家に懸垂の台と有酸素運動ができる室内用のエアロバイクを買ってトレーニングしてます。散歩も好きですね。昔は休みの日は寝ちゃってたんですけど、最近は8時くらい、日によっては6時、7時に起きています。お酒が好きなんですけどコロナ禍を経て深酒しなくなったのもあって、健康的な生活になったと思います。家にいる時間が増えたのでベランダも充実させまして、自分でウッドデッキと人工芝を敷いて、朝からベランダで台本読んだりしてますね。今は寒いですけど、朝の時間っていいと思うんですよね。都心に住んでても夜は星も見えますし。この間は流星群や月食を家から見ました。ご飯も運動も、ゆっくりする時間も家で完結してます。

――｢これがあると頑張れる！｣というものや、自分へのご褒美的なイベントはありますか？
山登りかな。毎日のことで言うと、家で晩酌するのを楽しみにしてます。飲むのはビールや焼酎、ウィスキー…最近は焼酎のお湯割りにハマってますね。

――‘23年は映画やドラマ、舞台などのお仕事が続き、多忙な年になるとか。今年の抱負や目標、実現したいことがあれば教えてください。
ありがたいことに‘23年はお仕事が今まで以上に忙しくなりそうなので、体調をくずさないことが一番かな。現場によって共演者もスタッフさんも違いますから、その場の空気に助けられて切り替えられると思うので、あまり自分で抱え込まずに、周りの人たちを信じて助けてもらえればいいなと思っています。たぶん怒涛の日々が続くと思うので、毎日を楽しんでいたら1年が終わった、っていうふうになれたらいいですね。